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支援事例 「絵本作家活動の幅 広げたい」

画廊で絵画展 作品即売

令和 元年 6 月 23 日(日曜日) 沖縄タイムス 経済面掲載

◆ 企業名 クーパーデザインルーム
◆ 業 種 広告制作・絵本作家
◆ 所在地 那覇市
◆ 創 業 2007年
◆ 従業員 3人

【相談】
広告制作会社の代表を務める城間清酉氏は、広告制作の他に絵本作家として、県内の書店や図書館で読み聞かせ会やトークショーなどを行う巡回展示会を開催している。今後絵本作家としての活動の幅を広げていくためには何をしていけばよいか。

【回答】
絵本作家としての「しろませいゆう」の活動歴をうかがうと、17以上の受賞歴など実力のある作家であることがわかった。今後の活動としてこれまで通りの読み聞かせ会やトークイベントを継続しながらも、新たな取り組みとして絵画作品を展示即売する個展の開催を提案した。
 また、ブランド力を上げるためにも「絵本作家 しろませいゆう」としてプロフィルや名刺などに表記すること、会社も「絵本作家が主宰する広告制作会社クーパーデザインルーム」とすることをおすすめした。
 個展は画廊での開催を提案。理由は展示の仕方、顧客動員、価格設定、接客接遇、販売、梱包など、来場するお客さまへのサービスに精通しているので利点が多いからである。そこで画廊との商談方法や作品の陳列の仕方など一連の流れをアドバイスした。
 具体的な開催場所については那覇市街地と近郊、中部地区の会場を提案したところ、2か所で開催することが決定した。今年の6月4日から10日まで、北谷町のギャラリープルミエで初の個展となる「絵本転校生のウトゥルさん出版記念 しろませいゆう絵画展」を開催した。
 これまでの展示会などに来場された顧客リストを元に案内状を郵送したほか、SNSも活用して情報発信した。プレスリリースには期間中の読み聞かせ会やトークイベントの内容も盛り込み、200人以上の方が来場された。
 作品を購入された方も多く、大変良い経験をする事ができとのこと。これからも県内で多くの個展を経験して頂いて、次のステップとして沖縄県外での展示会開催や販路拡大に取り組んでいただきたい。
問い合わせは、クーパーデザインルーム電話098(979)9830。
(県よろず支援拠点コーディネーター・大和田邦治)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。


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