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健康とは。健診とは。

健診。健康診断。
自分の健康状態を調べるものだ、もちろん。

健康か、そうでない部分があるかないか。

わかってる。わかっているんです。大事なことだって。
だがしかし毎年思わずにはいられない。

健康診断というのは健康に悪くないか?

前日夜から絶食し、水分も制限し、もちろん当日朝から何も口にせず。

朝の各種ラテでカロリーとカフェインを摂取することでなんとか目を覚まし
大量の麦茶で乾いた身体を一気に潤している身にはただでさえキツいというのに

そんなカッサカサでフラフラの状態で受付をしたらば尿の提出をまず求められる。水分摂ってないから出ないよ。さらにただでさえ血の巡っていない身体から血を抜いたあげく、やたら質量の重そうな白い液体を大量にのみ(バリウム)、破壊力抜群の粒を飲み込み(発泡剤)、げっぷするなとかおわったからはやくげっぷしろとか、とどめに悪魔の粒をアドオンして(下剤)、全部終わったら今度は掌を返したように水分も食事もしっかり大量に摂るようにか。

無茶言うな。と、思う。

終わったら終わったで迫りくる魔術(腹痛)との戦いが待っているし、なのに食べたり飲んだりしなければならないのが辛いし、これは精神衛生上含め本当に健康に悪いのではないかと思う。いや、悪い。

つまり健診とは、少しの健康を犠牲にして大きな不健康の種を見つけるために行う高度な全体最適化行為なわけだ。

みたいなことをつらつらと毎年考えているのは
そうでもしないと悪魔(下剤)との戦いをやり過ごせないからです。いたた。

※ちなみに健診センターの人たちはコロナ対策でガッチガチのフル装備で大変だろうにみなさん揃って優しく感じよく手際よく、まぶしい感じでした。

※お医者さんの問診も、流れ作業的に滑らかに終わるのかと思ったら、驚くほど親身になってくれて、寝室のカーテンの色についてアドバイスくれた。


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