見出し画像

扉の向こう側に導いてくれる出会い

気付いたら履歴を見ると全く更新していなかった。

さすが飽き性な私。久しぶりに描こうかなあ。


数日前から、「なんでもっと早く読まなかったんや!」と思いながら愛読している本がある。

画像1

私の大好きな占い師、しいたけ.さんのエッセイ本

「しいたけ.の部屋」である。

帯に書いてるように、まさに読んでいてやさしく毛布をかけられているような、心温まるエッセイ本だ。

この本を読んでいると、「これは私のことを書いているのでは!?」「もう本当にすんごく分かる」と思うことがたくさんあった。

今回はその中でも特に心撃ち抜かれた言葉を

ネタバレしない程度に紹介したいと思う。


人間関係のことについて書かれている第4章に

こんな項目があった。

「引き合う人には2種類ある」

しいたけさんは人との出会いについてこう書いていた。

人との出会いって2種類あると思うのです。       ①同じ匂いがする者同士が引き合う出会い         ② 「扉の向こう側」に導いてくれる出会い

私はこの部分を読んで自分が今、昔から長く深い関係でいられている人ってまさにこの2つの出会いだったかもしれないなあと感じた。

私は性格的に、どちらかというと前に出ること、自己主張することが苦手だ。好奇心はある割に控えめでいたい自分もいるし、あまり冒険したくないし大きな変化はあんまり好きじゃない。イケイケな感じとかを斜めから見てしまうようなタイプである。

しかし私の周りにいる人、ずっと仲良くしてくれてる人はどちらかといえば冒険しがちで、大きな変化に飛び込んで、痛い目にもあいながらも、それをおちゃめに笑い話にしてくれたりなんかして。私のやることにももっとガンガンいったれ!感満載の人が多いかもしれない。自分には真似できないところがたくさんある。

ちなみにこれはこのしいたけさんの言うタイプの②に当てはまる。

でも、「お、中々破天荒なことしてるんやな」というような話をしてくれる子もやっぱりなぜか自分と少しだけ同じような匂いがあったりもする。

実は控えめな自分を変えたくて冒険をしている人、イケイケな雰囲気に飛び込むくせに後からさんざんやっぱり落ち着く平穏な居場所を求めている人。楽観的で、いつもしょうもないな~なんて言われていながらも自らあまり話さない影を持っている人。

このタイプは①に当てはまる。

人との出会いって「ご縁」ともいうが、自分とは違っているところやこうあったらいいなという「扉の向こう側に導いてくれる人」と一緒にいたら落ち着くような「同じ匂いがする人」と出会うようにできているのかもしれない。

特に、扉の向こう側に導いてくれる人といるとなんだか奇跡的に嬉しいことが沢山起こる。これもしいたけさんの本の第一章に書いていた「運を味方につけるには」にもとても当てはまる。ネタバレになるので運気の話はまた今度。


この話にわざわざ出すようなことではないが、私にも人生初めての彼氏ができた。20…(ピー)年間独り身だった私にとって「人と付き合う」ということは本当人生の一大イベントであり、今となっても信じられない。

今まで友達から聞いたカップルの幸せエピソードも深刻な喧嘩話も、自分がこれから起こることになるかもしれないなんて想像したこともなかった。

この出会いも「扉の向こう側に導いてくれる人」であった。私とはまったく違った楽観的で明るいタイプではあるくせに、どこか影をもっていて実はすごく真面目で見えないとこで沢山苦労をしていて、一緒にいると落ち着くような人。

こう思える人に出会うまでに時間はすごく時間が

かかったけど、

その分だけ「扉に導いてくれる出会い」と「同じ匂いがするもの同士が引き合う出会い」を大切にしたい。

そしてそれに気付かせてくれたしいたけ.さんとの

出会いも私にとってすごく貴重なのだ。

いつかしいたけさんにお会いしたいなあ。