支援事例「赤瓦職人採用したい」
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支援事例「赤瓦職人採用したい」

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令和 3 年 11 月 14 日 沖縄タイムス経済面掲載

具体的な将来像示す

 ◆ 企業名 県琉球赤瓦漆喰施工協同組合
 ◆ 業 種 建設業
 ◆ 所在地 八重瀬町
 ◆ 資本金 非公開
 ◆ 創 業 2006年
 ◆ 従業員 16人

【相談】
 赤瓦職人の高齢化による人材不足で、首里城再建工事にも影響が出かねない。沖縄の原風景、琉球赤瓦を守っていくために職人の確保が必須だが、これまで正式に採用活動をしたことがないので相談したい。

【回答】
 県琉球赤瓦漆喰施工協同組合の田端忠代表は、よろず支援拠点が5月に開催した「採用計画セミナー」に参加し、赤瓦職人の採用について相談してこられた。
 同組合は首里城をはじめとする琉球赤瓦の施工、文化財や古民家などの赤瓦修復・復元など、沖縄の伝統的景観の普及に長年取り組んできた。
 しかし近年は職人の高齢化による人材不足が続いている。一人前になるまで最低2年はかるため定着も難しい。人材育成の環境を整えることが琉球赤瓦の普及発展につながるとして、「きちんと採用計画を立てたい」との意向が示された。
 これらの課題を踏まえた採用計画を作成する前に、まず仕事内容の整理を行い、職人の一日の仕事の流れを洗い出した。
 次に欲しい人材を明確にするため、職人に求められる適性・能力を明確にした。そして、正社員や契約社員、パート・アルバイト等、組合にとって最適な雇用形態を決めた。
 いよいよ「求人票の作成」に着手。募集背景や求める人材像を書き出し、給与面や休日も明記。業務内容も専門用語等は分かりすく表記し、作業風景の写真も掲載した。

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かつての首里城正殿の修復作業にあたる
県琉球赤瓦漆喰施工協同組合の職人ら=2010年10月

 代表者の顔や働く人の写真を載せ、働くイメージを沸かせるようにした。職人としてのキャリアプランを描けるよう、1~3年、5年、10年ごとに携わる業務や身につく能力を示し、県認定琉球赤瓦施工(瓦ぶき、漆喰塗り)などの取得資格と給与モデルも明記した。
 ハローワークへの求人を開始し、新卒求人(高校生)の採用についても取り組んだほか、外国人雇用についても課題を検討した。さらに、IT専門のコーディネーターからの助言で、ホームページ(HP)やSNS、求人サイトも活用して募集を始めたところ、2人の応募があった。引き続き募集方法や面接に向けてサポートしていく。組合への問い合わせは、電話098(998)0893。
(県よろず支援拠点コーディネーター・次呂久由利恵)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。

詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12085345.html

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