出かけない日々に
パンばかり焼いている。
きっかけは在宅勤務だった。もともと出不精な上に家にいるのが好きで、そうなるともうほとんど外出をしなくて、パン屋に行く機会が無くなった。
食材も宅配で届けてもらうようになったので、スーパーすら行っていない。
快適だ。
快適なのだけど、同時に食い意地もはっているのでカンパーニュが食べられないことが残念だった。もともと近所にはハード系のパン屋さんは無くて、街中に行った折に買っていたので手に入れる機会ごとなくなった。
よし、作ろう。
出不精プラス食い意地の結論がこのように意味のわからないことになり、amazonで材料を買った。出不精なので。
本も一冊買った。ネットで見られるレシピは、ある程度作れるようになったら参考になるけど、初心者は本で基礎をまなまねばならないはずだ。
初心者にも優しそうな本にした。
ちなみに大正解だった。何をどうしたら良いか全部写真付きで丁寧に書いてある。じっと読んでいると順番にやっていけば自分にも作れそうな気がする。
作れそうな気がしたので作ってみた。
多少焦げたがきちんとパンが出来た。
ああ、これでパン屋に行かなくてもパンが食べられる。
というの謎の安堵を得た。
パン作りは、在宅勤務と相性が良い。
なんせ発酵という待ち時間が長い。
夜仕事終わったあとなどにやると、発酵時間の間に寝てしまったりして過発酵になるので朝捏ねて仕事中発酵させて終わったら焼くぐらいが丁度よい。※過発酵でも焼いたらちゃんとパンになった。案外懐が深い。
発酵が終わった生地を仕事の合間に成形するのも気分転換になって良い。
過集中の傾向があるので一旦気分をリセットするとその後の作業も効率が上がる。
とても良い。
というわけでパンばかり焼いている。
※関係無いけど、質問サイトで裁縫やパン作りなどの初心者の素朴な疑問に答える経験者や上級者はなぜにあんなにも攻撃的なのか。これについてはまた別の機会に考えてみたい。
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