野川の藤袴を育て、匂い袋を楽しむ
藤袴は、秋の七草の一つで、万葉集や源氏物語にも出ており、古くから日本人に親しまれてきました。しかしながら、近年、自生地が減少して、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種です。今では、貴重な植物です。三鷹市付近では、30年ほど前までは、国際基督教大学構内でも自生していましたが、現在では、消滅しています。ところが、9年前の2011年8月に国際基督教大学の近くの野川の水辺に、自生していることがわかりました。
多摩川の支流・野川の水辺は、年3回、東京都によって草刈りが行われていま