【メルマガ制作におけるHTMLメール】その1 メルマガの現状、種類、環境

はいさいーー

みなさんー、こんにちは!
じぃでごわす。

前回はわたくし「じぃ」についてと、現在増えているメルマガ制作について少し触れました。

今回は「メルマガ制作におけるHTMLメールとは?」という形で書いていきたいと思います。

メールの現状

まずHTMLメールの前に「メールの現状」を自分なりに考えたこととしては、

「メールは社会的インフラ」になっており、今後無くなることは無い

と思っております。

今は2021年ですが、「メール」と言われると少し古臭いように感じかもしれません。笑
でも、実際に古臭いものではあると私も思っています。

昔はコミュニケーションを取るにも、電話やメールでとっており、メールに関してはメッセージの受信・送信共に多少なりとも時間がかかっていたかと思います。
しかし、現在はコミュニケーションツールとして、メールよりSNSのほうが活用されています。

例えば、日本だと「LINE」でコミュニケーションを取ることが多いと思いますが、その即効性はほぼタイムラグなしにメッセージの受信・送信が可能です。
ほんとにタイムラグや待ち時間がないです。笑

じゃあメールは何で無くならないのか?と思う人もいるかもしれません。

それは、メールが社会的インフラになっているからだと思います。

例えば、コミュニケーションツールとしてLINEより優れたもの、例えば「じぃSNS」が出たとします。笑

この「じぃSNS」が出現した場合、おそらくLINEは使われなくなり、LINEそのものが無くなるかと思います。

しかし、「じぃSNS」が出たとしてもメールは無くなりません。

なぜなら「じぃSNS」を使用するには、アカウントを取得する必要があり、
そのアカウントはメールアドレスを登録することで利用することができるからです。

最近のアプリは、○○連携などで、TwitterやFacebook、Googleのアカウントを持っていれば、
そのアカウントを連携することでアプリを使用することができます。

が、○○連携などで連携するアカウントは元をたどるとメールアドレスでアカウントを作成していると思います。

また、企業に入ると必ずと言っていいほど、メールアカウントが作成され、
そのメールアカウントは個人に紐づくIDみたいなものになっていると思います。

このことから、「メールは社会的インフラ」になっており、今後無くなることはないと思っているのと、
HTMLメール(メルマガ)もまた無くならないものになると考えています。


メルマガの種類

メルマガには大きく2種類のカテゴリーに分けることができます。
1つ目はテキストメール、2つ目はHTMLメールです。

テキストメール
テキストメールはそのとおり、メールの内容がテキストのみのものを指します。
テキストメールのメリットは、
・受信者の環境に左右されず同等の表示をすることができる。

というのがあります。

その反面デメリットは、
・テキストしか使えないので読んでもらう工夫が必要。
・画像が使えないので、視覚的な訴求が弱い。

というのが挙げられます。

HTMLメール
対してHTMLメールのメリットは、
・画像を使用して視覚的な訴求ができる。
・CSSを使用して装飾ができる。
・リンクを使用して詳細の情報はWEBページに飛ばすことができる。
・リンクに対してパラメーターを付与することで、クリック率などの「計測」ができる。
・クリック率を計測できることにより、受信者に合わせパーソナライズ化されたメールを送信することができる。

という感じにメリットが多いです。

しかし、HTMLメールのデメリットもあり、
・受信者の環境によって表示の差異が発生する。
・HTMLメールが表示できないメールクライアントには内容を伝えきれない。

というのがあります。

各メールクライアントソフトには、HTMLメールは画像やCSSを解釈して表示させる「レンダリング」という機能があるのですが、

この「レンダリング」の方法が、各メールクライアントソフトによって違うため、表示ができない・崩れる原因になるということになります。

このことから、テキストメール、HTMLメールどちらも一長一短です。
そのため、「マルチパートメール」という方法で、
・HTMLメールを受信できない方、HTMLメールの表示の差異が大きい方、にはテキストメールを送信。
・HTMLメールを受信できる方にはHTMLメールを送信。
など受信者に合わせてメールの内容を変更できるような方法があります。

受信者の環境

テキストメール、HTMLメール共に「受信者の環境」という言葉がでましたが、メールを受信するには、メールクライアントソフトが必要です。

有名なところだと、MicrosoftのOutlookや、Googleのgmailがあります。

しかし、それ以外にもMozillaのThunderbirdなどフリーのメールクライアントソフトがあります。

さらに言うと、このフリーのメールクライアントソフトは数え切れないほどあり、
先程ほどあげた「レンダリング」が各メールクライアントソフトで違うため、全て同じように表示させるHTMLメールを作成するのは実質不可能です。

なので、先ほどあげた「マルチパート」メールで送信することが多いです。
ただ、ここ最近のシェアでは、

『Gmail』が59%、『Outlook(Hotmail含む)』が18%、『Yahoo!メール』が5%、『その他』が17%
https://www.pi-pe.co.jp/solution/article/mail/48/

となっており、名もないフリーメーラーを使われることは少ないかと思います。

ただ、HTMLメールがやっかいなところは、
・outlook、Gmailなどの主要メーラーでも「レンダリング」が違う

というのがあり、特にoutlookはHTMLメール制作者には鬼門となっていることかと思います。笑

メルマガでoutlook受信者も含むのであれば、慎重に制作を行ったほうがよでしょう。

次回

今回は、メールの現状、メルマガの種類、受信者の環境についてを書きました。
これにより、少しでもみなさまの知識になると幸いです。

次回は、「HTMLメールの作り方」について書きますのでお待ちください〜

次回もゆたしくーー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?