見出し画像

支援事例「広告デザイン 企業営業は」

令和 6 年 3 月 17 日 沖縄タイムス経済面掲載

豊富な経験 実績強みに

◆ 企業名 ユニコーン株式会社
◆ 業 種 広告デザイン・アート教室
◆ 所在地 宜野湾市
◆ 資本金 500万円
◆ 創 業 2020年
◆ 従業員 2人

【相談】
 役員のキャリアを生かして企業向けの広告デザインの仕事を増やしていきたいが、営業経験があまりなく、営業の仕方についてアドバイスが欲しい。

【回答】
 代表の張遠清(チョウ・エンセイ)さんは2020年に中国の北京から沖縄に移住し、ユニコーン株式会社を設立した。同社はグラフィックデザインとキャラクターデザインに特化し、役員の鄭丹(テー・タン)さんは長年「北京電通」に従事した事業経験豊富なクリエーティブディレクターでもある。また、北京には若手デザイナーで構成されたデザインチームも有している。現在は知人などの紹介による業務がメインとなっているが、今後はキャリアを生かして、法人企業向けの仕事を増やしていきたいと思っている。
 しかし日本での営業経験がないので、どう企業へアプローチしたら良いかが分からないので、営業の仕方について相談に来られた。
 会社の業務概要などについてヒアリングを行った。鄭さんは広告業界で15年以上の経験を持ち、中国国内の日本企業をはじめ数多くの大手企業の広告デザインを制作し、多くのデザイン賞も獲得していた。
 よろず支援拠点ではその実績を会社の強みとして営業するための、プレゼンテーション資料の作成と県内事業者への自社サービスの周知活動を提案した。

鄭丹さんが手がけた作品

 まず、プレゼンテーション資料の作成は、会社案内、鄭さんのプロフィル(経歴や受賞歴)、中国での制作事例、日本での制作事例などを入れることをアドバイスし、繰り返しの相談の結果、資料が完成し資料を使った営業を行うことができた。
 現在は、ビジネスマッチングイベントへの参加やクライアントからの紹介などにより新規顧客が少しずつ増えており、売り上げも順序に伸びてきた。
 さらに、キャラクターデザインを手がけられる強みを生かし、自社や他社のOEM商品などを使った営業も提案した。今後も同社の営業展開を引き続きサポートしていきたい。問い合わせはユニコーン株式会社、電話098(975)7147。
(県よろず支援拠点コーディネーター・林玲)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12696405.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?