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本人の生声を聞いた方がスッと頭に入る

通勤時に車でAmazonオーディブルを聞いている。昔は音楽を聴いていたが飽きてしまって、3年前くらいからもっぱらオーディブルを聴いている。
ジャンルにとらわれず、何でもよく聴いていた。小説は聴くと長いのであまり聴いたことはない。

最近よく聞いているのはポッドキャスト。VOOXの"知の探検"というシリーズ。著名人がテーマを設けて、それについて語るもの。ビジネス系の配信なんだけど、これ、他のオーディブルと何が違うってさ、ナレーターじゃなくて著名人本人が喋ってるんだよね。だから本を読んでもらっているというより、講演を聴いている感じなんだよね。

オーディブルの良くないところを強いて挙げるとすればナレーターの力量に差がありすぎることかな。聴き取りにくいナレーターがたまにいて、1.5倍速くらいで聴くと何言ってるのかよく分からんみたいな状態が結構あります。それだけで聴く気が失せるような。

だけど、著名人本人が話してるとスッと頭に入ってくるんだよね。言葉の使い方であるとか間の使い方に不自然さがないというか。
それに本人が話してる訳だから説得力がある。話の構成やリズムも心地よく感じる。活きている言葉が伝わってくる。
そういうことが出来る人達だからこそ成功しているんだと思うけども。

本の文章をナレーションしたものよりも本人の生声の方がよっぽど頭に残る。これを痛感した。

このポッドキャスト以外にも文藝春秋の講演の録音などもお勧め。生前の松本清張の生声を聴くとやはり味わいがあって心に染みる。これはナレーションでは体験出来ない経験だと思う。

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