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年賀状作製記2024

あけましておめでとうございます。
たまには自分で絵を描いてみようということで、2022年に続き年賀状を描いてみることにしました(事情により2023年は中断)。

※試作品は試し塗りの部分などお見苦しいところもありますが、ご容赦ください…。

2024年は辰年ということで龍を描いた絵を参考にさせていただくことに。真っ先に思いついたのは葛飾北斎の「富士越龍図」。ということで富士山と龍をメインに、「謹賀新年」をロゴ風に描いてみることにしました(配色は会社支給のジャンパーがモデル)。2022年はほぼ1枚ずつ手描きになってしまい凄まじく時間がかかったので、今回は1枚描いたものを印刷することにしてインクジェットのハガキを用意しました。画材はお気に入りの「あやかし水彩毛筆 彩」を使用します。とりあえず書いてみた第1稿がこちら。

酷いな!これなら出さない方がましだ!!具体的に何が問題かというと、
・色が滲みすぎている。彩ってこんなに滲んだか?
・輪郭線の太さが変。ポップでもなければくっきりもしてない。
・「謹賀新年」の文字が中途半端な手書き感。白抜きにするよりも格子模様を全部塗ってしまってホワイトで文字を書いた方がいいか?

上記反省を元に輪郭線をなくしたバージョンがこちら。

全くよくなった気がしない…。
・そもそも手描きでインクジェット紙を使ったのが間違ってたような…。
・龍の存在感が中途半端。元々意識していた「富士越龍図」に倣って小さくした方がおしゃれか?
・龍を緑色で塗ったが、微妙。いっそのこと富士山と龍を同じ色にした方が日の出の逆光で影になっている感じがあって良いかも。

ということで普通紙のハガキに第3稿を作成。

普通紙だと滲まないな。この方がしっくりきます。こちらを印刷して、そこに「謹賀新年」をホワイトで手書き、挨拶を崩した字体で書いてみることにしました。もう少し立体感が欲しかったので和紙で雲と模様を足すことに。印刷すると隅が白くなるのでシールを貼って隠しました。何パターンか作ってみました。

・こちらがベース。

・何となく名古屋っぽい模様(まだ名古屋にいるので)。

・日の出を意識して赤味を足したバージョン。

もう少し完成度を高めたかった気もしますが、今回はこれで行くことにしました。来年もチャレンジしてみたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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