🌸ＳＦファンタジー🌸🌸⭐️チャクラ⭐️⭐️。。あの世との会話。。　　　　　　　　　　　

⭐️筋書き⭐️
。。現在人間として生きている「僕」は、「チャクラ」が開き、過去に魚類として生きていた事や、植物として脳の中に存在している事などを思い出す。
そして、心の声。。
がどこからか囁き、人の身体の
ＤＮA情報が「僕」に流れてくるのだった。。
そして、「あの世の仕組み」もチャクラによって明かされるようになる。。

⭐️⭐️エピソード16     。。張り付いている心。。⭐️⭐️
彼女は人間界に生まれる前に樹木としで長い間生きていた。おそらく1000年は？生きただろうか？？彼女のＤＮＡは語りかけてくる。。
。。それは。。
30年以上に及ぶ
彼女との付き合いの中で何度も何度も彼女の心から押し寄せてくる重苦しい波動。。僕の心の中心部に押し寄せてくる。。言いようの無い深い悲しみのような感覚、息苦しさ。。おそらく30年間この苦しい感覚に対する呪縛が68歳の今、阿弥陀仏と出会った事でようやく解き放たれて来た事への深い喜びを僕は禁じ得る事が出来ないでいるのだ。。

。。。心の声が聞こえてくる。。
お前は本当に忍耐強くそして健気に、誠実に、時には煩悩に打ちひしがれながら彼女の心と真摯に付き合い、そして、私。。阿弥陀仏の本体と結ばれ、そしてまた未来永劫、彼女もそして、お前も無限なる心へと溶け合ってゆく事を可能としたのだ！

約1000年以上も樹木として、健気に喜びを持って生きて来た彼女だが、人間界に生まれて生きて行く為には、樹木の時に生きていた記憶を
もう一度取り戻し、そして、本体の心が幸福で喜びに満ちていながら、人間界として生きねばならない時には、人間としての煩悩である、怒りや恨みや罪悪感や自責心などあらゆるネガティヴな心を阿弥陀仏にあずけて行く。。という心のシステムを組み込まねばならない！

その事が成就するならば、彼女は肉体が無くなってからも、未来永劫、完全に心の自由を取り戻し、再び樹木として生きる事になっても、
巨大な樹木として、多くの獣や鳥や他の植物の生命を支える事の出来る生命体として生きる事が出来るだろう。。

。。彼女の心から響いてくるこの張り付いてくるような悲しみの感情の根源は？？
長い間、樹木の根としても生きて来た記憶。。それが人間界に宿った時に、何故？悲しみの感情として彼女の心に侵入してくるのか？？
。。

それは、ここからがもっと深い意味を持っているのだが。。

。。深い意味とは？？なんなのだ？。
声はこう説明する。。

彼女から響いてくる負の感情、切なく、悲しい心の響きは、獣や鳥や昆虫たちが肉体を失ってしまった時に、その本体である霊体が帰る場所を失って、彷徨っている心の姿なのだよ。。
。。？？？
昆虫や鳥や蛇。。などが？？肉体を失って？
彷徨っている。。帰る場所が無い。。？
声は答える。。
そうなのだ。彼女の中にある切なく悲しく説明のつかないネガティブな感情の根源は、生命体として帰る場所が無く彷徨っている心の姿なのだ。。！
それは？？「成仏していない彼らの心。。！」
？？
。。そうなのだ！
この世に生きているものはいずれ死に、そして
帰るべき場所に帰らねばならないのだ。
その場所とは。。どこか？
分かるか？？

。。あらゆる生命体が帰る場所。。？

「それも阿弥陀仏！極楽浄土！」
。。力強くその声は答える！

「あらゆる生命体は浄土に帰りそして再び新しい生命として生まれ変わるのだ！」
そして。。輪廻転生を何万回も繰り返しながら、阿弥陀仏は高い位を授け無限なる自由な心を与えて行く。。

日本人は仏教国。あらゆるものに生命が宿り、そして八百万の神が宿る。。とされている。
役目を終えた生命は根源的な場所に帰り、そして再び再生してこの地球に生命を持って生まれ変わる。。

あらゆる生命に感謝する。。という心は生命の本体が帰るべき所。。阿弥陀仏に帰り、そこで本体としての生命の再生を果たす！
という仕組みを作り出す。。

日本人は太古の昔。。何万年も前にアトランティス大陸やラムー、レムリア大陸という国々で高い文明を築いていた人類の末裔であると言われる。
しかし、その末裔は地球外から来た侵略者達によって滅ぼされ、高い文明は壊されたのだ。
そして、人類は縄文時代のように、原始的な生活を強いられるようになる。。だが、縄文時代の人間はアトランティス時代からの
平和的な暮らしを持つ遺伝子を受け継いでいたのだ。

12000年以上も縄文時代は継続したが、再び日本人のルーツである縄文人は他の大陸からの侵略を受け、滅ぼされ、弥生時代を迎えたのだった。

。。彼女の樹木としての年齢は1000年を超え、そしてその老木の健康度は低いものだった。。樹液は豊富であったが、樹木の水の成分は低くそろそろその大木は役目を終えようとしていた。。

樹木の根っこはボコボコと部分的に
飛び上がり不連続な形となっている。。。

。。その大木は天に昇ってゆき、天上界で暮らす。。という選択をしたのだ。彼女の足首に常に問題が起きて痛みが出るのは、その樹木として生きていた名残なのかもしれない。。

天上界での暮らしは長く、1000年も続いた。
天上界は楽しく喜びに満ちているものだったが、彼女の魂には、多くの未浄化の生命体。。
その多くは、昆虫であったり、花であったり、
哺乳類であったり。。肉体から離れた霊体としての生命体がおびただしいまでに、彼女の魂に
寄り添っているのだった。。

彼らは元の場所に帰れず宇宙を彷徨っている苦しみや悲しみに溢れていて、その悲しみの心が
彼女の心に反映しているのだった。。。、
その生命体は天上界で彷徨って、本来帰るべき場所である、極楽浄土に戻れないまま彼女の魂に寄り添っているのだ。。

しかし、
彼女の指導霊は彼女が、
人間界に生まれる事によって、彼らを
阿弥陀仏の元に戻し、彼らの生命を生まれ変わらせる！という役目を持たせたのだった。。

彼女は、彼女の母親の胎内にいる時から既に、
多くの古びた生命体を宿し、この世に生まれ落ちると、網膜の弱さ、皮膚の炎症に悩まされて
ゆく。。という人間界としての試練を持たされたのだ。

。。という事は、この人間界で生きる事によって過去に記憶した古い遺伝子の浄化。。つまり、遺伝子が生まれ変わる為に本来帰るべき場所である極楽浄土。。を行う事で、真の幸福を得る！という事になる？？

声が響いてくる。。
そうなのだよ。しかし彼女はお前と出逢う事で
阿弥陀仏と出会い、そして、新しい生命として
輝いてゆく。。という事になるのだ。