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支援事例「企業活動の広報をしたい」
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手段使い分け価値発信
◆ 企業名 株式会社SOONESS
◆ 業 種 就労継続支援A型事業所
◆ 所在地 沖縄市
◆ 資本金 100万円
◆ 創 業 2021年
◆ 従業員 非公表
【相談】
就労継続支援A型事業所を立ち上げて2年。利用者にITエンジニア経験者が複数おり、利用者チームでシステム開発を進めてきた。また、新たな事業分野への下調べを進めている。広報に関し助言がほしい。
【回答】
株式会社SOONESS(ソーネス)は、IT業界などで経営者として活躍する銘苅誠也代表が立ち上げた就労継続支援A型事業所だ。誰もが活躍できる社会を目指し、ソーシャルとフルネスを組み合わせた造語を社名とした。
ITエンジニア経験のある利用者が、事業所の支援を受けながらチームでシステム開発するユニークな取り組みが進行中で、はり・きゅう整骨院に予約システムをテスト導入したところ、電話対応件数を削減し、全体の予約件数が大幅に増える好結果が得られた。現在、年明け早々の正式リリースに向け準備を進めている。利用者の特性や背景を踏まえ、多様な活躍フィールドの準備を続ける中、支援担当者が広報のすべを習得し、組織だって取り組む必要性を感じご相談頂いた。
まず、現在開発中のシステムの発表には、プレスリリースの活用を提案した。プレスリリースでは、商品の機能や価格に加え、受け手にとっての価値を伝えることが基本だ。開発チームがITエンジニア経験者で構成されていることや開発の経緯は、SOONESSの理念を体現しており、ソーシャルグッドを重要視する顧客にとって重要な価値だと受け止められる。
また、新たな事業分野への挑戦を見据え、支援担当者が連携候補先へ訪問し下調べを続ける日々のエピソードにもSOONESSの理念が体現されていると感じた。SNSを通じ日常を伝えていくことがすぐ広報になるとお伝えした。
プレスリリースはマスメディアなどの取材を期待して、広く世間へ伝わることを企図し行われるが、SNSは発信者の活動に興味を持った層に、より狭く深い情報を高頻度で発信することも可能だ。発信者であるSOONESSの空気感や温かみは、日々の発信の蓄積で時間をかけて伝わっていく。
相談者からは、広報手段の使い分けや活用シーンがイメージできたという反応を頂いた。これからスタートする広報の取り組みを引き続きサポートしたい。
(県よろず支援拠点コーディネーター・堀家盛司)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。
詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12560701.html
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