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株式会社okidesign

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サウンドデザイナー沖田純之介が代表を務める 株式会社okidesignのnoteです。 会社概要や作品、つぶやき等を纏めております。 会社のHPはこちらで、スマホで見ると面白い…
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2020年9月の記事一覧

配信ライブ、良い音が欲しければ当日見るべし。

某アーティスト様の配信ミックスを担当させて頂きました。 細かい話はさておき、見逃し配信になった時に「音は変わらないのか?」という疑問がめばえ、ProToolsへ取り込んで確認を行いました。 配信システムの事を考えると、当日は何かしらの機材で録画録音をし それを圧縮して、再度見逃し配信のサーバーへ載せ替える訳ですよね。という事は、音は変わって当然という事になります。 早速、事前事後を確認してみましょう。 90分近い配信だったのですが、レンジが広い1曲を選び、以下を比較しまし

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【AUDIX、BEHRINGER、MXL、RODE、ZOOM】お手頃スモールダイヤフラムマイク、環境音で聴き比べ!

【AUDIX、BEHRINGER、MXL、RODE、ZOOM】お手頃スモールダイヤフラムマイク、環境音で聴き比べ! 先日UPした動画に引き続き、 マイクを2本増やして、環境音での聴き比べを行いました。 この動画で、お好みのマイクは見つかりますでしょうか? #AUDIX #MXL #BEHRINGER

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【AUDIX、BEHRINGER、MXL】お手頃スモールダイヤフラムマイク聴き比べ!

【AUDIX、BEHRINGER、MXL】お手頃スモールダイヤフラムマイク聴き比べ!動画です。 AUDIXはF9、ベリンガーはC-2、MXLはCR21を録音して比べております。 購入前の参考になるとうれしいです。 弊社は高いマイクはレンタルし、 安くてコスパの良いものを常備するようにしてます。 というのは、しっかりとしたお仕事の場合、マイクレンタル代金は請求できますし、 レコーディング依託業者が良いマイクを持ってきてくれます、さらに会場の響きもコントロールされた場所が多いです。 逆に自主制作や、テスト案件とかの場合は 会場も車両騒音が入る場所だったり、響き過ぎたり、狭くでショートディレイがかかったりする場所も多々です。 そのような所で、高いマイクを使うと、騒音や残響まで録音されてしまいます。 安いマイクだと感度が低いので、騒音はあまり入りません。 そんな理由から、会社購入マイクは安い、感度が高くないものを選んでます。 #audix #MXL #BEHRINGER

ストリーミング音響機材、96kHz収録。

先日書いた以下の記事↓ ここに96kHz32Bit収録の場合を考えてみました。 10月に行う大きめの会場で「響き重視」のストリーミングはこれで行こうと考えております。といってもストリーミングは48kHz16bitの192kbpsなので、L-20は48kHz駆動します。この後日Blu-rayが出ると思うので、96kHzで収録します。 ライブレコーディングを自社で全て行っていた数年前、YamahaMLA8を4台購入してありまして、そこを入力に使い、キューボックスを追加したバー

ストリーミング音響機材。最安値コース。

ストリーミング(配信)のお仕事がかなり増えてまいりました。 20年位昔から、ライブレコーディングとミキシングやテレビ生放送に力を注いで来たので、自分にとっては普段の仕事の延長という感じです。 弊社は良いものを適性価格でお求めになるアーティストが多くいらっしゃるので、その様な時は放送局や、外部レコーディング会社と組んで 出来る限り良いものを提供させて頂いております。 過去は、生放送テレビ音楽番組に福岡ホールから生中継接続とかもありました。全てが生な訳ですから、失敗は出来ませ

【スタジオ】ルームイコライザー設定01

大きな納品が数本終わったので、スタジオのマスターイコライザーカーブを見直しました。これ「ルームEQ」と言われるジャンルで、しない方がよいと考えられてますが、それはオーディオの世界。 テーブルやミキサーの上に置くものが毎回変わる、プロジェクトスタジオではルームEQが必須です。ルーカスのスタジオもこの手法で、ミキサー席2点、監督席1点、クライアント席1点の合計4点で測定して平均化したイコライザーをかけてます。 弊社は自分のプライベートスタジオなので、エンジニア席の1点(ただし