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【レポ】大阪旅行2023 イベントと企業聖地巡礼

こんにちは、うしきです。
今さらですが、二月の大阪旅行と参加イベントの記事を書きます。
今回の目的は同人イベントへの参加と、大阪企業推し活です。よろしくお願いします!

大阪駅で幸先よく迎えてくれる大阪の雄ダイハツさん
す、スズキ貴様…!?(笑)

オリComi Osakaについて


今回はじめてのイベントに参加しました!スタジオyouの関西オンリーフェスタ内で行われた、オリジナルオンリーです。
以前関西コミティアに参加したものの、規模が大きくサークル参加ではお買い物に回りきれなかったため、少しボリュームの落ち着いたイベントを選んでみました。

設営風景はこちら

もしや誰も参加しないのでは!?と危機感を抱いていましたが、無事に20ほどのサークルさんが申し込まれたようで、思っていた良いボリューム感のイベントになりほっとしました。

基本的に他のオンリーイベントとの抱き合わせのため、オリジナルを目的に来られる方は少ない印象でした。一冊も売れない可能性も想定しつつ、せめて岐阜関ケ原宣伝ペーパーは配らねば!と思い乗り込みました。
しかし何とフォロワーさんが何人もスペースを訪れてくださいました!少しマイナーめなイベントにも関わらず、お忙しいなか足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました!

大阪駅近のイベントにも関わらず、かなり穏やかに過ごすことができました。アクセスも良いので、頒布の機会を増やせるように、今後も日程が合えば参加できたらなと思いました。

大阪企業家ミュージアム


今回イベント以外で一番行きたかった!ついに行けました企業家ミュージアム!

異色を放つこの建物。
一般の方はちょっと勇気がいりそうな(?)、地下へ続く階段から入ります


そこまで大きな施設でもないのですがいかんせん密度が濃い!!!!大阪にゆかりのある企業家たちをパネルやゆかりの品で紹介すること…100人近くいた気がします。
ジャンルごと、時代ごとなので、大阪の流れがよく分かって見やすいのですが…企業家のプレゼン資料みたいな冊子が全員分設置してあるため見きれない…!!(ラミネートされた冊子がそれぞれのスペースに固定されています。消毒液も点在しているので安心)

泣く泣く自分が知っている企業を中心に読み込んでいきました。情報も精査されており、分かりやすく、ビジュアル資料も多くとても勉強になりました。ただ撮影は禁止なのでご注意を!

また一時間に一度、大阪という街と商売の土壌がよく分かるVTRも流されており、これがなかなか興味深かったです。
大阪という土地、太閤殿下亡き後はすぐ江戸が都となったわけですが、江戸時代一貫して商人の街として発展したんですよね。藩主はいらしたかもしれませんが、将軍レベルの特定の統治者不在のまま、現代まで第二の都市として発展し続けてきたというのは、改めて考えるとかなり特異なものに見受けられました。
映像によると、合理性を重んじる商人たちが、自分達の意思で金を出し合う形で「自治」を行っていったとのこと。大きな川にかかる無数の橋も、幕府がかけたものはほんの一部で、他はすべて商人たちがかけたというから驚き。それだけ商人たちの中に力を持った者が多かったんですね。江戸時代というとどうしても江戸地域の話題が多くなりますが、大阪(大坂)という土地がかなり栄えていたことが伺えます。

そういえば、忍たまのしんべえのパパさんも堺の豪商でしたね(笑)

パナソニックミュージアム


こちらはフォロワーさんがおすすめされていた情報をキャッチして、急遽予定に組み込みました。パナソニック創業者、経営の神様、松下幸之助氏の生い立ちをたどる企業博物館です。
…でっ…か。

でか…強い…写真の左側に記念館があります

とても立派で記念館しか見れませんでした。内容もたいへん濃いです。事前にフォロワーさんの擬人化作品を通して、パナソニック創業期の流れは何となく知っていたので、より理解を深めることができました。本当に苦労をされた方で、その苦難の数々を乗り越えて今のパナソニックがあるのだな…と感慨深かったです。当然のことなのですが、困難を乗り越えるのはいつだって人間が頭で考えて、自力で一つ一つ乗り越えていくものなんだなということを改めて実感した気がします。

松下氏の生い立ちを豊富な資料とともに辿ることができます

とても信念のある方で、情が深く、笑顔のお写真がたくさん飾られていたのもとても印象的でした。パナソニックという会社が、どんな「彼」を見てほしかったのかが、何となく感じられた気がします。勝手な解釈ですが、とにかく密度が濃かったです。いい施設を教えていただきました。これだから企業擬人化はやめられません。

中之島(なかのしま)エリア


中之島にも行ってきました。
そう、「住友村」です…!!
東京丸の内の三菱日本橋の三井とは違い、住友は大阪が創業の地なんですよね。

まずは「三井住友銀行ビル」。石造りのでっけぇ歴史ある建物で、荘厳すぎますがこれ、銀行の現役の店舗というのが驚き。昔の銀行の圧迫感たまりませんね。これは入りづらい(笑)

東京や大阪、時々建物のサイズ感がバカみたいになってて大好きです

こちらは元々住友財閥の総本山でしたが、手狭になってからは住友銀行さんが本社ビルとして使っていました。そして今は三井住友銀行のビルとなったのですね。
…この住友総本山に名前を刻まれるという超絶awayな目にあっている三井銀行さんの苦虫をつぶしたような表情が目に浮かびます(笑)

三井住友銀行、「国内では三井が、海外では住友の方が有名なので」という理由で日本語は三井が、英名では住友が先になったと聞いたような

このあたりには住友ビルがいくつもあり、住友系、住友商事さんや住友不動産さんの社屋もあり、まさに住友村の名にふさわしい地域ですが、このビル群、調べてみると住友商事さんの系列会社が管理しているとか………住友不動産くんそこにいるのに???
などと、兄弟関係こじれないのかなとか、企業擬人化脳で考えたりしておりました。

川をはさんだ両岸が中之島エリア。道路の高架は絵になります

あとそんな商事さん(住友ビル)と不動産くんの社屋、どちらも漢字縦書きで外壁にサインがついてて、何というか…血は争えないな…と少しほっこりしたりもしました。そのセンスの如何は置いておいて。

左側に輝く「住友ビル」。上にもダメ押しの「SUMITOMO」な住友商事さんのビル。
ビルの名前も社名も縦書きというこだわりの住友不動産さん

中之島は真ん中?に大きな川が流れていて、住友ビルの向こう岸に丸紅さんの大阪支社もあるので拝みにいきました。川に近い部分に喫煙スペースがあるのが結構驚きました。近くを通ると普通にたばこの煙のにおいがするくらい。東京では少なくともあまり見なかった光景、大阪という土地柄でしょうか。喫煙する方も多いのかな?

たしかこれが丸紅さん大阪支社
こっちは住友村で幅聞かせてる三井物産大阪支社

大阪駅周辺


あとは大阪駅近辺をぶらぶら。
駅直結の伊藤忠商事さんの大阪「本社」も拝見してきましたよ。この他社を寄せ付けぬ圧倒的に立派な建物!丸紅さん、住友商事さんも大阪出身とはいえ、もう大阪に「本社」を置いているのは伊藤忠さんだけですからね。プライドを感じます(東京本社と大阪本社の2本社体制)。

左側は再開発中。また大阪の景色が変わりそう。

大阪駅は現在あちこちでビルが建ったり工事をしていたりしている様子。こういった開発風景を見ていると、「街は生きている」という表現がよく分かります。数年後はどんな街になっているのかな。

やはり大きい伊藤忠さん
駅も大きくて立派!夕日に照らされる大阪駅いいですね~!

以上、イベントついでに大阪のビジネス街を中心に観光をしてきました。金曜日から一泊したため、大混雑を程よく避けて楽しむことができました。オフィス街は土日の方が人が少ないので、撮影をゆっくりしたい方は土日がおすすめです(笑)

金曜日でもかなりの混雑だった551!油がパワフルでうまい!!(笑)
必修科目。もちろんうまうまたこ焼き

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

うしき