今週やったこと#32 (2023/11/11〜)
京都芸術大学通信課程空間演出デザインコース3年次編入からの記録。やったことは定期的に記録に残しておきたいけど、毎日はしんどい。ということで、1週間単位でまとめている記事の第32回です。基本的に金曜日までの出来事を週末に更新。
ザックリ言うと
CADのスクーリング。ハイパー手を動かす系でぐったり。週明けに再開したリノベはブレイクスルー発見?というか締め切りに間に合わないなこれ。エスキスの講評動画が出たよ。木曜日はAdobe MAXへ。
CAD2Dのスクーリング
Win派?Mac派?
土日はCAD表現基礎2Dのスクーリングでした。自分はCADを触り始めて2ヶ月ちょっとくらい。操作にはだいぶ慣れてきた感があるものの、変に我流になっていた部分があるので、こうやって使うんだよという実践的な部分が吸収できればとの思いで参加です。
クラスは各自のPCのOSで分けることとなり、自分はMac組。モデルメイキング以来のT尾先生にご担当いただきました。Zoomの入室者数でザックリとカウントすると、3:2でMacの方が多いようでした。同じ日の外苑開催でも同じような比率だったとか。
自分もこれまで使ってきて、たまにクラッシュしたりと、Mac版のAutoCADに若干の脆さを感じていたのですが、こまめなファイル保存と日の終わりにはいったんAutoCADを閉じることで、テクニカルなトラブルは回避できました。中にはトラブルで苦労されている方もいらっしゃいましたが、Mac版だからではなく、どちらかというと単にAutoCAD自体に慣れていないことが原因かなという印象を持ちました。とは言え、建築系のアプリはWindowsの方が安定・充実しているのは事実ですね。(ITエンジニアとしての個人的感想です)
余裕のつもりが、自分でハードルを上げてしまう
肝心の実際の課題については、予想通りハイパー手を動かす系で、作りかけの図面を完成させるというものでした。完全初心者🔰という訳ではないので、授業のペースよりも若干先行するペースで進めながら、先生が実践的なテクニックをお話しされていると、少し手を止めて聞き入るという感じでした。
初日は30分くらい残業して、平面図と天井伏図をラフに作り上げるところまで。翌日の午前中ぐらいには断面図まで何となく書き上げたので、事前課題で出した家具の寸法図をCAD化して、それを今回の空間に配置するという追加課題もやることに。といっても、自分の用意した家具は巨大だったので既存空間には配置出来ず、代わりに平面図をまるっとコピーして配置したり、さらに細かなミスを修正していたら、結局締め切り間際まで掛かってしまいました。
しかし中間チェックで、この線の位置これで合っている?と秒で見抜かれた先生はさすがです。後で確認したら確かに40ミリズレていました。
振り返って
9月の初め頃にこの本で、写経を途中まで(平面図の章まで)やって、その後エスキスで実際に図面を書いてみてからの、今回CADのスクーリングを受講しました。結論から言うと、この順番で自分的には良かったなと思っています。
おそらく写経だけでは不十分で、エスキスで実際に図面を書いてみて、自分なりに苦労しながら何とか図面の書き方を実践し、今回のスクーリングで自己流になっていた部分を見つけつつ、T尾先生の実践的なテクニックもいくつも吸収できて収穫多しでした。これで、今後の課題をやるときもCADで図面が書けそうだという自信ができたと思います。
大学からの情報はちゃんと見ておこうね
授業のあとは、先生が何でも聞いて良いよとのことで、QAタイムに。ただCADに関することではなく、別の科目に関する質問もありのオフィスアワーみたいになってました。SketcUpのインストールに関しての質問がいくつも上がったのは、ちょっと驚きでした。1ヶ月以上前のオフィスアワーで取り上げられたもので、なおかつ学校からの季節のお便りメールでも、複数回告知されていた「過去の話題」だと思っていたので。。。
大学からの情報はきちんと読んでキャッチアップして、聞くだけでも良いからオフィスアワーにもスケジュールが許せば参加する、というのは弊学に限らず通信制大学で学習を継続するためのカギのひとつだなぁと思いながら聞いていました。
エスキスの講評動画を見る
11/14(火)の午後に、スクーリング科目エスキスの講評動画が公開されました。動画が5本公開されていて、それぞれ70分ぐらいと結構な長尺。すみませんが、自分の講評が出ている動画1本を先に見て、残りは時間があるときに見ることにしました。
講評の流れとしては、担当してくださった先生がプレゼンシートの内容を説明して、その後他のクラスを担当された2人の先生がコメントするという形式でした。自分の作品に対する講評としては、コンセプトと実際の展示が乖離しているよという指摘もありました。和風のコンセプトを取り上げたのですが、その要素が少し足りないのではということだったのですが、一方で屋根の骨組構造は和風っぽくないのが逆に面白いから、剥き出しにするのもありでは?という真逆の指摘があったり。エスキスの過程を見ていない先生方からの率直なコメントというのも面白いものですね。
ポジティブ要素としては、断面図は詳細に書けていて分かりやすいというお褒めのコメントもありました。ま、なぜか壁面の断熱材のウネウネまで一部表現しましたからね(笑)。他の方のを見ても、そこまでやっている人はなかなかおらず。
とはいえ、今日は講評動画が公開されただけで、採点結果が出るのはおそらく月末です。これがどう素点に反映されるのかは注目してみましょう。
プレゼンシートに関する個人的な感想
ところで、プレゼンシートをどう書くべきかというのは、現在すまいのリノベをやっていることもあり、とても気になるところです。自分の場合、エスキスでは模型写真を多めに配置しつつ、文章も結構書き込んだのですが、そこに書いてある文章を詳細に読まれて講評されているという感じは受けませんでした。そりゃそうですよね。学生数が多すぎるので、いちいち読んでいられないのかもと思いました。
あと、プレゼンシートということで、顧客向けの文面とするか、添削してくださる先生向けにするかという点については、どちらで書いても問題なさそうというのは分かりました。自分の場合は、完全に顧客向け視線で描いていましたが、すでに言ったとおり文章を熟読されている訳ではないので、やはりビジュアルで訴える部分の要素の方が大きいのかなという印象です。
といった点をリノベのプレゼンシートにも活かそうかと思います。ただ、これはS科目だからそうなのかもしれず、TW科目だとまた違うのかもと思ったり、結局評価される先生次第なのかもしれませんね。(←結論出てないw)
すまいのリノベ
話は前後しますが、週明けからすまいのリノベを再開しました。先週の段階で窓の開けられない北側に居室を配置するというケアレスミスをしていることに気がついてしまい、ゾーニングからやり直しています。これは、インテリア計画論Iのレポートを書いているときにテキストに居室には窓が必要と書いてあったことをふと思い出して気付くことができました。提出前に気づいたからラッキーだったと思いましょう。
その一方で、作業に手戻りが発生してしまい、来週の月曜日(11/20)までにまとめることは、ほぼ絶望的な状況になってしまいました。とは言え、TRの試験対策を始める20日まではすまいのリノベの作業を続けます。
これを書いている金曜日の時点で、間取りのイメージはだいたいできて、順番は逆ですがブロックプランの検討と採用理由まで完了。そこから平面図(現時点で進捗50%くらい)の詳細化、展開図、パース。。。まだまだ先は長い。さらに、後で書きますが、ちょっとコンセプトと設計方針を修正した方がいいなと思っており、やはり提出は1月になりそうです。
これで、当初計画からは4単位(2科目)のビハインドとなってしまいます。もともと冬期は科目数を少し減らした計画にしており、遅れた場合のバッファにするつもりでいましたが、ちょうどそのバッファを食い尽くしてしまいました。冬にやる科目もなかなか重たいのは事実ですから、さらに遅れるかもしれません。それでもこればっかりは出来る範囲で進めるしかありません。当初のターゲットである3年での卒業はまだまだ狙える位置なので、悲観する必要はありません。
AdobeMaxに行ってきた
課題が間に合わないと言いつつ、11/16(木)には東京ビッグサイトで開催されていたAdobeMaxを見学してきました。学生料金だと3000円(一般20000円、早期予約10000円)というお得価格なので、行かないのはもったいないと思い、突撃してみました。
以前もどこかで書きましたが、自分がデザインを学ぼうと思ったのはデジタルツールの発達があったから。その先端を行くAdobeの世界を見てみようというのは、自分の中で至極自然な流れだったりします。この秋にAdobe製品のアップデートかけた方はご存知だと思いますが、Adobe FireflyによるAI 自動生成が使えるようになったので、その話題が当然多めでした。
Keynoteを含めて朝から5本ほどセッションを聞いて、異口同音に指摘されていたのは、AIに生成させるためには、プロンプトで作りたいものを言語化して伝えなくてはならないということ。AIは先人たちが「タグ付け」したものを学習しているわけですから、それを使う我々もそれ相応の知識を求められるというコトを意味していると実感しました。
ちなみに
昼休みの限られた時間ではありましたが、同じく東京ビッグサイトで開催中だった Japan Home & Building Show 2023 もちらっと見てきました。
そのなかで、Project Design Competitionという展示があって、いわゆるプレゼンボードが20件くらい展示されており、これはプレボの書き方のお手本となりそうでかなり有益でした。今自分が作っているすまいのリノベのコンセプトや設計方針がちょっと弱いなと感じたので、このへんもアップデートかけるつもりです(さらに提出が遅れる)。ついでに、安藤忠雄さんのサイン本が当たるという抽選にも投票してきましたw
話はAdobe MAXに戻ります。セッションに参加してアンケートに答えるとポイントがもらえるというシステムになっていました。当選確率50%のノベルティの抽選を3回連続で外した時には、A評価は固いなと思っていた科目の採点がB評価だったときぐらいのショックを受けましたが、参加賞のAdobe CCのボールペンを握りしめ、最後は会場で貰ったただ酒(缶ビール1本)を飲んで退散しました。
今週はこんなところです。そういえば、今日から冬のスクーリングの先行予約期間が始まってますね。みなさまもお忘れなく。
ほんじゃあまたね。
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