『世界にひとつの物語』

書きたいと書けないの狭間で今日も揺れる。
時間が無いのを言い訳にして書かなかったんじゃない。
きっと時間があっても書けなかったんだろうと思う。
書きたいなぁと思ってアプリを立ち上げ、
真っ白な画面に文字を打ち込む。
時間にしてたったの3分。でも今は無理。
空に浮かぶ雲は今日もただ流れていた。

それでもきっとまた書くのだろう。
私は書く事が好きだから。
書くことでしか自己表現が出来ない
不器用な人なのだから。
誰がが歌うように、誰かが絵を描くように、誰かが声を録音して公開するように、
私は書こう。
どんな物語でも、どんな世界でも。
画面の向こうにいる、
あなたに向けて書いていこう。

この手が、いつまた物語を生み出すのか。
それは分からない。
今日かも知れないし明日かも知れない。
今週中かも知れないし今月中かも知れない。
それでも出来る準備は進めておく。
全て上手く行くなんて思ってないから。

ただ君を想って歌う歌。
僕がきっと君に届けるから。

こうしてアウトプットすることで
僕の、私の意識は交わり
僕は、私は
僕の、私の
物語を生み出していく

どんな世界で
どんな僕がどんな君を
愛するのだろう

たった1人、愛するあなたに
世界でたったひとつの物語を贈ろう

それが私に出来るたったひとつの贈り物


僕の人生をかけた壮大な物語

『世界にひとつの物語』



~終~

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