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239. 私が最近絵を描く理由

母によれば私は幼少の頃、絵を描くことが好きだったらしい。
にも関わらず絵・工作・美術といった科目をどうしても好きになれなかった学生時代。
おそらく原因は私の幼稚園時代に遡る。


おもひで


あれはたしか幼稚園年少期、早生まれの私が3歳になってすぐの頃だったように思う。
お絵かきの時間だった。お題はなんでもよかった、はずなのだが…
よく思い出せないのは消し去りたかった記憶だったからなのか。
私は何らかの絵を描いたが、当時の担任の先生は私の絵を認めなかった。
なぜだかは分からないが、他の皆が絵を描き終え教室を去って後も、ただ一人、私のみが泣きながら絵を描き続けた記憶がある。
私がお題に沿った絵を描かなかったのか、担任の嫌がらせだったのか。
先生に怒られ、理由も分からぬままに、彼女が良しとするまでただただ絵を描き続けた、そんな思い出だけが鮮明に残っている。
激しく泣く自分と、怒りの表情をぶつけてくる担任。
今思い返してみてもとても苦しい。

母は当時、私からこの事案について聞いたことはなかったらしい。
しかしながら生まれて間もない頃から絵を描き始め、周りからも天才的だとおだて持て囃されていたのにいつからか全く絵を描かなくなった私を不思議に思ってはいたそうだ。

小学校では図画工作の授業があったが、なぜだか意欲が湧かない。
中学校の美術でもそれは同じだった。
高校では遂に選択科目としての美術を選ばなかった。
図を描く、工作をする、デッサンをする…etc、何かをデザインしそれを表現するということに対して強烈な苦手意識を抱いていた。

「絵を描くのは下手なんだ」

私はいつもそう思い、人にもそう伝えた。誰に言われたわけでもないのに。
この思いは私を強く縛り、描くことから自分を遠ざけようとした。
避ければ経験を得られず向上もしない、この言葉はいつしか自分にとって真実に他ならなくなった。


そして


なぜ私は絵に対して苦手意識を持っているのか、それを理解しようと過去を振り返り分析した結果導き出されたのが上記の幼稚園の頃の経験である。
担任の彼女に絵を下手だとか言われた記憶もないのだが、私のなかでは彼女に何らか「絵を否定された」という経験として強く残っているのだろう。

「まったくあいつのせいで俺が歩むはずだった輝かしい画家人生が台無しだぜ」

と思いつつ、そんな訳のわからない・定かでない記憶に人生を操作されるのもまた不快であるので、最近は絵を描いてInstagramに投稿するという活動をしているのでよかったらご覧になってくださると幸いです。↓(頻度が低い、もっと…)


お絵かきInsta

https://www.instagram.com/please_consult_me_freely/


なんか書いててめちゃめちゃムカついてきた…そもそも教師も嫌いで…….
とちょっとここからについては記事を分けようかと思う、まったく腹が立つぜ🧍‍♂️

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