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【2022版】手持ちカメラ用途解説と、機材の選び方

こんにちは。
今回の内容は端的に言って自分語り系なので多少写真趣味やカメラに触れたことがある方向けの内容ですが、同時に今後カメラを買おうと思うが何買えばいいかわからんという方に「おっかーとかいうやつがこういう基準でカメラ選んでたな…」という感じで一つの参考になれば幸いです。
どういう基準で選んでいるのかという結論が気になる方は目次から一気に飛んじゃっても大丈夫です。

また2022年版と銘打ってるのは来年以降機材が変わって同じような記事書くかもしれないからです。
来年(2023年)はそんな変わってないとは思いますが…(思いたい)

そんな感じでそれぞれのカメラについて自分が感じる利点欠点、そして用途について書いていきます。
あとそれぞれ細かなスペックについては書くと長くなっちゃうんでわからなければ適当にググってください。


前提ー普段自分が撮ってるものについて

自分が撮ってるのはほぼ路上スナップや旅行先の記録などが中心で人物ポトレなどは撮ってないです。
特に路上スナップ撮りは生活に組み込んでるので常に何かしらカメラは荷物として入れておきたいという前提です。
こうしてまとめてみて今にして考えると、「撮りたい」という思ったらすぐ撮れるようにというのを基準に機材を揃えていってた気がします。


カメラボディについて

フルサイズのEOS R6をメインに、コンデジのGRIIIxとLeica C-LUXで隙間を補助するというのが概要です。

・EOS R6

利点は暗所撮影を含めなんでもできる点(曖昧ですんません)
欠点は画素数的にトリミングする時は少し気を付けないといけない点

今の自分にとってすべての基準としているカメラになります。
発色の豊かさや十分なAF、暗所への強さ等何をやらせても80点以上出してくれる頼れるカメラです。
このカメラについてはこれを書いている2022年9月時点で購入7か月経っており長期レビューという形で色々書きたいなと思いますのであまり詳細は書きませんがとにかく凄く便利です(語彙)
R6の他にGRやLeica C-LUXなどのコンデジを使っていますが基本的にはR6と同じような発色になるようRAW現像で調整しています。
つまり他のカメラで撮った写真もR6で撮った写真の雰囲気に近づけているという感じです。

欠点として書いたトリミングに関しては画素数的に原則少し考えないといけないはずですが画素半分くらい削るトリミングしても大した劣化を感じないのでガツガツトリミングしてます。
いずれにせよこのカメラは画素数多い方ではないのでその辺意識はするけど表現の幅は狭めないように、というとこでしょうか。
正直R6の画素数で困ったことは無いです。

抜群の暗所耐性
色の表現もいい感じ
半分くらいトリミングで画素削ってますがそんなに問題なし

用途というか、使うタイミングとしては「今日は良い写真を撮るぞ~」と思った時全てです。
メインカメラかつメイン使いしてるのはR6だけなので「撮るぞ」と思ったらとりあえずR6です。
とはいえ1日中写真を撮れる日もあれば半日しか撮れない日、3時間しか撮れない日、1時間しか撮れない日と、日によって写真に割ける時間も色々あるので時間やモチベーションなど加味しながら手持ちのレンズのどれかを使います。
レンズについては後ほど詳しく書きますね。

・RICOH GR IIIx

言わずと知れたスナップシューターの40mm版です。
小さくて軽いボディからは想像もつかないような画質の写真が撮れるので使う度驚かされます。

R6との比較、小さい
R6との厚み比較
めちゃくちゃ薄いのでポケットにも楽勝で入ります

利点は圧倒的速写性、コンデジとしては圧倒的な高画質、とにかく小さく軽い点
欠点はAF精度があまりよくないこと、AWBで色被りしやすい気がする点(特に青)

利点の速写性において、GRほど色んなスピード感が早いカメラってあまり無いんじゃないでしょうか?
それは電源の立ち上がりだったりシャッターレスポンスだったりとかとにかく全ての動作が早いんですよね。
たとえ電源を切ってても「あ、これ撮りたい」と思ったらほぼその瞬間にもう撮れているくらいの勢いです。
体感ですが、電源ボタン押して立ち上がるのに0.5秒、(被写体によるけど)AFどこかにピント合うの0.5秒、という感じでしょうか。
この動作の速さに加えて、スナップモードという予め定めておいたフォーカスに固定してAF動作すらせず瞬時に撮影できるというモードもあり自分は使い分けしています。
スナップモード時はフォーカス先を5m~∞にしておいて、親指にあたるFnボタンですぐフォーカスモードを切替られるようにしています。
また、こうしたハードの機能的な面だけでなくこのカメラの小ささ軽さは即座にカメラを取り出して撮るという動作のスピードも上げてくれます。

上記の速写性を活かして最近はTVモードでSS500で固定して歩きながらノールックで撮るのにハマってます。
写ってるも写ってないも運任せ天任せという最強の無責任感はなかなか楽しいもので、しかも後で見返すと意外とちゃんと写ってたりして嬉しくなります。
人間の視野角に近い40mmだからこその楽しみな感はあります。
またフルサイズと違い被写界深度にそこまでシビアにならなくていいので歩留まりは意外と悪くないです。
いや当然失敗写真も作りまくってますけどね(笑)
最近自分の中で広角ブームなので28mmの無印GRIIIも欲しいなと思ってます、うーーーん。。

2枚ともノールックで撮った写真です。

センサーがAPS-Cと大きいので都心での暗所撮影もなかなか綺麗に撮れます。
さすがにSS稼がないといけないので昼時などに比べると物理的に速写性は落ちますが路上スナップ用途でなら個人的にISO6400くらいまではアリと感じるので明かりが潤沢な都心での夜間撮影くらいなら問題なくできちゃいます。

f5.0・SS1/25・ISO250
F5.6・SS1/25・ISO800
f5.0・SS1/25・ISO6400
f5.6・SS1/20・ISO6400

そして写真データはフルサイズに負けず劣らずなシャープさで仕上がります。
色表現はあまり得意じゃないかなという印象ですが、開き直ってモノクロにするとめちゃくちゃカッコよくなります。
これほどまでにスナップに特化したカメラもそうないのでは?
もはや機能美すら感じます。

欠点にあげた色被りは特に青空とか構図に入れると顕著かなと。
もしかしたら仕方ないのかもですがR6だと全然被らないので、ウ~~ン出来ればなんとかなってくれると最高だなという感じです。
ただこういうときは開き直ってモノクロにしちゃえば最高にカッコ良く仕上がります。

線が強く出やすくモノクロでカッコよく仕上がりやすい印象あります。
けど頑張れば色を見せる写真もけっこうイケます。
この辺はGRに限った話じゃないですがRAW現像スキルさえあればどうにかなるかなと思います。

GRでのお気に入りカラー写真

使うタイミングですが、「常に持っている」という状態です。
右ポケットはサブカメラを入れる定位置としていて、基本的にはGRを右ポケットに突っ込んでいます。
その日写真を撮る気があるか無いかとか、そもそも時間を割けるか割けないかとか関係なく常にポケットに入れています。
1日を過ごしていて突然写真撮る気力が湧いたらそのまま撮る、写真撮らなかったとしてもめちゃくちゃ軽いんでマァヨシ、そんな感じ。

またメインのR6を持って行っても常にカメラバッグから出しているわけではないです。
たとえば旅先への道中の電車とかでは面倒なので大体しまってます。
そういう時でも撮りたいタイミングはいくらでもやってくるので、そういう時もGRの出番です。
「ポケットに入る」という利便性は地味に、しかし力強く撮影の機会損失を減らしてくれます。

ただ例外的にGRを持たないタイミングあり、それは「旅先の日中」です。
というのも後述のもう1つ持ってるコンデジであるLeica C-LUXが24-360mmのズームレンジで利便性が高いため、旅先の日中だとそちらがポケットに入っていることが多いからです。
ただその時もGRを家に置いていくわけではなく、大体カメラバッグに締まっておきます。
このもう1つのコンデジは1インチセンサーかつF値も高く暗所には弱いため、暗くなってきたら暗所でもそこそこ撮れるGRをポケットに戻すという流れです。

旅先での一例ですが、
①旅先へ出発、旅先への行く電車ではポケットにGR
何の気なしに車窓などを撮る

②旅先に到着、ポケットのカメラをGRからLeica C-LUXに変更
GRはカメラバッグにしまう

③夕方とか暗くなってきたらポケットのカメラをGRに戻す
Leica C-LUXはカメラバッグにしまう

このような流れで持ち替えてます。
最近GR気に入ってるのでめちゃくちゃに語っちゃいましたね(笑)

・Leica C-LUX(Panasonic TX-2)

Leicaバッジが最高にカッコいい

自分が持ってるのはLeica C-LUXの方ですがこの二つは中身同じなので同列で記載します。

利点は1インチコンデジでありながら24-360という広いズームレンジとギリギリポケットに入るくらいのサイズ感というトータルバランス、バッテリー持ちが意外と良い点。
欠点はコンデジにしてはちょっとデカくてかさばる、F値が暗い、250mm以降の描写がちょっと眠い、ズームレンジ広すぎてどの画角で撮るか迷う点、GRに比べると電源の立ち上がり含め全体的にもっさりしてる点。

特徴はなんといってもこのズームレンジでしょう。
ポケットサイズの1インチコンデジで15倍ズームまでいけるのってたぶん唯一無二じゃないでしょうか?(他にあったらすいません)
SonyのRX100mk7も1インチコンデジで24-200というズームレンジは魅力的で購入候補でしたがこちらの方がズームレンジ的に便利だったのでこちらを選びました。
ただしあちらの方が一回り小さいのでこの辺はカメラの大きさとズームレンジのトレードオフだと思います。

さてズームレンジは便利なんですが、不思議なものでここまで画角の選択肢があるとGRみたく迷いなくパシャパシャいけないんですよね。
どの画角にするか考える隙が一瞬生まれちゃうというか。
基準となる焦点距離として50mmで固定しておくとか工夫はしてますが、GRと比べると微妙に重い動作や物理的にも少し重たいことも相俟ってどうしても速写性においてはGRに1歩劣る感は否めません。

それと便利ゆえ仕方ないかもですが250mm以降の描写は眠くなりがちです。
焦点距離長いとピントもシビアになるので仕方ないかもですが撮るもの選ばないと「思ったより画質が良くない…」となりがちです。
200mm以下はけっこうシャープなんですが…

35mm換算200mm
35mm換算250mm
35mm換算360mm

あとはF値が暗いので露出にはいつも以上に神経質になるし夜なんかはちょっと厳しいです。
というか暗いシチュエーションだと自分の場合R6かGR使っちゃいます。
この辺は得意不得意を考えて使い分けですね。

そしてコンデジとしては少し大きいのでポケットに入れてるとさすがにけっこう膨らみます(笑)
とはいえこの便利さは代えがたいので明るさが十分な環境かつR6で撮れない画角の補助に大変重宝しています。
ボディのサイズ感ちょっと大きいですが1インチコンデジでこのズームレンジは唯一無二なのでオススメです。

用途としては主に目当ての撮影現場や旅先でのR6の補助です。(日中限定)
つまり24-360mmのズームレンジを活かしてR6で撮れない画角をこのコンデジで撮るというのがメインです。
たとえばR6にRF24-105mmを付けてる場合当然R6で撮れる画角は24~105mm域なので、100mm以降の望遠域を撮りたい時にポケットに入れておいたLeica C-LUXを出して撮るという流れです。
後述の50mm単焦点を付けてる時の補助としても使ったりします。
ただし暗所には弱いのでこれをやるのは基本日中のみで、暗くなったらGRの項目で書いたようにポケットに入れるコンデジをGRに変えてC-LUXは鞄にしまっちゃいます。

あまり望遠にすると描写が眠くなってしまいますが、200mmまでの描写は全く問題ないのでR6で24-105・C-LUXで100-200の画角を撮ることでまるで70-200のレンズにシームレスに切替をしているかのようなスピード感で色んな画角での撮影を可能にします。
この切替が便利すぎてこの後書きますがR6用に持ってるRF70-200F4という望遠小三元のズームレンズの出番が激減しました(笑)

余談ですが、中身同じのPanasonicのTX2でなくLeicaの方にしたのは当時TX2の在庫が無かったのと、TX2と数万違いでLeica版を買えたこと、そして何よりLeicaバッジを見てテンションが上がったからです(笑)


レンズについて

以下はR6に付けるレンズについてです。
全てRFマウントです。

・RF24-105 F4 L IS USM

いわゆる小三元ズームのF4通し標準域レンズで、R6には恐らく9割方このレンズを付けています。
R6とこのレンズの組み合わせで撮れる写真の色を自分の中での基準としています。

この組み合わせで撮れないものってなんだろう?と思うくらい幅広くなんでも撮れます。
自分は写真を撮りに出かける時は大まかな場所以外撮るモノもどういう動きするかも決めず行き当たりばったりなことばかりなのでこういうなんでも撮れる組み合わせが一番助かります。
広角域から中望遠までほぼ画質変わらず万遍なく良く撮れるレンズだと思います。
あまりになんでも撮れて尖ったところがないのであまり語るところがありません(笑)

24mm
50mm
105mm

・RF50mm F1.2 L USM

上記のRF24-105mmで撮れないものはほぼ無く、なんでも撮れるカメラこそが至高!!!などと書いておいてなんですが、ずっとこの組み合わせでいると段々「何でも撮れる」状態がマンネリになってきます。
「あれ?自分は何が撮りたかったんだろう??」みたいな気分になってくるんですよね。
そんな状態になっても1日R6振り回してれば案外良い写真が撮れちゃったりするんですが、まぁ精神衛生上よろしくはないですよね。
「何でもできるは何もできない」とはよく言ったもので、マンネリになるとほんとに何をどう撮ればいいかわからなくなってきてしまいます。
そこでこのレンズの登場です。
つまり、マンネリ防止とか刺激が欲しい時に使います。

利点は写りがめちゃくちゃいいところ。
欠点は物理的にめちゃくちゃ重いところ。

このレンズは重さも描写も値段も全てが振り切っています。
なんだか口の悪い表現になり恐縮ですがこのレンズ、バカみたいな描写します。
アホです。
アホみたいによく写るしアホみたいに重い。
しかし描写については言葉にし難いんですがさっきの小三元より空気や雰囲気をも切り取っているような独特の描写をします。

先ほどの小三元もかなり良い描写をするんですがこのレンズはマジに圧倒的な描写をするので、単焦点なのもあり否応なしにマンネリは解消されます。
マンネリになってきたらもっとヤバいものを使って力ずくでどうにかする、まさに力こそパワー療法です(?)

わけわからん理屈はともかく、本当に素晴らしい描写してくれます。
かなり重いので長時間使ってると肩とかバキバキになるのが難点ですが、家に帰って取り込んだデータの極上具合はCanonユーザー全員一度は体験するべきと思うくらい素晴らしく感じます。

・RF70-200 F4 L IS USM

標準小三元の望遠版です。
RF24-105F4と違い上に全く同じズームレンジの大三元があるのでどうしても大三元の劣化版の印象があるんですが、特筆すべきは小ささ。
望遠域のLレンズなのにRF24-105F4と同程度の重さ・全長しかなくこのズームレンジのレンズとしてはとんでもなく小さいです。

小さい!

肝心の描写もさすがにLレンズだけあり普通にしっかりしていて大体の状況で80点くらいの描写を平均して出してくれます。
今日は圧縮効かせた写真撮りたいなぁと思った時に持ち出します。

以上がこのレンズの概要なのですが、正直全然使えてません。。
いや描写もいいし軽いしでこのレンズ自体は素晴らしいんですがいかんせん、RF24-105F4をメイン・105mm以降の画角をコンデジの24-360(Leica C-LUX)で補助するという組み合わせが便利すぎて全然持ち出すモチベ湧かないんですよね。
このレンズ付けてる時は圧縮系の描写に割り切ろうと思っても広角端が70mmだから個人的にスナップしにくいし…

使えば描写力高いしR6との組み合わせはコンデジでは絶対無理な暗所耐性というアドバンテージもあるんで売ったりする気はまだないのですが、気づけば1か月2か月防湿庫に眠ってたとかもザラだったり。。
普通に勿体ないのでどうしたもんかなぁ~というのがちょっとした悩みの種ですね。

100mm
130mm
200mm

描写はマジに素晴らしいです。

・RF50mm F1.8 STM

最後にRFユーザーなら皆持ってる(たぶん)であろう、超定番撒き餌レンズについてです。
利点は小型軽量なのに写りが良い点と圧倒的な安さ。
欠点はRF50mm F1.2の写りにはさすがに及ばない(当たり前体操)

このレンズの使い方について語る前にまず値段がけっこう衝撃的で、お値段なんと3万円未満。
フルサイズのカメラ持ってる方はわかると思いますがフルサイズ対応レンズとしてはアホみたいに安いです。
極端な話、EOS RPにこのレンズの組み合わせであれば、
EOS RP(約10万)+RF50F1.8(約3万)=13万
13万円で現行品のフルサイズカメラとレンズの組み合わせが揃っちゃいます。
他社の現行品フルサイズだとどれもカメラボディだけでも15万以上だし、なんならiphone14pro(16万~)より安いというなかなか衝撃的な安さです。
※Sonyα7IIもフルサイズで10万未満だけど現行品から外れてます

値段のことばっか話しちゃいましたが、肝心の写りは全く悪くないです。
というかむしろ良いです。
AFもしっかりしてるし軽いし安いしそしてこの写りというのは撒き餌と呼ばれる所以がわかります。

このレンズの欠点は割と無理やり書きました(笑)
そりゃ値段が10倍くらい違うレンズと比べたら高い方が写りいいだろうよ、と。
じゃあこのレンズがLレンズ版の10分の1の描写力しかないのかと言われたら絶対そんなことはないと思うので極めて高コスパだと思います。
そもそも安すぎるのでもし多少何か欠点見つけても、「まぁこの値段だし…」で終わります。
そう考えると実質無料みたいなものではないでしょうか(錯乱)

用途として、撮りたいという気持ちが中途半端なタイミングなんかにこれを付けてくことが多いです。
たとえばある休日に「今日は写真展を見に行こう!ついでに外でRAW現像の作業しよう!ついでにまだ読めてない写真集も読もう!ついでに写真展やってる町もできれば撮りたい!」と思った日があったとして、
このようにあれもこれもと全ての気持ちが中途半端な日に持っていくとちょうどいいです。
こういうなんとな~~く気軽なモチベーションの時にすごく良い写真が撮れたりすると、後からジンワリと達成感が湧き上がってきて気持ちが弾みます。これもまた写真趣味の醍醐味ですね。
撮りたいという気持ちが少しでも湧いたのならなるべくそれを捨てないように、とは考えてるのでこういう気軽に持って行けるレンズも一つあるといいと思います。


まとめ−結局カメラ選びにおいて何を考えればいいか

以上が自分が所持しているカメラ機材と用途です。
冒頭の話になりますが、基本的に自分は「撮りたい」という思ったらすぐ撮れるようにというのを念頭に機材を選んでたのかなと思います。
言い換えれば""撮影の機会損失""をどうしたら減らせるか、ということです。
たとえば…

①R6があれば日中は勿論、暗所でもISO30000くらいまでなら平気で使えるし手振れ補正も強力だからSSも稼げるしAFも優れているので日中だろうが夜だろうがカメラのスペック不足による機会損失が減ります。
②GRがあればR6を持ってない・カメラバッグにあるけど出すのが面倒、という時でも優れた可搬性と速写性でカメラを持ってない時の撮影機会の損失が減ります。
③Leica C-LUXがあれば遠くの被写体や圧縮を強く効かせた方が良いシチュエーションにも対応できるし50mm単焦点を使っていてもう少し広角が欲しいと思ってもカバーができ、画角の足りなさによる機会損失が減ります。
そして3つとも適切に使えば良い画質で写真を撮ることができます。

機材の選び方も色々あるでしょうが、路上スナップにおいていかに撮影の機会損失を減らせるか、これを念頭に置いた機材選定の自分の答えがこの組み合わせです。
とりあえず今は概ね満足していて「あのカメラや望遠レンズが絶対必要!!!!!」みたいなのは無いです。

カメラを買おうと思うor買ったけど、自分が何を撮りたいかわからない、という方は多いと思いますし自分も大体そんな感じです。
そういう時はとりあえず「撮影の機会損失を減らすにはどうすればいいか?」、もっと簡単に言えば、

・「いつでも何でも撮れるようにするにはどうすればいいか?」
・「予算的にどういうシチュエーションの撮影は捨てるか?」

これを念頭に置きご自身の予算と相談しながら調べて決めていくと機材選びで失敗しにくいかもしれないです。

以上になります。
何か参考になれば幸いです。
また何か思いついたら記事を書いてみようと思うのでよろしくお願いします。

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