水泳の団体戦国際リーグについて

先日このような記事を見つけました。

水泳という個人競技が団体戦の国際リーグをするというのは非常に興味深かったので色々と調べてみました。

主催団体

主催団体はISL(International Swiming League)です。

2019年から始まった大会で日本チーム(この中にどうやら外国籍の選手もいるみたいだが)は今年から参戦したようです。

競技方法

1試合に参加するのは4チームで、レギュラーシーズンで10チームから8チームに絞り、そして準決勝で4チームに絞り決勝に進むことができるのは4チームということです。

そして36人登録できてうち24人が個人レースに参加、残りの中から4人もリレーに参加できます。

そして競技時間も短くて1試合を2日に分けて2時間で終わります。

各レースの順位によりポイントが付きますが一定時間以上離せばそのレースで勝利したチームにポイントが加算されたり、一定時間以内にゴールしなければポイントが入らないなど目新しいシステムが導入されています。

最も目新しいのが面白いと思ったのがスキンレースというレースで連続で3レース行い1レース目で8人から4人、2レース目で4人から2人、そして最終レースで勝者が決まります。各レースにも順位ポイントが付くが最終レースだけは優勝者に多くのポイントが付くようになっています。

このスキンレースを最終種目に持ってきているので最後の逆転劇も可能ということになります。

思ったこと

水泳というタイムだけが指標となる競技は陸上競技にも通づるところがあり、そこでこのようなリーグが行われたことは非常に興味深かったです。

自分が考えた「チーム競技陸上」や大会が終了にはなりましたが「デカネーション」など陸上競技も団体競技としての色を持たせるという試みはなされてきたと思います。

水泳でこのような仕組みが作られたことは一つ陸上界も参考にすべきではないか、そう思いました。

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