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桃源郷的な手触りだが真実を見つけるほど喪失を感じる自分. そんな,脳内が澄んだ水のようになって消えゆく世界でも夢と調和し絶望から希望の世界へ!これは夢であると自覚しながら見ている夢の曲.どうせなら暴れてみようぜ.僕の「明晰夢」をどうぞよろしく.

この曲をレジュメにするとこんな感じでしょうか。まさに「絶望から希望へ!」みたいな世界が似合ってるなって自分でも思いますけどね。皆さんはどう感じてるでしょうか。



明晰夢、実はタイトルができたのは最後の方なんです。最初は恍惚となった夢のような空間、言葉では形容し難いあの謎の空間を描こうと思ったんですよね。すき、焦がれる、恋、妄想、溢れる、絶えず絶えず思う、惑わされる、感傷とロマンティシズム。そこから生まれる堕落に絶望も、思いを駆け巡る郷愁も全部ひっくるめて、そんな感覚を思い起こさせる瞬間の事を歌いたかったんですよね。僕が最近口々に言ってる「夢の中で醒める」という感覚です。

実はここら辺から既に原案は出来上がっていたんですよね。この記事の内容は本当に他愛もない絶望的な独白なんですけども.... そんな負の感情からスタートしてます。

そしてちゃんと形にしなきゃいけないなと思ったのが今年の9月後半ごろ。スタッフさんとも新曲のリリースの話になりこの曲しかないだろうとなりました。今後ポピュラリティーのある作品に挑戦していくだろうから、その作品が出る前に自分のやりたいことを一気にやっちゃおうと思ったんですよね。だから1番内省に振り切ってる作品かもしれないですね。

そして感想をいただいた中で驚いたのが「imsodigital 」,「煌めき」に次ぐ3部作の最終章を聴いてるような気がしました。というものでした。これは実は的を得ていて、無自覚的にもそんな思いで作ってたんだと思います。

「imsodigital 」はいわば僕の中では内省的な世界へ飛び込んだ最初の作品で、その集大成みたいなものが「煌めき」。そしてもっともっと内省的な世界に潜り込んで行ったのが「明晰夢」なんです。

「あなたの煌めきを忘れたくない」という想いから、「私はそこから何も救われない」という絶望と、「その運命すら何かとかけ合わさった瞬間に疾走するような希望」みたいなものが同時に生まれ始めました。

僕のロマンティシズムがどんどん悪賢い生き方を持ち始めてるなと多かれ少なかれ感じたのもあるでしょう。ここから脱出しなければならない。さもなければ僕はこの桃源郷的な手触りに殺されてしまう!対人関係と内的自省のバランスがおかしくなり何も手につかなかった夜もあった。今思えばお前は本当に頑張ったよ。と我ながら褒め称えたいぐらいですけど。

でも生きることを決めた。自己との葛藤で生まれる拒絶、桃源郷的な世界で身を浸すのも、あなたの本の中の世界からも離れて歌を作ってやる!それでも偽善的に聞こえるかもしてないけど今はただ生きて生きてたくさん歌ってやる。という思いでいっぱいなんです。口語体でお届けしているのは、言葉によって仮面を被さり偽善的に聞こえて欲しくないからというのはあります。いつもの内的自省ならいいんですけど。

だからそんな絶望と希望が混ざったいわゆるレクイエム的な楽曲なんです。夢心地ではあるけど自己への陶酔は許さない、夢なんだけど自分がコントロールできている。「明晰夢」。夢の地平ではあるけれど、現実の喪失と夢の希望が共存する世界はあるはず!聴いてくれる人が僕の明晰夢の中で会えたら幸せですね。どうせなら暴れてやりましょうよ。たくさん聴いて、是非この世界に浸ってください。


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消えゆく世界でも夢と調和し絶望から希望の世界へ!

okkaaa

他愛もない独白を読んでくれてありがとうございます。個人的な発信ではありますが、サポートしてくださる皆様に感謝しています。本当にありがとうございます。