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支援事例「地域のキッチンカー導入検討」


令和 4 年 10 月 16 日 沖縄タイムス経済面掲載

銀行納得の計画書作成

 ■ 企業名 株式会社AMIRIA
 ■ 業 種 飲食・サービス業
 ■ 所在地 石垣市
 ■ 資本金 300万円
 ■ 創 業 2021年
 ■ 従業員 12人

【相談内容】
 「子育て世代の強い味方になりたい」と飲食店を開業。さらに「パパ、ママ、子どもたちの息抜きの場所」として地域に根付いた居場所づくりの思いを広げるためキッチンカーの導入を検討中。資金調達のアドバイスが欲しい。

【回答】
 代表の仲地彩未氏は、沖縄本島北部で飲食店経営の経験の後、2019年に生まれ故郷である石垣島へUターンして「情熱チキン&じゅーす」という屋号で唐揚げと生ジュースの販売を行っている。唐揚げの魅力を世界に発信する次世代のエースを決める「MISS&Mr.KARAAGE AWARD 2022」(日本唐揚協会)という唐揚げ好きのナンバーワン美女美男を発掘するコンテストで、全国8千人の応募の中からミス準グランプリに輝いた実績を持っている。
 日頃からSNSを活用したビジネス展開をしており、創業から順調に売り上げを伸ばしてきた。ご自身の本来のミッションである、地域に根付いた居場所づくりに向けてキッチンカーを導入したいと、融資相談へ琉球銀行八重山支店を訪れた。
 融資担当者は、これまでの実績や実際の営業状況を確認して、早急に事業計画書作成が必要と考え、よろず支援拠点石垣サテライトを紹介した。よろず支援拠点では毎週水曜日に琉球銀行八重山支店で、金曜日には沖縄銀行八重山支店で相談会を開催している。各銀行とは日ごろから連携ができていたので、迅速に事業計画書の作成相談に対応することができた。
 計画書には事業概要と実績のほか、キッチンカーの設備資金や経費、導入による売り上げ計画と地域やお客さまへのメリットをまとめて、3か年計画のブラッシュアップをサポートした。

情熱チキン&じゅーすのロゴマーク

 仲地代表の情熱と高いプレゼン資料作成能力によって、銀行が納得できる計画書を提出でき、希望通りの融資が実行された。今後は、相談者が描く地域に根付いた居場所づくりに取り組んでいくとのこと。さらに国内外でのフランチャイズ展開へと大きな夢に向かって構想を広げる。よろず支援拠点石垣サテライトでも引き続き応援していきたい。問い合わせはAMIRIA、電話0980(87)7180。
(県よろず支援拠点コーディネーター・平田睦)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12355901.html

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