見出し画像

「温泉・銭湯行こうよ!!すぐに!!」が言えなくなって。


「家でお風呂なんて入ってないで温泉・銭湯行こうぜ!何倍も気持ちいいよ」

はっきり行って、サイトを立ち上げ、その「中の人」としてSNSでも発信スタート!してからというもの、ぼくはこれしか言ってこなかった。

自分がハマっていて、あまり周りの人たちの知らない「大きなお風呂が日常にある生活」の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えられたら。

自分でもびっくりするくらいのお金や時間をさいて来たし、「あなたのTweet・ブログを見て初めて銭湯に行きました!サイコーでした!」なんてメッセージをいただいて、夜中に一人スマートフォンに向かってほくそ笑んだりしたこともある。

──

画像1

そんなこんなで、ほぼ「ライフワーク」になっていた『行こうよ!温泉!』『銭湯行ってよ』が発信できない事態になってしまった。もちろん新型コロナウイルスの感染防止のために。

お湯を介してのウイルス感染は考えにくいそうだし、もちろん「入浴」という行為自体は

身体中を清潔にする
・体を温めて免疫アップ
・ストレス解消

手洗い・うがいよりも感染防止に役立つ行為なんだけど、不特定多数の人間との接触が起こる場所なので、避けられるならば温泉・銭湯も避けた方が良い。
(個人的には小さな温泉旅館・銭湯よりも1日に何千何万の人が利用するスーパー・コンビニ・大型チェーン飲食店の店員さんと接する方が怖いし、みんなが同じところを触るエレベーターのボタン・ATMなんかのタッチパネルに触るのはもっと怖い。満員電車が一番怖い)

いよいよ、「ちょっとのガマンだから、今だけ家のお風呂を楽しもうか」という『なんとかお家のお風呂楽しむ』記事まで書いてしまった。。
(ほぼ自分への慰めみたいなものですが。。。)

完全に、インターネット上のぼくからしては「ポリシー違反」でしかない。

それくらい、自分でもよくわからない事態でほんと怖い。

ハッキリ言って、ぼくは”家のお風呂を楽しむ”ことに関しては完全に素人です。もし「自宅のお風呂に入っている時がいちばんの幸せ」という方がいたら、是非とも楽しみ方をこのnoteか上記のブログにコメントください。ナイスな提案はブログ記事に反映させていただきます。

最近はもっぱら、自宅での「利き入浴剤」を楽しむしかすることがない。。

 

──

画像2

温泉や銭湯の施設の方でも、臨時休業や営業時間短縮、なるべく利用を控えるよう対策をしているところが多くなった。

温泉郷全体で営業自粛を行っているところも多い。


逆に、「限定プラン」なんとかお客さんを呼び込もうとしているところ(温泉旅館)もないわけではない、こういう動きも責めるワケにいかない。そうでもしないと潰れてしまうもの。というかもうすでに廃業されたというニュースも多い。

特に銭湯は、「娯楽施設」ではなく「ライフライン」であるから、おいそれと休業もできないし、経営者さんは頭を悩まし続けていると思う。

 

また、緊急事態宣言による休業要請では、「地域住民の日常生活において保健衛生上必要」という古くからの法律上の定義によって『スーパー銭湯・サウナは娯楽だから休業』『銭湯はインフラ・ライフラインだから営業』というよく分からないねじれも生じている。(多くの銭湯のみなさんは、損失を覚悟して自主的に飲食スペース・サウナを休業して営業されている)

さらには銭湯でもスーパー銭湯でもない『温泉旅館の立ち寄り入浴』や『地元民のための共同浴場』(これらの施設も地元民と同じく日常生活の維持に必要としている方が多いにもかかわらず)などはなんの要請も受けずに、もっともっと困惑していると思われる。(これらの施設も地元民と同じく日常生活の維持に必要としている方が多いにもかかわらず)


──

画像3

これまで経験して来た地震や台風などの災害と、今回の感染症の災害が絶対的に違うのが「みんなで行って応援しよう」ができないこと。

これまで災害が起こるたびにみんなを勇気付けてくれていた、スポーツ・コンサートすらウイルスの前に立ち尽くしてる。(というより一番被害を受けている)

もはや、ワクチン・特効薬ができるまで、騒動が続くような悪い予感しか浮かばないし、もはや「じっと待つしかない」というのが正直なところ。

 

なんとか、温泉・銭湯を応援し続ける方法を考えながらも、本当に多くのものを無力化してしまう疫病の恐ろしさ。


多くの施設がネットショップを開設したり、「未来宿泊券」など新しい取り組みを始められているので、この辺りは積極的に応援したいです。

日本は島国だから、疫病って今までどこか他人事だったけど、経験してみると本当に頭を抱えるしかない。。。

数年後には、なくなりはしないけど「はしか」とか「おたふく風邪」みたいに一生に一度はなる病気みたいになるか、「インフルエンザ」みたいに度々流行するような状態になるのかな。

早く前までみたく、大きなお風呂に癒されて、その様子を「いいでしょ〜」「みんなも行った方がいいよ〜」と呑気にアホっぽく発信できる日常が欲しい。

 

 

「ああ。。風呂行きてぇ。。」

 

画像4

──

もしこのnoteが良かったら、「いいね!」や「オススメ」していただけるととっても喜びます!

あと

\SNSフォローで喜びで鼻から温泉でます/

Twitter
Instagram
Facebook




いただいたサポートは全額入浴に使用させていただきます。じゃぽ~ん。