5、日本陸上競技連盟の求人に応募した話

※一度非公開にしていましたが2/3に再度公開することにしました。


まぁ見事に落ちましたが

せっかくエントリーシート書いたんだから全世界に公開しちゃいます。まあ自分の今の意見とかを色々考えてアウトプットしたんだから残すのも悪くないと思うので。

住所とかそのあたりは無しですが、あとの自分の強み弱みから志望動機、入局課題までを公開します。そのままコピペしただけなので見にくいかもしれないけどそこはお許しいただければ。


自己PR

■自分自身の一番の強みと、もっとも弱いと思われる点を1つずつ、具体的事例を掲げながら記述して下さい。

 私の強みは一人で幅広い年齢の教育に携わってきた経験です。前職では高校生対象集団講座や、小学校低学年向け知能教育講座などを任されました。特に高校生の集団講座は自分で立ち上げから進めてきました。ほぼ一人で進めたということもあり、課題にも直面しました。
 例を挙げると「集団講座ゆえに個別のニーズが多すぎる」という課題がありました。限られた講座の時間で生徒の「国公立用の数学対策をしてほしい」「学校の勉強のフォローをしてほしい」などのニーズにすべて応えようとすると全て中途半端になり生徒の満足度が下がりかねません。そのため優先度をしっかり認識し伝えることの取捨選択を意識的に行いました。結果最後の1年は受講した生徒が全員最後まで受けてくれました。このようにニーズをしっかり認識し解決していった経験は私の大きな財産であり強みだと考えます。
 一方弱みとしてはスポーツ業界についてまだまだ自分自身が無知であることです。前職が塾講師ということもあり仕事としてスポーツに関わったことはなく、自分で「こんなのことをやったら面白そう」と思うことがあっても、それは妥当性があるのか、実現可能なことなのかといった評価はできずにいます。そのためスポーツマネジメントの社会人講座に半年通う、書籍を読んでみる、様々なスポーツを観戦し課題を自分なりに考えてみるといったことをしてきました。今後もこのような活動を継続して知識を得て分析しながら直面する課題を一つ一つ解決していきたいと思います。

志望動機

■本連盟 を志望された理由

 貴連盟を志望した理由は2つあります。
 1つめは陸上競技が好きだからです。私は陸上部に中学時代から大学時代まで所属してきました。強豪校ではなく自分自身の競技成績も全国大会に出場したなどの華々しいものはありません。特に大学時代は怪我も多く挫折の方が多かったです。それでも仲間と一緒に近畿高校駅伝出場や箱根駅伝予選会での大学記録更新を目指して、努力し試行錯誤した日々は私という人格の形成に大きく関わっています。だからこそ大学の陸上部での活動を終えたあとも個人で登録しトラックレースやロードレースに出場しています。そんな陸上競技に関わりたい、そう思っています。
 2つめはそんな陸上競技をもっと魅力的にしたいからです。特に日本グランプリシリーズはもっと魅力的にできると考えています。オリンピック、日本選手権だけでなくいろいろな競技会に足を運んでもらえるような活動をしたいと思います。


■2020年シーズン、本連盟で取り組んでみたいこと(広報的観点から)

陸上競技の配信のあり方、大会プログラムを変えたい

<理由>

 2018年の静岡国際陸上の動画をYouTubeで見たときに「これを見て、陸上競技を見たいと思う人がどれだけいるのか」と考えたことがありました。日本グランプリシリーズは、トラック、フィールド競技としては日本選手権、ゴールデングランプリに次ぐ大会です。もっと見ていたい、この大会は足を運んでみたい、と思えるような大会であるべきです。なのに観客がまばらでよい記録が出ているにも関わらずその興奮が伝わっていないように感じました。その感情は公式で配信をするようになっても拭うことができませんでした。まずは配信のあり方を再考し、「陸上競技を見たい!」という層を増やしたいと思います。
 また大会プログラム冊子をアプリなどと連携することにより「この選手を応援したい」となった時にもっと簡単にその選手について知ることができ、陸上競技に「嵌まってもらう」ような環境作りをしていきたいと思います。


入局課題

■現在の陸上競技界が抱える課題について記述し、今後陸上競技の価値を高めるためにどのように解決すべきか、ご自身の考えを記述して下さい。

 マラソンブームもありランニング人口は増えているがマラソン以外の陸上競技に波及できていないように感じます。例えばこれだけたくさんの人がフルマラソンに挑戦しているのに100mに挑戦している人は少ないように感じます。折角OTTという成功例があるので、そのノウハウを基に「短距離経験者向けのリスタート競技会」や「親子で参加する100m記録会」などハードルを下げた他種目の競技会を開催するべきだと思います。
 またメディアとの連携がとれていないように感じます。例えば去年の世界リレーで競技最中に中継が終了したことがありましたがそのようなことが起きないようにメディアとの連携、関係の再構築なども考えていくべきです。DAZNなど新しいメディアとの連携も視野に入れていくべきであると思います。


■東京2020オリンピック後のスポーツ界はどうなっていると思いますか、陸上競技界がやるべきことは何だと思いますか、ご自身の考えを記述して下さい。

 マイナーな競技の観戦機会がオリンピックにより増えるので見ていて本当に面白い競技は発展すると思います。反対に見てもつまらなかったり、オリンピックは面白かったけど日本選手権はそこまで面白くなかったと感じられてしまった競技はオリンピックの効果は一過性のものになると考えます。2026年に愛知で開催されるアジア大会という丁度良い目標があるので、まずはそこまでスポーツ、陸上競技への関心を持続させることを考えるべきだと思います。
 陸上競技の場合、市民アスリートからトップ選手まで記録という一つの軸で比較できることが特徴だと考えます。その特徴を活かして例えば「自分の記録は今年のランキングで何位だ、去年からどれくらい上がった」などということが簡単にわかり、アスリート全員のモチベーションとなるようなシステムを作ることも必要だと考えます。

■本連盟公式WEBサイト、公式SNSにおける課題とその解決策について、ご自身の考えを記述して下さい。

○WEBサイトの項目が多く陸上競技をよく知っている人はよいが、よく知らない人は知りたい情報を得にくいと思います。知らない人向けにアプリを作り
「見たい」→主要競技会や主要アスリートの紹介
「始めたい」→陸上競技連盟への登録、必要な道具の紹介
「大会に出たい」→試合へのエントリー(大会毎にバラバラなものを一括にする)
「知りたい」→種目紹介、ルール紹介
のように簡単にするとよいと思います。
○FacebookがTwitterのツイート抽出になっている。140字以上書くことができる特性を活かして記事の要旨を載せるとよいと思います。


最後に

このエントリーシートを書くにあたりいろいろな人にアドバイスをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

どこが悪かったのかとか意見あればコメントとかしてもらえたら嬉しいです!

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