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オーナー目線に立って分かったこと

こんにちは、大木公紀です。
昨日、講座内の取り組みでTTM(徹底的に前準備)が開催され、僕はオーナー役として参戦しました。

先月のTTMではコンサル役を務めさせていただいたので、これで僕が一番乗りで役柄コンプリートです。

コンサル役及びオーナー役を終えて、感じたことを書き綴っていきます。

結構、オーナー役に憑依したつもりなので、感情面でも気付いたことがあります。ぜひ最後までお読みください。



課題を横に広げる時間は少なくても良い、とにかく縦に深く掘れ。深く掘ったものを2つ3つ作ること


店長役をしていて思ったことは、課題を横に広げて、最初に網羅的に把握することは必ずしも良いことではないと感じました。

集客に困っている、なら新規なのかリピーターなのか。

それだけではなくて、
さらに、時間帯・客層が定まっていない・競合との比較・スタッフの業務量が多くて集客以前に受け入れ体制が悪いとか、根本的で、本当に困っているところに触ることができないと、

もちろん相手にも響かないし、モニター活動が始まったとしても食い違いがある状態でスタートすることになるため、効率が悪いし、お互い何かモヤモヤしている状態になるんだろうな。


自分は、本質に触れることができているだろうか。
それに触れるには、講義で学んだように、感情的に接する必要もあれば論理的に接することも必要だし、「相手に7・8割話しをさせる」を意識しないといけないし、などテクニック部分が大切。

本質課題を顕在化させることもそうだけど、その課題の危機感を共有しなければいけないし、何より自分がその課題をどう扱うかが大事だと思う。

だって、経営者から見た集客の課題と、コンサルタントから見た集客の課題って同じように見えて違いますよね。

コンサルタントが「集客」を手伝う。に対して現場は「集客」する。
集客しないと店が続かない。将来が不安。家族が不安。スタッフの雇用が続けられるか不安。お客様の期待に答えたい。など、現場に立たないとその感覚ってコンサルタントには芽生えないし、そこを理解していないと「本当にこの人のことを信用できる」レベルまでは到達できないんじゃないか。

面談の場数も大切だけど、いかに顧客の周囲環境を網羅的に憑依していくか。憑依の対象は店だけではないです。相手の関わっているすべてが対象だと認識する必要があるなと思います。

少し話がずれましたが、要するに相手の理解を進めていくためには、広くよりもまずは深く、突き詰めていくことが大切だ。
深めることで周りの枝葉は自然とついてくる感覚です。



あなたである必要はない


少し視点を変えます。

最近講座生の交流の中でも、「無料」はよくない。
その流れがあるなと感じていますが、これは間違いないと思っています。

なぜか。

  • 相手が本気にならないから

  • 自分も本気にならない

それに加えて、無料の場合は有料と比べてはるかに難易度が低い商談になります。
自力で有料獲得すると志しておかないと、いつまで経っても無料のまま。
負のループです。

こうなる人、結構多いだろうなと思います。
もちろんこれを避けるために有料にこだわってコンテンツ作りと商談設計をしていきます。


ずっと無料ということは、つまり誰に頼んでもいい状態。これは避けたい。


TTMは、もちろんロープレなので、現場の空気感とは違います。
でも、ある意味現場より難しいです。

オーナーも役だし。実際の現場に紐付いた論点からはずれてくる傾向はあると思います。

でもそれを差し引いてもこの経験は価値がある。
自分を変えるきっかけになるかもしれないし、単純に課題がたくさん見つかって改善できるヒントになるかもしれない。


でも、そもそもなぜ場数が必要とわかっているのに、その環境に自分を持っていかないのか。


僕個人としても、前回のコンサル役は全く満足してないし、なんならそれに対して言い訳さえしたくらい、情けない状態でした。


でも、ちゃんとみんなからは的確なFBもらえるし、メンタルも強くなるだろうし、失敗しても何も失わないし。

いいことばかりです。

今後のTTMは、役の抽選が行われるくらいになることが理想だなと感じます。

立候補は、増川さん、潤井さんまで。

ずっと無料、有料で成果を出す人。
どっち側ですか?



さあ、今日もやってこ☀️


前回のクライアント側の実践を通して学び得たことはこの記事で。

「インサイド・アウト」とは、一言で言えば、自分自身の内面から始めるという意味である。内面の最も奥深くにあるパラダイム、人格、動機を見つけることから始めてみるのである。

スティーブン・R・コヴィー


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