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Last item

Last item(ラストアイテム)は「物を長く使う社会」をテーマに掲げ、オーダーメイドのリメイクサービスを行なっています。お客様の「使えなくなった思い出の品」に新しい命を吹き込みます。

リメイクの課題

物が使えなくなった場合、リメイクのように手を加えてもう一度使えるようにするという選択肢がある。しかし、これには一定のコスト(時間や費用)がかかるため、余程の物でなければ実践されていないのが現実だ。

Last item では、リメイクのような「再度使うための二次加工」を一般化させ、多くの人が「物を長く使う」を実践できる社会を作りたいと考えている。上記のような現状を踏まえ2つ方向性がある。リメイクに「付加価値をつける」または「コストを下げる」である。

高付加価値のリメイクとは?

高付加価値のリメイクについて考えた時に注目したのが「金継ぎ」である。金継ぎは、割れたり欠けたりした器を修復する手法の一つ。特筆すべきは、単に器を元通りにするのではなく、修繕箇所に金粉などを施すことで、より美しい器として生まれ変わらせることができるという点である。

しかし、金継ぎのように使わなくなった物をより美しく機能的な物へアップグレードする手法は多くない。そこで、Last item では「金継ぎの次をつくる」をスローガンに、一流の職人とデザイナーを起用し、日夜、リメイクの新しい形を考案している。

リメイクのコストを下げるには?

「Fairphone」は「自分の手でパーツを修理・交換できるスマートフォン」を販売しているオランダの電子機器メーカーである。デバイスは、標準ドライバーを使用して簡単に分解でき、専門的な知識がなくてもバッテリーやディスプレイを交換することができる。

リメイクのコストを下げるには「Fairphone」の事例ようにユーザーが二次加工をしやすいように設計する必要がある。初期投資だけでなくアフターサービスも拡充させる必要があり、参入ハードルは高い。Last itemでは、蓄積したリメイクのノウハウと職人とのコネクションを活かし、この「リメイクを前提とした商品開発」も行なっていきたいと考えている。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

Last itemでは、これからもリメイクの新しい形を模索していきます。もしご興味が湧いたらポートフォリオを見てもらえると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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