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おばあちゃんの見る夢

昨日、「マルタのやさしい刺繍」という映画を観ました。
夢にあふれた、やさしくもワクワクするような内容で、とてもほっこりしました。

スイスのちいさい村に住む、80歳のおばあちゃんのお話です。
主人公マルタは、夫を亡くしたことから立ち直れずにいたのですが、「本当に自分がしたかったこと」を叶えるために、少しづつ、コツコツと動き出します。

マルタは50年ほど昔に洋裁の仕事をしていたのですが、「そのころの夢をもう一度追いかけたい」と思い、お店を開こうと決意します。周りの友人を巻き込みながら。

ちいさくて閉鎖的な村なので、バカにされたり、お店の商品を捨てられたりと困難は山積みなのですが、マルタは全然諦めません。なんかずっと目がキラキラしてます。

ものづくりを通して再生していくその姿は、とても生き生きとしていて、なんだろう、生きるってこういうことだよなあと、改めて自分の人生を見直すきっかけを与えてくれます。

いくつになっても、夢をみるのは素晴らしいことですね。そもそも、その夢を探すことが難しかったりもするのですが…、身近にある小さな夢から叶えていって、少しづつ、大きな夢に育てていけたらいいなあと思います。

「マルタのやさしい刺繍」、クリエイティブなことがお好きな方や、夢ってなんだっけな…ってなってる方にオススメしたい素敵な映画です。2006年の映画ですが、ちっとも色褪せてないですよ。

* * *

実はこの映画、前にも1度観たことがあるのですが、そのときは全然おもしろいと思わなかったんですよね…。そのころの私は20歳前半くらいだったのですが、まだ「夢を見ることの大変さ」がよくわかってなかったんだろうなあ、と思います。

歳を重ねるにつれ、「夢を叶える」どころか「夢を見ること」すらままならないような気がしてきて。世界は広がるどころか、縮小していくような感覚を覚えます。

でもそれって、自分の可能性を小さく見積もっちゃってるからなのかもしれないですね。「セルフイメージ」ってやつが萎縮しちゃってるのかも。

「自分にはやれる」って思ったら、多分大体のことはできるんだろうなあ。時間はかかるかもしれないけど。と思いました。

ではではお時間なので、この辺で。
今日もみなさまにとって、よき日になりますように〜〜!

心を込めて書いた文章に価値を感じていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。なにか自己研鑽や創作の糧になることに、大切に使わせていただきますね。