![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130229220/rectangle_large_type_2_5238bb53bde68bf8caee7bc5bbdbcd45.png?width=1200)
【EDHおすすめジェネラル】リッチの女王、ヴァリーナ【統率者戦デッキ紹介】
どうも、土曜日は毎週EDHを楽しんでいるOKITEです!
この記事はyoutubeにアップしている動画の文字起こしとなっています。
動画で見たい人は下よりどうぞ。
今回紹介する統率者は「リッチの女王、ヴァリーナ」
デッキ名は、ヴァリーナウェーブといったところでしょうか。
ゾンビデッキとしては珍しく、3色使える統率者となっています。
前回は、腐敗の大鉈、ウィルヘルトを統率者として紹介しました。
ウィルヘルトは守りに強い、コンボ多めのデッキでしたが、このヴァリーナはかなり攻撃的なデッキです。
ゾンビを横展開させ、毎ターン殴りかかりましょう。
それにより、戦闘によるダメージで勝利を目指しつつ、ルーター能力でフィニッシャーやコンボパーツを集めます。
大量のゾンビで波の如く対戦相手に襲い掛かり、やむことのない恐怖を与えましょう。
まさに、ゾンビ映画さながらです。
デッキレベル5~6「BATTLE」中級者向けとなっています。
また、策謀の予見者、ラフィーンも同じような能力を持っています。
ゾンビに拘らなければ、ラフィーンもおすすめです。
それでは、統率者の紹介・デッキの動き・コンボ・お気に入りのカード・弱点などを解説していきます。
ジェネラルの紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1707388258856-fvizeRKdgu.png)
リッチの女王、ヴァリーナ
このカードは黒青白1、4/4、ゾンビ・ウィザードです。
リッチの女王、ヴァリーナの能力①
あなたが1体以上のゾンビで攻撃するたび、その総数に等しい枚数のカードを引き、その後それに等しい枚数のカードを捨てる。あなたはそれに等しい点数のライフを得る。
積極的にゾンビで攻撃する理由がこの能力。
攻撃したゾンビの数だけカードを引き、捨てることができます。
手札の不要なカードを入れ替えられるので、毎ターンゾンビを出し続けることが可能となります。
ゾンビを次々出すことで、ルーター能力が強化され、キーカードが集めやすいです。
また、墓地を素早く増やすこともできます。
全体除去を打たれてもゾンビの黙示録などで今以上のクリーチャーを戦場に出すことも可能です。
しかし、手札を入れ替えているだけです。
手札が増えているわけではありません。
闇市の人脈など、毎ターン追加ドローのできるカードも入れておきましょう。
あと、この能力にはゾンビ分のライフ回復もあります。
ゾンビで総攻撃することが多く、守りが疎かになることが多いですが、その点を補えているのも相性がいいです。
リッチの女王、ヴァリーナの能力②
(2),あなたの墓地からカード2枚を追放する:黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。
墓地のカードをゾンビトークンとして戦場に出せるこの能力。
タップ状態で出るので、出してすぐブロックに使うことはできません。
基本的には自分のターンが来る直前にマナが余っていれば使いましょう。
しかし、マナが余ってるからといって、何でも追放すればいいというわけではありません。
出来るだけクリーチャーではなく、土地などの再利用しないカードを選びましょう。
先ほども述べたように、ゾンビの黙示録など、大量リアニメイトもこのデッキの強みです。
終盤に活きるカードは墓地に残しておきましょう。
デッキの動き
ヴァリーナのルーター能力は、攻撃したゾンビの数だけ増えます。
ですので、マナコストの低いクリーチャーを序盤から展開し、能力を最大限に活かしましょう。
1マナのクリーチャーでは、屍肉喰らい・滅びし者の勇者・墓所破り・墓所這いを採用しています。
ヴァリーナを出したターンから、複数枚のカードを入れ替えられるようにデッキを組みましょう。
また、ルーター能力で捨てるカードの優先順は、①余った土地、②クリーチャー、③それ以外のカード、です。
手札に2枚以上の土地があっても意味がないので、捨てる最優先候補は土地。
次のクリーチャーを捨てる理由は、リアニメイト手段があるから。
それ以外のカードは、一度捨てると基本的に再利用ができません。
ですが、状況を見て②番と③番は逆でも構いません。
なぜなら、ゾンビは基本的にサイズが小さく、ロードによるサイズアップが必要な場合も多くあるからです。
ですので、ルーター能力でロードを引けば、優先して手札に残すことも考えましょう。
少しでもサイズを上げ、ブロックさせにくい状況を作ることが大切です。
このデッキはそのままゾンビの大群でライフを削りきることも可能です。
しかし、デッキレベルが高い試合ではそうもいきません。
ルーター能力でコンボパーツを手札に集め、決めれそうなタイミングで勝ちにいきましょう。
また、対戦相手をゾンビの対応に手こずらせ、リソースを吐かせるのも狙いの一つです。
ルーター補助クリーチャー
ルーター能力の補助になる、役に立つおすすめクリーチャーを紹介していきます。
ゾンビ使い
![](https://assets.st-note.com/img/1707388545482-5twAMEXo3u.jpg)
他のゾンビに沼渡りと再生を与えてくれるこのカード。
沼渡りのおかげでルーター能力を安全に行えます。
基本的に黒を含む対戦相手は1人はいるので、沼渡りが使えないということはないでしょう。
また、ヨーグモスの墳墓、アーボーグがあれば、全ての対戦相手を殴ることも可能です。
再生はブロックされても戦場に残せたり、若干の除去耐性を与えられます。
沼渡りがメインとなるカードですが、いざというときに役に立ちます。
あと、対戦相手のゾンビにも沼渡りと再生を与えます。
多相を持っているクリーチャーには気を付けましょう。
死の男爵
![](https://assets.st-note.com/img/1707388591259-nW4CT7TfHs.png)
他のゾンビに、接死とプラス1修正を与えてくれるこのカード。
接死とプラス1修正を与えることにより、ゾンビのブロックを躊躇させることに繋がります。
もしブロックされ、ゾンビが死亡したとしても、対戦相手のクリーチャーもほぼ確実に倒せるので損にはなりません。
また、ブロッカーとしてゾンビを1体残しておくだけで、守りも強くなります。
不可思議
![](https://assets.st-note.com/img/1707388657804-CPxCkPOEev.png)
墓地に置かれていると、全てのクリーチャーに飛行を与えてくれるこのカード。
全ての対戦相手が、飛行をブロックできるクリーチャーを用意できるということは少ないです。
ですので、このカードも安全に攻撃をすることに貢献してくれます。
このカードは攻撃時に墓地になくても、ヴァリーナの能力で墓地に落とせるのもポイントです。
コンボ
それでは強力であったり、勝ち手段となるコンボを紹介していきます。
ウィルヘルトのデッキ同様、無限コンボも搭載しています。
無限コンボは、ウィルヘルトのデッキ紹介をご覧ください。
リッチの女王、ヴァリーナと骨たかりの守銭奴
![](https://assets.st-note.com/img/1707388669802-BJXCsHGDKq.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1707388696123-5Pf9tDBEMB.png)
ヴァリーナのルーター時に、捨てるカードによって様々な効果をもたらしてくれるこのコンボ。
ルーター能力誘発時に、有用なインスタントカードはそれほど多くありません。
ですので、土地を捨てた時にでる黒2マナは、クリーチャーの起動型能力に使うのがいいでしょう。
ヴァリーナの起動型能力も2マナ必要なのでぴったりです。
その他のドロー能力も強力ですが、一番のお気に入りポイントは、クリーチャーを捨てた時に誘発する、ゾンビトークンの生成。
墓地にクリーチャーを落としつつ、戦場にゾンビを出せるので、盤面の強化と墓地肥やしを同時に行えます。
ブロッカーを用意しつつ総攻撃ができたり、さらなるルーター能力の強化につなげたり、出来ることの多さが魅力的です。
アーボーグのラタドラビックと墓所破り
![](https://assets.st-note.com/img/1707388732837-pC8qljSKhu.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1707388776242-0sB0uEFAqX.png)
全てのゾンビに警戒を与え、それをタップすることでドローにもなるこのコンボ。
殴り先があればとりあえず殴り、ブロックで死亡する時や自分のターンが来る前にタップしてドローできるなど、アドバンテージを稼ぎやすいです。
戦況を大きく変えるコンボではありませんが、攻守ともに優れ、リソースをフルに使うことができます。
お気に入りのカード
次は、デッキのキーとなるお気に入りのカードを紹介していきます。
偵察
![](https://assets.st-note.com/img/1707388938602-YdLIFuvpRT.jpg)
自分の攻撃クリーチャーをアンタップし、戦闘から取り除くこのカード。
攻撃した後のブロック指定ステップに起動すれば、通常ならブロックされ死亡するところ、それをなかったことにしてくれます。
ですので、ヴァリーナのルーター能力を誘発させた後、死亡するであろうクリーチャーを守ることができます。
とりあえず攻撃してみる、という動きができるのがかなり強力です。
また、戦闘終了ステップに起動すれば、ダメージを与えた後なので、疑似警戒能力として使うことも可能です。
使うタイミングで使い方が変わるので覚えておきましょう。
墓石の階段
![](https://assets.st-note.com/img/1707389094444-cyHcl3DJv1.jpg)
各ターンのアップキープの開始時に、自分の墓地にあるクリーチャーの数だけ2/2の速攻を持つゾンビを生成するこのカード。
ヴァリーナのルーター能力があるので、自分の墓地には大量のクリーチャーカードが落ちます。
ですので、対戦相手の出すゾンビより、多くのゾンビを出すことが可能となります。
とは言え、しっかり全員の墓地を確認して使いましょう。
気を付けないと利敵行為となります。
また、ルーター能力の強化だけではなく、むら気な召使いなど、戦場に出た時や死亡誘発とのシナジーが強力です。
各対戦相手のアップキープの開始時にも、墓石の階段は誘発するので、自分のターンが回ってくるまでに、かなりアドバンテージを稼いでくれます。
ですが、累加アップキープがあるので、維持するのは難しいです。
出して1、2ターンで勝負を決めましょう。
アルハマレットの書庫
![](https://assets.st-note.com/img/1707389139493-W2omv86V8O.png)
ライフ回復と通常ドロー以外のドローが2倍になるこのカード。
ヴァリーナの回復とルーター能力のドローが2倍になるので、相性がとてもいいです。
ルーターだけでは、そのうち手札がなくなります。
しかし、アルハマレットの書庫があれば、手札がなくなる心配はありません。
また、ドローだけですが同じ効果を持つ、テフェリーの永遠の洞察もこのデッキには入れています。
出来るだけゾンビを多く出し、大量ドローしたいところです。
デッキの弱点
ルーター能力が強力なヴァリーナですが、ヴァリーナ自身を除去されると辛いです。
小型クリーチャーが多いこのデッキにとって、ただクリーチャーを出すだけでは勝てません。
墓地を肥やしながらキーカードを手札に持ってくる動きを心掛けましょう。
また、攻撃することに特化したデッキです。
ヴァリーナのライフ回復があるとはいえ、ブロッカーも残さないといけません。
攻守ともに考えると、ルーター能力がフルに活かせないのも弱点です。
まとめ
大量のゾンビで襲いかかりたい
墓地を肥やして利用したい
戦闘ダメージとコンボの両方で勝利を目指したい
こういったプレイヤーに向いているデッキです。
詳しいデッキリストは下(説明欄に)あるので構築の際は参考にしてください。
また、おすすめのカードや面白いカードがあれば、コメント欄で教えてもらえると嬉しいです。
では、よいコマンダーライフを!
デッキリスト
リストは随時更新しています。
文章中に出てくるカードが抜けていることや、新たに採用したカードが入っている場合もあります。
リストのサイドボードと検討中には採用を検討しているものなどを入れています。
雑に入れているだけで、特に区別しているわけではありません。
EDHデッキ紹介やゲーム実況しています!
Twitterもやってます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?