苦手と、一般常識と。

俺は、どちらかというとよく喋るタイプだ。仲良い人たちの前ではそれが特に顕著で、そんな奴と仲良くしてくれていつもありがとうと思っている(我ながら重いなぁ)。

しかし、その割に挨拶が苦手だ。ほぼ一言で終わる、最も手軽なコミュニケーションであるはずの挨拶。昔からこれが苦手なのだ。

多分、大きな声で挨拶をする=幼稚、バカっぽいと思っていた中高生時代の名残なのだろう。特に高校生以降は体育会系のような上下関係の厳しい空間にいたことがないので、挨拶しなくても誰も怒らない。怒られなきゃ出来ないっていうのもまた幼稚だが。ゼミも完全に一期生というある意味奇跡的な環境だったと今にして思う。

報告、連絡、相談とはよく言ったもので、挨拶はその3つ全てを円滑にするのにも役に立つし、まだ仕事もほとんどできないのだからそこだけはしっかりしろ、と今日上司にお叱りを受けた。まさにその通りだと思うし、挨拶を「ちゃんとしよう」と今日初めて思ったこと自体がなんか恥ずかしい。できて当たり前のことを、しっかりやっていこうと気を引き締める1日でした。

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