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映画「茜色に焼かれる」 観るのも辛くなるような人間ドラマ

映画「茜色に焼かれる」を観ました。

Amazonプライムビデオで配信されていたので、「どんな映画か観てみようかな」程度で視聴しました。どういった内容などはまったく知りませんでした。

尾野真千子さんが演じる、主人公の田中良子は不慮の交通事故で夫を亡くします。

しかし、加害者の高齢者は無罪となります。また、良子は慰謝料の受け取りを拒否します。

金銭的に余裕がない中で、良子は中学生の息子と暮らします。

・自身が経営していたカフェの閉店
・義父の老人ホームの費用
・夫の愛人の子どもへの養育費
・息子は同級生からいじめ

他にも、良子に降りかかる多くの災難。人としての尊厳を踏みにじられるような多くの事柄。胸が締めつけられて苦しくなりました。

映画を見る人の立場や環境によって感想に賛否ありそうな感じはしますが、個人的には観ることができてよかった作品でした。

「映倫」により、刺激の強い性愛描写がみられるとのことでR15指定の作品となっています。その点が気になる方はご注意ください。


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