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「考えが浅い人」と思われたくないそこのあなたへ

こんにちは、大木公紀です。
今日は、過去の自分を振り返った時に、浅いことを発言しているな、俺。

残念すぎるよ、ということに気づいたので、

なぜ浅い発言になるのか、浅い発言ではなく賢いなと思われるような人になるためのポイントを本から学んだので共有いたします。


自分の発言や考えが浅いと言うことに気づいたのは、人に相談していたときです。


「あ、なんか真剣に聞いてもらえていないな、、」となんかわかってしまったんです。

あなたにも上記のような経験はないですか?



浅い話になる3つの理由


例えば、

「今後の資産形成は積立NISAをやるといいってテレビで聞いたんですけど、どうやって始めれば良いですかね?」

「いいね、応援するよ、そこに当てられる資金はあるの?」

「え、今のところはないです。どうしようかな〜と思っていて」

「資金がないとそもそもできんやん。笑」

「でも複利を効かせてやると良いらしいです。」

「まあ、そうだね。複利って理解できてるの??」

「いや、なんか効率良くお金を増やせるみたいで、、」

「あ、そう。頑張ってね。」


一つの会話の例ですが、太字の部分の方はどんな情報を信じて会話をしているでしょうか。


根拠が薄い


上記の質問は、TVからの情報だけを根拠に、話をしているように聞こえます。これがまず一つ目の考えが浅く見えるポイント。

情報源をまともに調べず「根拠が薄い状態」で話をしていると残念ながら考えが浅いと思われてしまいます。

問題は、その情報が伝えられている理由が明確になっていないこと
TV以外にもインフルエンサー、有名人の発言でもそれを自分の言葉として言うのではない状態でも同様です。

あの人がこう言っていたから。とその情報だけを信じていることで、この人自身には意見はないんだな〜と印象を与えることになります。


言葉に鈍感


自分が話している言葉に対して、意味や定義をあまり理解していない状態で使うこと。

今回であれば「複利」について曖昧な知識のまま使っていて、
あまり調べられていないんだな、本気じゃないんだろうな。と相手からするとちゃんと考えていないんだなと思われて終わりです。


成り立ちを知らない


言葉の成り立ちやその制度の成り立ちを知っているのと知らないことで、その事柄についての見え方が変わってきます。

そもそもNISAが始まった背景は「家計の自助努力に基づく資産形成を支援・促進を図るため」です。

これを知っていると、国が自分で資産形成を促すスタンスだと言うことがわかりますし、逆に知らなければ、単にお得な制度がある。で情報は止まりますよね。


今回は一例でお話ししていますが、
成り立ちを知っている人は「深い話をするな」となりますが、
浅いと思われたくない方は成り立ちを調べていく必要は見えてきますね。



浅い考えから脱却するための思考法「客観視」


客観視することで、「よく考えられているな」と言う印象になる。

上記の3つの特徴に当てはまらなければ良いわけです。


  • 根拠をしっかりと調べる

  • 言葉に敏感になる

  • 成り立ちを知る



上記の内、根拠がないことが起因となって浅いと思われることが多いのかなと思うので、その点を今日は丁寧に説明します。


根拠をしっかりと調べる


  1. 「確証バイアス」と「後知恵バイアス」に意識的になる。

    確証バイアスとは、自分の都合のいい情報だけを集めて、不都合な情報は無視してしまう傾向のことです。


    人間は通常、直感を信じて活動したい生き物らしいです。
    直感の決断であればラクだからです。


    例でも挙げた、一つの情報のみを鵜呑みにするんじゃなくて、資産形成には他の方法はないのか?そもそも資産形成が必要なのかなど、直感以外の選択肢を調べる必要があります。


    「後知恵バイアス」とは、後付けで、「この人は絶対に成功すると思っていた」とあたかもわかっていたことのように振る舞うことです。評論家みたいになっている状態です。


    上記はともに賢いふりをしている状態です。
    それは話している相手には伝わってしまうことなので、意識していく必要があります。


  2. 自分の意見と反対の意見について調べる/統計データを調べる

    直感で物事を理解して、それを話す前に、それは本当に正しい情報なのかを調べる必要があります。

    そのために意識して探す情報としては、自分の意見と反対の意見について調べる/統計データを調べること。

    反対意見と、正しいデータを集めて、その上で自分はどうしていくのが理想的なのかを理解する必要があります。


深く話すコツを活かす


本来であれば、TVでの情報は〜ではなく。

先日、テレビで積立NISAを始めると良いと言っていて本当かなと調べたんですが、本当にそれが良いのかなと調べたら、貯金とのバランスも大事って言う意見もあって、全ての人が積立NISAを始めるべきではないと言う意見もありました。僕だったら月3万円の貯金ができるならそのうち1万円を投資に回してみようと思うんですが、どう思います?

まで言えれば、浅いとは思われないですよね。

様々な視点から調べて、自分なりの意見を取り入れて質問してみる。


この会話が、良い悪いではなくて「話が浅いと思われないためには」どうすれば良いのかの視点で記事を読んでくださると嬉しいです。

感想や気づきをコメントで教えてくださると嬉しいです。



参考文献

この本では、テクニックではなく、コンサルタントとして必要な姿勢やあるべき姿はどんなことか、を自分ごととして理解させてくれる本です。

質問時の意識すべきこと、人と話すときの姿勢など、思考法として自分の知性につながる情報が散りばめられているので、今の自分が正しいのか不安になっているのであれば必読の本だと思います。


本日は以上、
最後までお読みいただきありがとうございます。

勤労は今もなお成功への道であって、このほかに道はない。

ベンジャミン・フランクリン


〜今日から活かしていく事〜

不明な単語があったら即調べること。
曖昧にした状態で言葉を扱わない。

因みに、「管理」と言う言葉について今日は自分なりの定義ができました。

皆さんも調べてみてくださいね。

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