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一人旅にはまった理由

お久しぶりの投稿になりますが、皆様はいかがお過ごしですか?

今回は一人旅の良さを普及したく、キーボードを叩いております。

ただ、今回は私の性格や嗜好にかなり影響されているので、「いや、それは違うやろ」みたいなのもあるかと思います。

また、表現上、友人と旅行に行く時との比較がでてきますが、決してそれを批判しているのではなく、「一人だとこういう楽しみ方があるよ!」っていう一つの意見です。こいつこんなこと言ってるから旅行誘うのやめようぜはやめて下さい。泣きます。

1.近況

まずは近況から。

11月1週目に3泊4日で北海道旅行に行ってきました!

昨年は小樽、札幌を1泊2日で観光したのですが、今回は小樽、札幌、函館を観光してきました!2年連続北海道にしたのはすっかり北海道の良さに気づいてしまったからです!

(それについては、それはまた違う記事にしたいと思います。)

今回の旅の詳細を知りたい方は私のInstagramを見つけてください(笑)



2.一人旅の良さ

早速本題です。

これを箇条書きにするとこの3つに絞られるかなと思います。

①欲に忠実でいられる
②歴史と文化にどっぷり浸れる
➂感受性が磨かれる


①欲に忠実でいられる

ここでの【欲】は「してみたい、やってみたい」、旅行先で抱く「好奇心」や「冒険心」を指すとします。

普段生活を送る上でも、どれだけ気を許した友人に対しても多少は気遣いしますよね。

私は自分の性格上、相手に選択権を委ねることが多いです。

友人といる際に、AとBで迷ったとしましょう。自分の中ではAがいいなと思っていても私は絶対友人に「どっちがいい?」と確認します。そこで友人がBがいいと言えば、私は友人の選択を支持します。だからといってAの方がよかったなーなんて思うことは無く、むしろBの方がよかったのかも?なんて思う事も多いです。

これは不器用な私なりの気遣いの一種です。

(良くないなと自覚はしているので自分の意見を主張しようと試みているのですが中々上手くいかず。これで友人関係に苦労したことはないのでこのままでもいいかなとも思ったり(笑))

旅行は、慣れない土地で、友人と言っても所詮赤の他人と共に過ごす時間。

上手く進めることができれば関係を良好にさせる潤滑油に。上手くいかなければ歯車を詰まらせる砂利に。

そう思うと普段の生活よりも気遣いセンサーが敏感に作動するような気がします。

特に女の子同士だとご飯や行き先にはすごく気を使います。今のご時世だと「インスタ映え」とかもあるので、店の外観や内装、メニューなんかもあらかじめ下調べしたりなんかして。

それが楽しかったりするときもあるのですが、度が過ぎると正直煩わしくて無駄な時間に思えてしまうのです。

1人だと、3日連続昼ごはんが海鮮丼でもいい。突然行先を変えてもいい。

せっかくだから公共交通機関を使わずバカみたいな距離を歩いてもいい。

ちょっとリスキーだけど挑戦してみたいことがあるならやってみたらいい。

もし、上手くいかなくても全部自分の責任。
極端に言えば、事件や事故に巻き込まれても責任は全部自分にあるのだから、好奇心や冒険心をもっと大切にしたいのです。自分の判断にもっと責任を持ちたいのです。

昨年、初めて一人旅にでて、【欲に忠実になること】に快感を覚えてしまった不器用な人間の1人が私です。

②歴史と文化にどっぷり浸かれる

1人で旅行に行くと、立て看板やパンフレットを熟読したり、現地の方に話を聞いたりする機会が増えます。一言で言うなら一人旅は「教養」を得る時間でもあると思うのです。

中学生の頃に教科書で見た土方歳三。新選組の副長という一言だけでなく、実際に彼が活躍した、生きていた証を目の前にするとすごく愛着がわきます。

北海道は港として異国の文化を吸収していた場所でもあります。日本文化の保護が進んでいる内陸部に住んでいる私にとって、北海道は異国そのものです。

それを時間に縛られることなく、自分の納得いくまで学ぶ事ができるのは一人旅ならではです。①欲に忠実でいられるにも少し関わってくるかもしれませんが、知的好奇心は財産です。学びへの意欲は何歳になっても大切にしたい。

そうは言っても、五稜郭はどうしてあのような形をしているのか。要塞の構造は?なんてことを知っていても何の役にも立たないかもしれません。

でも、知らないより知っていた方がいいような気はしますし、知識の引き出しはいくつあっても困りません。

ミルクボーイの言葉を借りるのであれば「こんなんいくらあってもいいですからね~」の精神です。

➂感受性が磨かれる

感受性とは【ものを感じ取る能力】のことです。つまり、あるものを見てそこから何を感じるか、そして考えるかという事です。

あなたはこの写真を見て何を感じ、考えますか?


1人で見ていると、「街灯が暖色で温かみがあって綺麗だな」「夜景を綺麗に見せるための工夫なのかな」「雪国だから雪と光の反射の兼ね合いでこの色の方が都合がいいのかな」なんてことは考えていました。

しかし、友人とこの景色を見ていたならば、一言「綺麗だね」と感情を共有する事に重点を置くため、感じる内容やさらにそれを言語化することにエネルギーを使うことはありません。

高校生のころ、Twitterでこのような画像を見たことを思い出しました。

(画像の出典元が分からなかったので、画像を見つけたサイトのリンクを張っておきます。)
https://twicolle-plus.com/articles/305082

ここでは頭のいい人、悪い人と表現していますが、私はこれを「感受性が豊な人」「感受性が乏しい人」だと考えます。ある物を見て、いくつ考えることができるか。これも先ほど②歴史と文化にどっぷり浸かれるで述べたように多ければ多いほうがいいというものではないかもしれません。しかし、感受性が豊かな方が乏しいよりもいいかと思います。

3.最後に

以上が私が一人旅にはまった理由です。

3つどれも自分を人間らしく生かすために必要なものだと確信しています。だから、ブランド品を買ったり、資格の勉強をしたり、ジムに通ったりするのと同様に、自分を高める自己投資であると位置づけています。

社会人になっても、自分の目で見て、感じたことを言語化し、そして不器用な自分を甘やかすことのできる贅沢な自己投資を趣味として持ち続けたいと思います。

ここまで勧めておいてなんですが、一人旅は危険も心細くなることもあります。私が一人旅に行けるのは旅行の話を聞いてくれる友人がいて、家で心配してくれる家族が待っていてくれるからです。

そんな大切な人たちと時間を共有する旅行もたまには行ってみたいものです。きっと一人旅では得られないものを見つけることができるのでしょう。
このようなご時世で中々難しいかもしれませんが、是非行きましょう。

これからもたくさんの場所に行けますように。



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