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首里城2022年秋⑥終
2019年10月31日に燃えてしまった首里城の正殿は、現在どうなっているのでしょうか?
お待たせしました!いよいよ火事のあった現場です。
前回はこちらです。
首里城2022年秋⑤
はじめから読みたい方はこちらです。
首里城2022年秋①
奉神門(ほうしんもん)をくぐると、目の前には白い建物が現れました。
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これは何でしょうか?
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わー。いい眺め♡
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はっ……
景色に見とれている場合ではありません。
建物の中はどうなっているのでしょうか?
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案内板を見つけました。
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窓からは復興のためにおこなわれている伝統の技の作業工程をのぞくことができるようです。案内板に書かれていた説明文を記載しておきます。
原寸場:実物大の図面を描く
木材を加工する際に使用する実物大の図面(原寸図)を描く場所が「原寸場(げんすんば)」です。伝統木造建築では、複雑な形に加工された部材を正確に組み上げることが求められます。原寸図により、破風板(はふいた)や軒先の部材をより正確に美しく加工することが可能になります。
木材倉庫:木材を保管する
正殿の復元では、大小さまざまな木材を数多く使用します。イヌマキ、オキナワウラジロガシ、ヒノキなどの木材を乾燥するのが2階の「木材倉庫」です。粗取り加工の時には1階の加工場に移動させて、終了すると2階の木材倉庫に戻して再び乾燥・保存管理するという流れをくり返して、仕上げていきます。
加工場:木材を加工する
正殿の復元に用いる木材を、大小さまざまな形の部材に加工する場所が「加工場」です。原寸図などをもとに、宮大工が木材ごとの性質や特徴に合わせて墨付け(墨で目印を付ける)を行い、部材の切り出しを行います。
中をのぞいてみると……
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パネル写真の方々しかいませんでした。これから木材を運ぶのでしょうか?
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建物の隣はフェンスで囲まれていました。おそらくここが正殿のあった御庭(うなー)でしょう。
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御庭(うなー)とはこちらです。
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伝統の技で再建するのは、とても大変なことなのでしょうね……。
正殿の再建は2026年を目指しているそうです。工程表がのっているホームページを貼っておきます。
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それにしても良い天気でした……
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おや……?
こちらのお方は……
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了承を得て、後ろ姿を写真にとらせてもらいました。
お役人の衣装だそうです。冠はハチマチと呼ばれて色で位が変わり、紫色は高級官僚だそうです。透けている着物は涼しそうですね。実際、昔の着物も夏用は透けていたそうです。
こちらには丁寧に集められた瓦礫がありました。
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……?
これはなんだろう?
ひげ?
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もとの姿はこちらです。
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龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)というそうです。案内板の説明をのせておきます。
龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)
首里城正殿の屋根に多くの焼き物を組み合わせて作った巨大な龍の装飾です。龍頭棟飾は、鉄製のフレームのうえにガラス繊維を含めたモルタルで形どり、その表面に焼物を張り付けていました。
さらに奥へ進むと、首里城復興展示室がありました。
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中に入ると寄付金の活用のパネルや復興にむけての展示物などがありました。
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あっ……
これは……
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正殿の軒先にあった獅子瓦のようです。
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もの悲しいね……
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2026年にはきっと再建できていることを願います!
今回のご案内はここまでとします。
実は、ここから先の順路も見どころがたくさんありますが、記事に書くと大変なことになりそうなのでやめておきます😅。
以前は立ち入りできなかった場所も今は整備されて見学可能となっていましたので、昔行ったことがある人にもおすすめですよ⭐️
沖縄に来た際には、ぜひ復興中の首里城にも足を運んでみてくださいね!
☆追記です。
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首里城には、このように民族衣装を身につけた方や警備の方がたくさんいらっしゃいました。話しかけてみると、皆さんとってもフレンドリーで気さくに質問に答えてくれました。ぜひ声をかけてみてくださいね!
今回ららみぃたんさんたちの企画した「noteで文化祭」の展示コーナーへ参加させていただいきました。複数回に分けての投稿となりましたが、ありがとうございました🙏✨
人と人との温かい交流を信じて、世界が平和になるように活動を続けていきたいと思います。