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失声の私に出来る仕事はなんだろう?

グレーゾーン障害者になった。声が出ない。

”私に出来る”仕事を模索します。

失声でも出来る仕事を探す日々

声が出ない状況。電話が掛かってきても、インターホンが鳴っても、”応答が出来ない”。そんな日々を過ごしています。

クリエイターとして活動しているけども、やっぱり収入は得られてない状況なので傍らで在宅で出来るバイトや派遣を探したり、クラウドソーシングを探したり、しています。

しかしやっぱり最大の難関は”声が出ない”こと。

見た目では分からない障害を持っている。
いわゆる、グレーゾーン障害者である。
自立支援医療制度を利用している3級精神障害です。

そんな私でも出来る、仕事はなんだろう、と勉強を始めたのは1年前。
Webデザインの世界に入った。でもまぁまぁ、治療しながらなので実績は名刺デザインを1,2件受けたことしかない。

今までと違う、生き方を模索して1年。

そういえば、ハンデを持った人の仕事って…?

Webデザイン、イラスト、同人誌、グラレコ…と仕事が出来そうなものを少しずつ勉強しながら増やしてきた。
まだまだ駆け出しだけど、出来ることをやってくしかない。

でも実際声が出なくなって仕事…したことがない。
色々求人やフリーランス案件を眺めては応募して、落選して、を繰り返してる。やっぱり声が出ないと、出来ないんかな。なんて思い始めてる。

手話の人とか、盲目の人は仕事、どうしてるんだろう?
そういえばそういったハンデを持った人とのつながりって無いな。小学生の頃に知的障害の同級生はいたけど、大人になってから出会ったことが無い気がする。

調べてみると、盲目など視覚障害がある人はあんま・鍼灸、オフィス業務、エンジニアが向いているらしい。特に昔からあんま・鍼灸は働きやすい職種として人口が多かったそう。
聴覚障害のある人もやはりオフィス業務、エンジニアが働きやすいものとしてきたそう。あとはデザインやプログラマの人もいるらしい。

当然ながら、私の診断された”転換性障害”や”失声症”について仕事を検索すると情報が無さ過ぎて、逆に「完治を目指しましょう」ばかり。
(”てんかん”は出てくるけど、それじゃないしな。)

色々なハンデがあるけど…実際どうだろう?

その、気持ちはみな同じだと思う。
夢とか、やりたいことを持ってるのは一緒なんじゃないかな。
どんなハンデがあっても、やってみたい挑戦したいことがあって社会に役立てたいと思ってる。

あと、やっぱりお金が無いと生きていけない。
基本働かないとお金は入らない。余程の重度な障害が無いと認定が出ず、補助金が出ない、グレーゾーンとはなんとも生きにくいのだ。

多様性とか、SDGsとか話題になってるけど、実際はどうだろう。上層では盛り上がってるかもしれないが現場ではエンドユーザーまで届いてない。「あ、そうなの…じゃあいいや」みたいな感じで理解が得られずにいると思う。
春にちょこっとバイトをしていたが、やはり調子がが悪いときはある。申告して休みを貰うにも「ねぇ、大人なんだからさ、体調しっかりしてよ。シフトもあるんだからさ。」などと言われる。事前に「こういった障害を持っている」とは言ったものの、実際働くとなるとそんな心無いことを言われるのだ。
正直、これは障害の有る無しに関わらず、日本の悪い風潮だと思う。
「大人なんだから」「何が何でもやり遂げるべき」など言ってたら
いつまでも多様性、SDGsとか、一向に浸透しない。
余計働きにくく、担い手が減っていくばかりだ。

お金という対価を貰う以上、確かに必要最低限なことをしっかりするべきだ、という考えは分かるが、そればかり前のめりになりすぎているような気がする。

働く、という生きがいを見つけるために

誰もが安心して暮らせるには”働く”という生きがいは重要だと思う。

コロナ禍から明け、多様な生き方を模索する世の中で働くことで得られるものは多くあるだろう。

人脈、スキル、お金、成長、肯定感、価値、そのほか諸々。

前職を辞めて早1年強が経ち、失声症にもなったがやはり働きたい。
ハンデはあるけども何か人の役に立ちたいとか、スキルや成長が欲しいとか、家族に金銭面で苦労を掛けてしまっているので…とか色々ある。

五体満足で働けるわけではないが、どこかで働ける機会を見つかられればいいなと思って今日も求人や案件を探すのであった。

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