見出し画像

今週やったこと#50 (2024/3/15〜21)

京都芸術大学通信課程空間演出デザインコース3年次編入からの記録。やったことは定期的に記録に残しておきたいけど、毎日はしんどい。ということで、1週間単位でまとめている記事の第50回です。基本的に金曜日までの出来事を週末に更新だけど、先週と今週は例外。

今週の写真は、ついに来たぜ瓜生山!

ざっくり言うと

卒展を見に瓜生山に初見参。卒展を見にきたよ。TRの単位認定試験の結果が出て、1年目は47単位での着地が決定。2024年版の学習ガイドが届いて、気がつけばもうすぐ新年度開始ということで、来年のざっくりとした履修計画を立てる。

卒展見学前夜

3/15(金)に卒展を見るために初めて瓜生山に行ったのですが、その前日の夜、オフィスアワーがありました。この日は卒展のライブ中継。予習がてら新幹線の車内から参加です。ちょうど品川から名古屋にかけての時間帯でしたが、さすがに新幹線WiFiでは中継も途切れがち。それでも明日に向けていい予習ができたかなと思いつつ聞いてました。

卒展を見学

実は開始時間をろくに調べずに朝イチで行こうとしていたのですが、念のため確認したら11時開始とのこと。あとでも書きますが、事前に気になる建築物をいくつかピックアップしていたので、それらをいくつか訪れてから大学へ向かいます。

空デの卒展の内容は、プレゼンも聞いていたこともあり、だいたい知っていましたが、空デだけではなく、他にも建築やランドスケープ、グラフィックデザインなどの展示を中心に見てまわりました。入学前に選択を迷った学科ですね。

やっぱり1年間空デを学んできた贔屓目はあるにしても、空デの展示が一番充実しているというか、単純に見ていて楽しかったですね。あとはグラフィックデザインも、あ、コレ良いなというのがいくつもありました。

今年1年やってきて、建築系の科目の方が得意?だったので、建築やランドスケープの領域の展示に興味が惹かれると思っていました。しかし意外なことに、自分はイチから大規模な建築を作ることには、あまり興味がないんだと逆に気付かされる結果に。空間を作るにしても、自分の手の届きそうな小規模なものであったり、新築よりもリノベみたいに何かしら制約が存在する方が好きなのかなと感じてしまったわけです。(展示の質や内容の話ではなく、自分の興味の話です。念のため)

この日は通学部の卒業式の日と重なったこともあり、構内は袴姿の学生さんが大勢いらっしゃって、とても華やかな雰囲気でしたね。ただ、通信の卒展自体は、それほど混み合っておらず、空デの展示を見ている間も、自分以外に数人(数組)の方をお見受けした程度で、じっくりと展示を見ることができました。もし同じ日に現地にいらしていて、挙動不審なオジサンを見かけていたのであれば、それは私だったかもしれません(苦笑)

順調にいけば、自分も再来年度に卒制を迎えます。これまで卒制に対して、漠然と得体の知れない怖さみたいなものを感じていましたが、越えるべき高い壁はあるけど、そこを超えさえすれば何とかできるかも知れないというイメージはぼんやりと出てきました。といっても、テーマ含めて全く決まっていないですけどね…。あと1年じっくり考えたいと思います。

京都で良きものを見る

京都には数年に一度は来ており、有名な観光地はだいたい行ったことがあるので、今回の滞在では「神社仏閣は訪問しない」という縛りを入れてみました。

ということで、卒展訪問の前後の時間を使って、課題に関連したところや有名な建築を見てまわることに。京都は基本的に戦火を免れたため、1920〜30年代の近代建築も結構残っているんですよね。事前に数箇所を調べてまわってみました。

ACEホテル新風館

時間の都合で、ほとんどは外観を見て終わりになってしまったものの、書店でこちらの本を見つけて、現在訪れた建物を復習しています。読めば読むほど、これは時間をかけて内装も見たかったなと…。

汐留の伏線回収

汐留のパナソニック美術館で、フランク・ロイド・ライト展を見てきたことは、以前書いたと思います。日本における彼の建築で真っ先に挙がるのが、帝国ホテルですよね。玄関部分だけではあるものの、愛知県犬山市の明治村に保存されているということを知り、是非とも見てみたいとということで、京都で卒展を見た帰りに、名古屋で途中下車して行ってきました。

一応、博物館なので学生割引があり、素直に使わせて貰いました。60を越える数の文化財建築物を大人2000円(学生1600円)という入園料で維持していることには感服しますし、建物の中で、建築物に関連したテーマの歴史が学べるというコンセプトも素晴らしいのひとことです。ただ、名古屋から高速バスで1時間ちょい、周辺には貯水池という風光明媚な立地にあるため、もともと建築物が建っていた風景と、現在建物が保存されている場所とのイメージが噛み合わなくて違和感を少し感じたことも否定できません。

いずれにしても、目的だった帝国ホテルの変態的(最上級の褒め言葉です)な内外装をじっくりと見ることが出来たのは大収穫で、思わず内部を2.5周ぐらいしてしまいました。

これぞ変態の極み(褒めてます)


TRの試験結果が出て…

21日に冬期TRの単位認定試験の結果が出ました。今期は、空間構成材料とインテリア計画論2の2科目を受験して、両科目とも無事に合格点に届いていたので4単位積み上げ。3月はスクーリングは受けていないので、これで2023年度の取得単位数は確定で47単位となりました。なお、以前も書いていますが、小さなショップが未提出なので、卒制着手要件は満たしていません。

空間構成材料は、詳しくは書けませんが、試験の出題内容のネタにできるものが家の中にたくさんあったので、思ったことをありのままに書いてみたら、意外に点数が伸びていました。レポートより素点が良かったのは、年間を通じてマーケティング論とこの科目だけです。一方のインテリア計画論2は、レポートは良かったのですが、いつものパターンで試験で失速。

やっぱり、教科書の内容を踏まえた前提で、どれだけはみ出せるのかがTR科目には求められていると改めて実感しました。単位認定試験は、講評が出ないこともあり、どうしてもやっつけ感でテキストをまとめるだけで終わってしまうんですよね。

来年の履修プランをざっくりと立てる

先週、学習ガイドが届いたので、来年度の履修プランを考えてみています。学習ガイドを見た感じだと、以前発表されたスクーリング予定と変更はなさそう(見つけられなかった)ので、残りのTRとTWを合わせて、いつ頃やるかを考えてみました。

学習ガイド2024履修条件図

再来年度にゆとりを持って卒制に取り組むために、卒制関連以外の科目をすべて取ってしまうというのが2024年度の目標。ちゃんと計算していませんが、14単位取れば良いはず。

3年次スクーリングは、遠隔メインで行くと6〜8月に集中することになり、以前も書いた通り結構な連戦になります。連戦を避けるために、4月・5月に東京での対面受講で受けることも考えましたが、むしろ春期は前年度の積み残しであるTW小さなショップを提出して、早々に2025年度卒制着手フラグを立てて、同じく最後のTR科目である建築法規の単位認定試験を終え、すっきりした状態でスクーリングに臨んだ方が良いかなと、今のところは思っています。

スクーリングは、10科目の中から6科目を選択、かつ7科目以上は取れないようなので、いったんは遠隔で取れるV-1〜6を受講することとして、取りこぼしが出たら、秋・冬の京都で受講という想定で行こうかなと。科目の内容を見て、自分の興味のあるものを取るのが正しいというのは分かっているのですが。。。

続いてTW。3年次配当のTW2科目、五感の空間デザインとおもてなしのデザイン。夏期はスクーリング連戦で、おそらく手を出せないと思われるので、スクーリングが一段落する秋と冬にそれぞれ1科目ずつ取り組む感じにすれば、見るからに理想的なスケジュールになりそうです。

しかしながら、計画通りにコトが進まないのは、過去1年間で経験してきたので分かっています(笑)。順調なときは、前倒しで進めていくぐらいで行かないと、結局バッファを食い尽くして年度末に大慌てすることになるんですよね。。。もう少し詳細なスケジュールは、年度が変わる前には立てておきたいと思います。

他にも書きたいことはあるのですが、もう3000字を軽く越えてしまったので、今週はこんなところです。気がつけば2023年度最終週。来年度こそは華麗なスタートダッシュを決めるために、ややフライング気味で課題に取り組みたいところとか言いながら、いつものパターンになるのかな?

ほんじゃあまたね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?