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『舞台上で生きるためのワークショップ・2023年8月』

お疲れ様です。
『舞台上で生きるためのワークショップ・2023年8月』
を行いたいと思います。

今回は5日間の『集中セッション』に加え、同じ戯曲を扱う5つの『アクティングジム』も行います。

『舞台上で生きるためのワークショップ・2023年8月』
日程:8/30(水)~9/3(日)
場所:都内スタジオ

【集中セッション】
A日程「役として生きる(5日間)」
8/30(水)~9/3(日)12:00~16:00
参加費:¥15000
対象:プロとして活動中の俳優

<内容>
前回の集中セッション『手放すための準備』よりもシーンスタディに特化し、上演を想定した稽古を通して『役を生きる』ために必要な要素とスキルを体感しトレーニングするセッションです。
短編を使用し最終日には実際にシーンを演じます。
・台詞や動きに不自由を感じる
・演じながら俳優として思考が働きがち
・役として何をしているのかが曖昧になる
などについて対策したい方向けです。


【アクティングジム】
今回は現在avenir'e(アヴェニール)2nd createとして上演中(7/4まで)の戯曲『紙風船』(作:岸田國士)を使用して、その中に含まれる演技として重要な要素をピックアップしてトレーニング・メンテナンスできるセッションを行います。
【アドバンス】ではより本番を意識した『劇的』な瞬間を起こすための技術的なトレーニングを行います。

参加費:各¥3500
対象:俳優・演出家・その他演技に関わる職種の方

B日程「役の価値観を持つ」
8/30(水)17:00~21:00
使用戯曲『紙風船』

<内容>
読解・解釈を通して、現代とは違う価値観を生きる「役」の価値観を獲得するセッションです。

C日程「相手に影響する・相手から影響を受ける」
8/31(木)17:00~21:00
使用戯曲『紙風船』

<内容>
登場人物たちがどのように影響し合っているのか具体的に体感することを通して演技に反映するセッションです。

D日程「語る身体」
9/1(金)17:00~21:00
使用戯曲『紙風船』

<内容>
言葉になっていない、または言葉が発せられる前・中・後に身体が発している言葉を意識するセッションです。
言葉にはされていないものがたくさんある岸田戯曲だから発見が多くなると思います。
E日程「豊かに語る」と合わせて効果的です。

E日程「豊かに語る」
9/2(土)17:00~21:00
使用戯曲『紙風船』
<内容>
言葉によって広がるイメージや風景。それを登場人物たちが共有することに取り組むことで、空間や観る人のイメージが広がっていくのを体感して言葉を豊かに使うためのセッションです。

【アドバンス】
F日程「劇的であるということ」
9/3(日)17:00~21:00
使用戯曲『紙風船』
<内容>
より実践や本番を想定したセッションです。
日常の範囲を超えた演劇ならではの劇的なドラマチックな瞬間を生み出すことをトレーニングするセッションです。
B・C・D・E日程を受けているとより効果的です。


【お申込み】
件名を『WS8月申し込み』として
① お名前
② メールアドレス
③ 参加希望日程(A・B・C・D・E・F)
④ 職業(俳優・演出家など)
を記載の上、
info@oharakenji.com
までお送りください。
折り返し詳細をお送りいたします。

<お申込みに際して>
本ワークショップでは下記の『4C』を保つことを遵守します。ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
①コミュニティ 『関わるだれもが安心して出入りできるコミュニティであること』
②コラボレーション 『互いをコラボレイトさせる創作であること』
③クリエイティビティ― 『それぞれの持つ創造性を尊重し活かし合える場であること』
④セレブレーション 『成果だけではなく創作過程も讃え合える場であること』

ご質問などもありましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

【WSファシリテーター紹介】
大原研二
俳優。avenir'e(アヴェニール)ドラマトゥルク。パフォーマンスサポーター。研技術研究所代表。
第二期俳優指導者ゼミ修了。
舞台・映像で俳優として活動しながら、『テクニックだけのワークショップ』『えんげきで遊ぼう』などプロの俳優対象のワークショップから子供から参加できるワークショップを開催。個人向けの『オーダーメイドWS』も行っている。
主な出演作:映画『アウトレイジ』/舞台『彼らの敵』『福島三部作』ミュージカル『17AGAIN』など。


《補足》
『舞台上で生きるためのワークショップ』では俳優の仕事は「役として生きる」ことと捉えています。そのために台詞やミザンスや段取りなど俳優の意識が働きがちなものを手放していくための技術を演技として捉えています。
そのためには役をとりまく様々なもの(相手や空間など)とつながり続けていることが重要です。
心を動かされる芝居には、何かを動かし続けている物理的な影響が起こり続けています。それは感性だけでは起こりません。
そんな心動かされる芝居のために必要なことを共有できる時間になるために安全にトライできる環境を作ることを重視してお待ちしています。
みなさんの可能性を一緒に探求できる場所になるよう努力していきますので一緒に「場」を作っていただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

大原研二


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