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自分の隣りに座って肩を組んでみる

境界性パーソナリティ障害の原因の愛着障害も
虐待サバイバー特有の自己を抱え込む所も
大きな問題は結局、正しくSOSを出せない所だと思う。

それは、SOSを過去に出しても無視されたり足蹴にされる等、SOSを出すくらいなら自分で何とか乗り切る方が楽だとの学習により起きた問題だったのだろうと推測している。

私の場合は目の前の患者さんや利用者さんは自分よりお辛いから、私の目の前に居るわけだから、辛い反応があろうと冷静に考え全てを受け止めるべきだと思って行動していた。

家族や友達、学友からの言動に耳も心も目でさえもえぐり取られ、削られるような狂いそうな感覚の時でさえ、相手にも背景があって今の言動が出たのだから、私は受け入れ許し、また日常を共にするしかないとも祈り行動していた。

結局、何が言いたいかと言うと、私は私を1番傷付けて来たし、それで潰れると相手との関係にもヒビが入って、しかもそれは自分には過程があっても相手には青天の霹靂だから、大切にしたい人間関係なのにぐちゃぐちゃな間柄にならざるを得なかったと言う過去に反省をしたと言う事なのだ。

今、私は自分のケアに努めている。
他者には吐露出来ない小さな一つ一つの傷口に対して、痛みを感じながら洗浄と消毒をし、薬を塗布してガーゼと包帯で大切に包み、回復を待ち、傷口がくっついたりして来たら後は傷跡が薄くなるのを待っていると言う感じだ。

またその時、私は自分の隣りに座って、痛みを口にしたくて当たり前の私に痛みを我慢しなくても大丈夫だから、口に出してもここなら無問題やで、合図地うちながら、アタイが受け止めたるから安心し?
と、私の感覚から不快を吐き出して受け入れ手放す、もしくは上手く対処する事にしている。

・幼い時に本当はお母さんに抱きしめられたかった事
・妹のように子どものようなはしゃぎ方をしたかった事
・自分の好きを否定されたり馬鹿にされたく無かった事
・理不尽に怒られたくなかった事
・両親の諍いに胸が痛くて苦しかった事
・完璧で無くても自分を愛して欲しかった事
・家族の辛さのはけ口になりたくなかった事
・学校で虐めを受けた時に先生に助けて欲しかった事
・私にマウントをとったり、感情の吐き出し口にして欲しくなかった事
・私の目の前で生き物を粗末な扱いをして欲しくなかった事
・もっと知的好奇心が満ちる学びを受けたかった事
・精神疾患患者でも人として大切にされたかった事
・BPDを他と誤診せずにちゃんと私と向き合って複雑性PTSDと共に治療して欲しかった事

素直に書き出すと、これ等を幼少期から私は抑え込み要らぬペルソナで生きてきた。

それは社会生活を送る上で上手く生き抜く為の私なりの対処技術でもあったのは確かだ。
けれど、蓋をただ閉めてお札を貼って呪いを閉じ込めた気になっていようと、向き合う事をしなければ、自分の何処にあるか不明瞭な地雷を踏んで意識のトリガーが引かれた際、私は永遠に闇の抱え込むしかない時間にトリップせざるを得ない状態となるのだ。

そんな永続性はゴメンである。
勘弁願いたい。

だから、私は自分と肩を組み、夕暮れの河川敷に座り込む青春時代の親友同士の会話みたいに、自分の内省を行い、一つ一つの事象をケアしているのだ。

内省に一人では対処出来ない時は信頼関係のある、各専門家にSOSを実際に声として出し、お力添えを頂いてケアを遂行し抜く。

人間は感情豊かで社会性が高い動物だから、一人きりで活きるのは難しい。
また、自分独りぼっちは、寂しいから恥ずかしい!
そんな風にも考え卑下する必要も無い。

そもそも見えていないだけで、自分は一人きりで生きては居ない。
そこに気付いて大切にする事。

感情は全て快の方向に居なくても無問題。
不快な時は肩を組んで辛さを吐き出す。
何より自分の幸せがあれば人生は豊かな事にも気が付けるようになる。
その幸せな感覚に他者の視線による判定は不必要だ。

苦しみや哀しみも激痛も幸福な感覚も憐れみも辛さも愛情も、全て自分の大切な感覚で感情なのだ。
だから、あまり無視せずに生きたいものだ。

大切な友人間でも素直に
・この会話は辛さが思い浮かんで辛い事
・その時はこんな風に返すけど許してねとお互いに配慮も忘れない事

自分には自分と言う最大の理解者が居るのだ。
天に引き上げられる時まで、相棒と祈り、自分を強め高めて困難に立ち向かい続けたいと思った。

今日もお天気そこそこ良さそう
来週はまたぐずついたお天気模様です。
時間を有効活用して、大切に生きていきたいと思った朝でした。
素晴らしい1日でありますように。
祈りと愛を込めて。


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