支援事例「緊急雇用企画を広報したい」

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令和 2 年 3 月 15 日(日曜日)沖縄タイムス 経済面掲載

報道各社へ情報を発信

 ◆ 企業名 冒険王
 ◆ 業 種 求人情報ジェイウォームの発行、ネット配信
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 3100万円
 ◆ 創 業 1989年
 ◆ 従業員 49人

【相談】
 新型コロナウイルスの影響で、特に観光業界の集客・売上が激減している。自宅待機を余儀なくされる働き手もいて、生活不安が広がっている。一方、今でも働き手を求めている企業もある。緊急雇用企画として求職者と企業のマッチングで貢献したい。

【回答】
 企画をマスコミを通じて周知したいとの相談を受けた。求人情報を発信する業界ほど経済の影響を受けるところはない。社歴を確認すると、バブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災等の影響を受けて来た。そして今回のコロナウイルスによるダメージだ。
 ジェイウォームを発行する冒険王はこれまでの時代の変化にいち早く対応してきた。求人誌を無料化したのもジェイウォームで、主婦に限定したサイト「しゅふぴた」も支持を得ている。「私たちにしかできないこと」を常に先んじて実行している佐和田安行社長の考えは、今回の緊急雇用企画でも一貫している。
 企画の内容は、コロナウィルスの影響で働く意欲はあるが出勤日数を減らさざるを得ない方と、現状でも働き手が足りず一時的でも人手が欲しい業界や事業所を「つなぎの仕事」としてマッチングする企画だ。ジェイウォームに掲載中の会社は無料、新規でも千円(税別)だ。また、「求職者トライバンク」というウエブサイトで、働き手が条件を登録し、企業から面接オファーを待つ仕組みも積極的に案内するという。世に知らしむべき企画である。
 ニュースリリースは、新聞社だけを訪問する予定だったが、テレビ局も含む県庁記者クラブへの投函を勧めた。翌日には沖縄タイムス紙に掲載され、民放テレビ2局からも返信があるなど、良い感触を得た。
 ただし、これで終了するのではなく、求職者と企業の登録者数、マッチングの内容や件数こそ、ニュースになることを伝えた。もしテレビ局からの取材の申し込みがあった場合、企画した佐和田安行社長自らがカメラの前に立つことが望ましいことを伝えた。企画は年3月19日~4月30日まで。問い合わせは冒険王、電話098(869)3524。
(県よろず支援拠点コーディネーター・嘉数純)

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。

詳しくは >> https://yorozu.ti-da.net/e11477536.html をご覧ください。

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