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『ぽんこつ』な私が走る理由②

私事ですが、私は先日29歳の誕生日を迎えました。


そんな私の、数年前からの恐怖は、「いつか自分が変われなくなるのではないか」というものです。


一般に、若い人ほど柔軟な思考ができ、逆に歳をとるほど頭が硬くなって自分の考えに固執したり、新しい挑戦ができなくなると言われます。

自分もいつか「最近の若者は…」なんて言いながら、古い考えに捉われて新しい発想についていけなくなるのではないか、今の自分がわかっている範囲の狭い世界で生きていくことになるのではないかと考えて、怖くてたまらなかったんです。

そんな私、小中学生の頃から、体育などでは体が硬いキャラで床から手が10cm以上離れていることは当たり前。

それが、ここ最近は20cm以上になってるな、なんなら猫背もひどくなってるかもと気付いたのは大学生のとき。

そこから毎日柔軟やストレッチをしてみたり、ピラティスに行ってみたり、猫背矯正に行ってみたり。


それでもすぐに効果が出るものではありませんでした。なにより、モチベーションがそこまでなかった。

なぜならば「20歳すぎたらあとは下降していく」という、刷り込みのようなものが自分の中にあったためです。
「だから変わらなくても仕方がない」「あとは維持するための努力なんだ」と、変わることを諦めていました。


今なら、20歳そこそこでそんなこと言うなと叱りたいくらいです💢笑


その考えが変わったのは、「ランニングで体が柔らかくなる」という体験をしてから。


意味がわからないですよね?笑
なんで走ったら体が柔らかくなるんだ!って笑

彩依さんに「騙されたと思って、ひとまず走ってみよー😆」と言われて初めて一緒に走ったとき。
「私の体の硬さを甘くみているな?笑」なーんて、今だから言えますが、実は超ひねくれた気持ちで走っておりました。笑

ただ、前回も書いたように一緒におしゃべりしながら走るのは楽しかったんです。
それに、"早く走るための走り方"ではなく、"体を整えるための走り方"というのが新鮮でした。

彩依さんとのおしゃべりに乗せられて、あれよあれよという間に2kmくらいを走ったり歩いたりして前屈をしてみるとびっくり。


床から20cm離れていた手が、10cmほど床に近づいたんです。


小中学生のとき、「イチローだって北島康介だって体硬いらしいから、私には柔軟性はいらないのだー!」なんて言い訳だけは一丁前にしていた私は崩れ落ちました。


あー1回でこんなに柔らかくなるなら、もしかしたら、本当にもしかしたらだけど、いつか床に手のひらがつくかもしれない、そう思ったんです。


20歳をすぎてから初めてできるようになることがある。
しかも、一般的に、子供のときの方ができると言われることが、大人になってできるようになるかもしれない。
大袈裟かもしれませんが、そのことに心が震えました。

さらに付け加えると、床に手がついたことがない人が、初めて手のひらをつけた感動というのは、もうそれはそれは大きくて、目に映る世界がパラレルワールドに切り替わったくらいの衝撃があります。

あれ、流石に大袈裟すぎますか?笑
少なくとも私の世界は、あの時に切り替わりましたよ、多分🤣笑


大人になってもできるようになることがある。
変わり続けたいという思いを、思いで終わらせないことができる。
その経験が、「いつか変われなくなるのではないか」という恐怖をなくしてくれました。

そして、"自分はいつになっても変われるのだから、どんどん新しいことに挑戦して失敗しながら改善していけばいい"と、前向きな気持ちになることができたんです。

いつだって成長できる自分でいたい。
60歳になっても80歳になっても同じことを言っていたい。

「ぽんこつ」な私が走る理由(その2)
→ 自分がいつまで変われるのか知りたくて

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■参加方法
下記、オープンチャットへご参加ください。
参加費:
無料!(入場料やスタジオ使用料等は実費をいただきます)

参加条件:
YouTube「あいチャンネル」の撮影可能な方

オープンチャット「ぽんこつランニングくらぶ」
https://line.me/ti/g2/VMyZWqEk7xzrNnhfFcNj0g?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

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