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人生はエッセイそのもの

最近、ClubHouseをはじめた。
 普段聞けないそれぞれの分野で活躍されている方のお話があちらこちらで聞けるのがとても興味深く、いろんなところで話を聞いている。

 そんな中、ふと耳が止まったのが、末吉宏臣さんのお話だった。
末吉さんは、数年に渡って毎日noteに投稿をされている。そんな末吉さんのお話がとても心に深く染み入った。

・エッセイは毒だし。
・その場で感じたいろんな感情をそのまま書いていく。
・かっこいいことを書こうとドヤっている自分をかっこ悪いと書けるのがエッセイ。
・最後まで書ききらなくても、途中で出しちゃうのもオッケー。
・何を書くか?よりも自分の目線で書くことがオリジナルになる。

そして、何よりも
・過去のブログにかっこ悪い自分がいたとしても、その全てを受容していく。
というお話が自分に響いた。

というのも、私自身も、過去に今を知る人には見られたくないブログを書いていたから。いわゆる芸能人のファンブログだ。

ちょうどブログなるものが流行り出した2008年から3年ほどはほぼ毎日書いていた。今読んでみると、言葉も拙いし、中身と言っても、こんなところが好き♡とか、かっこいい♡とか、だいぶ気持ち悪いことばかりが書かれている。ファン同士でないと共感できないだろう。

 当時は司法書士の受験勉強をしながら、その合間に毎日書いていた。自分にとって文章を書く基本になっているのは間違いない。脳裏には、その頃の懐かしい記憶と共に、勉強に、ブログを書くことに一生懸命に頑張っていた自分に思いを重ね、きゅんと胸が痛くなった。 

 あれから10年以上、私は何を思い、何を書いてきたんだろうか。
仕事にしたいと書いたブログ、自分の思いを書き連ねたブログ、何度も何度も新たに書きはじめては、途中でほったらかしにしてきた文章たちがネットの中に漂っている。紙に書いた日記なら、破って捨ててしまえばそれっきり。だけど、ネットに書いて放っている記事はこれからもずっと漂い続けていくのだろう。

今は拙いと思うけど、当時の私が自分を表現しようと一生懸命書き連ねた文章。そう思うと、愛おしくてたまらなくなる。

 末吉さんの話し方が本当に穏やかで優しく、愛の方だった。私もハートにパワーをいただき、踏み出す元気をいただけた。これから、また一歩踏み出していこうと思う。

人生、笑っていれば豊かで幸せになれる。
いつもあなたは大丈夫。

note 1日目 






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