見出し画像

和の景色が楽しめるカフェ【純喫茶リエール】

季節の変わり目で暑かったり寒かったりと身体がびっくりしています。
だって鼻をずびずび。目をごしごしさせるんだもの。これじゃ眠ることすらままなりません。
まったく……異常気象とはよくいったものですね。

さてさて。本日はお久しぶりのカフェ巡り。
相変わらず外観とかありませんが、是非とも楽しんでくださいね。

1:純喫茶リエール

前から行きたかった和歌浦にあるおしゃれすぎるお店です。
通ることも稀で、海水浴にも縁遠いもやし。だって塩害受けちゃいますからね。
けれどあの辺りの風景って、何故だか浦島太郎の世界観を感じるんですよ。建物はきちんと現代なのに。
おっと話が逸れてしまいましたね。

おしゃれ度で言えば甲乙つけがたい【趣味色全開カフェ、Dix-Huit18(ディズウィット)】で紹介したお店とは真逆のコンセプト。
あちらが洋であればこちらは純喫茶。古民家を利用してできた『和』を前面に押し出してきます。
玄関を上がり店内に案内されてまず驚くのが奥行きです。
全部の間仕切りを取り払った店内は確かに広い。
けれどその奥にある窓の向こう側。庭までを一つの空間として見せる光景は、室内に居ながら解放感に浸らせてくれます。

なるほど、純喫茶やるな。食べる前から美味しいぜ。

意気揚々とそんなことを考えるご機嫌なもやしは、店員さんに「席は自由に選んでいい」と言われて窓際にお座り。
改めて見ると広さはあるももの、もっと広大な印象のあった庭にはそれほど奥行きはありませんでした。
板間と奥の庭。二つを合わせた奥行きで現実以上の風景を見せるだなんて、すごい工夫ですよね!
なんか日本ってこういう錯覚を狙った建て方が上手い気がします。

2:実食

このお店はランチはありませんが、OPEN~昼2時までモーニングセットが利用できます。
名前が違うだけとはいえ、普段ならランチの時間なのに、と豪華な朝ごはんにニヤニヤしてしまいます。

艶がきらめくハンバーグ、ローストビーフの肉料理。
サラダやフルーツ、奥のマッシュカボチャ(?)と栄養バランスに配慮し。
絶対美味しい煮卵、エビフライと焦げたチーズが食欲をそそるグラタン。
もはや主食と言えるのか。存在感が薄まったトーストに、かわいいレンゲが刺さったコーンスープ。

とにかく豪華。どうだい。綺麗だろ……?
もやしが選んだのは九種類の料理が乗った【九マス弁当】でした。
種類の多さは味の豊富さです。どれから食べるか迷ってしまいますよね。

それぞれ一口大なので、大事に食べていくもあっさりなくなる小口サイズ。
もっとハンバーグが。もっとチーズが。もっとエビが。と欲求が止まらないのに、しっかりとお腹を満たしてくれます。
特にスープがいい味してました……。また食べたいなぁ。

他にも茶粥や本家本元のモーニングなんてメニューもありました。
どちらも美味しそうなんですけどね……ここに来たら九マス弁当を選んでしまいそうですね(笑

さてさて。お待ちかね。
ここまで深堀りはしたものの、これまでは正直前座です。
だってここは『純喫茶』です。このままデザートを食べずに帰るなんてもったいないっ!
とはいえお腹はそこそこ膨れている。ならばっ!!

いろいろと目を引くデザートはありました……。
これでもかと生クリームやアイス、フルーツが乗ったものがっ!
しかしもやしが選んだのはシンプルイズベスト! なプレーンでございます!

噛むとサクサクと口当たりがよく、仄かな甘い香りを残してするりとほどけて消えていく。
添えられたメープルやバターを掛ければ甘味が一層際立ち、気付けば一枚ぺろりと食べてしまっていました。
うーむ……下手にフルーツとかアイスを乗せない方が素朴な味わいを感じられるかもしれない。
ま、次行ったときは間違いなくプレーン以外を頼むけどねっ!

3:まとめ

今回、料理しか写真を載せていませんが、これは意図的なものです。
料理はもちろん美味しかった。けれど何より『美味しい』のは環境です。
あの広大さを味わうためには行って体感してこそだと思います。

なんて言い訳を入れつつ反省会。
実際は「写真という『枠(わく)』に収めてしまうともったいない」って感じたんですよね。
店内に居た時間は一時間ちょっとでしたが、体感ではもっと長かった。
それだけ情報に溢れていた場所なので、記事を見て満足せずに是非足を運んでみてほしいですね。

ここで少し注意をば。
この店、最初に言った通り古民家を下地に作られています。
このため国体道路の海側から行くと長い壁の向こうに急に入口が出てきます。
一応看板はあるのですが、道路標識の陰にフッと見えるくらいなので意識しておかないと見落としてしまうんですよね。
逆に大浦街道の山側からなら壁に切れ目があるのでわかりやすい。
気付けば通り過ぎてしまっていた、なんてことは普通にあります。(※もやしはこれで二度行く機会を逸しました)


それでは改めまして。

――ここへ来たなら景色を感じよ

もやしと同じ体感ができれば幸いです。


参考までにお店の情報を掲載しておきます。
(※正確な情報が必要な場合は直接店舗にお問い合わせください)

店舗名:純喫茶リエール
住所:和歌山県和歌山市和歌浦中3丁目5-5
電話番号:073-499-8698
営業時間:10時~16時
定休日:火曜日(日曜営業)

公式SNS・HP
https://junkissalierre.com/
https://www.instagram.com/junkissalierre/?hl=ja
https://www.facebook.com/wakaura.lierre/

食べログ
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30007986/

何かご要望やおすすめのお店がありましたら教えて下さいね!
美味しいお店が多いのは間違いないので、是非とも一緒に開拓していきましょう!

#おいでよ和歌山 #和歌山グルメ #もやしめし #和歌山 #和歌浦 #和風 #カフェ #ワッフル #純喫茶リエール #グルメ #体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?