見出し画像

コーチ・エィに半年通って学んだコーチング「10個のコト」を言語化🎨

こんにちわ。YJキャピタル大久保(@koheei_okubo) です。YJキャピタルでは出資先支援の一環でコーチングを強化しております。私もコーチ・エィ社のプログラムに参加しコーチング資格を取得しました。本noteでは自分も勉強中のコーチングを10のトピックでまとめたいと思います。※個人の見解がかなり入っていますので、コーチングに興味ある方は色々調べてみてください

①コーチングを受ける目的

 コーチングを受ける目的は「組織・個人の成長を加速し目標達成を促進すること」だと思います。なぜ、加速するかというと、定期的にコーチングを実施することで、①内省の時間が取れ、またコーチからの質問により新たな視点が得られ、②思考の深さ・幅が広がり、コーチングセッションの最後に次回までの宣言をすることで、③行動が促進されるからです。

画像6

②コーチングvsティーチング

 コーチング”を説明する時によく使うのが”ティーチングの概念です。コーチングでは
・コーチはアドバイス・指示は基本せず、あくまでコーチとは対等の関係です。コーチは自らの成長を助けてくれる伴走者です。
・質問メインで、9割は受ける側が話す時間
・受ける側は基本、内省。受けた質問により新しい視点を得て考えを深める
・自ら次のアクションを宣言することで行動促進される
といった特徴があります。

③スタートアップCEOにコーチがつく効果

 コーチ・エィ社との共同調査では、実際にコーチングを受けていただいたYJキャピタル出資先CEOの方にヒアリングを行いました①思考の整理、②自己認識の向上、③行動変容、④組織への影響、といった効果の分類になるようです。

画像1

画像7

④コーチング全体の流れ

 では、コーチングはどのような構造なのでしょうか。それをまとめたのが下図です。コーチングは継続的に実施することでより効果がでると思います。自分がコーチングを実施する際はスクールの教えに従い合計10回(各回30分)、半年間に渡って実施することが多いです。各コーチングセッションの流れも本を読むと体系化されており、それを意識しながらセッションを進めてます。GROWモデルと呼ばれるフレームワークもあるようです。

画像3

⑤コーチングで扱うテーマ

 コーチングで扱うテーマは「重要度が高いが、緊急度が低い、後回しになっていること」を扱えると良いとのこと。また、憧れ(hope)や義務(have to)ではなく、本当に実現したいこと(want to)をテーマにできると良いようです。

画像4

⑥目標設定について

 コーチングではテーマに沿った目標設定が大事です。目標にはいくつかのタイプがありますが、行動目標・成長目標がコーチングとは相性が良いとのこと。各目標設定の際はSMARTモデルも参考になります。

画像5

⑦コーチングは何に働きかけるのか

コーチングの目的は目標達成を促進することです。それに当たり、Posession(スキルやアセット)、Behavior(行動)、Presence(価値観)の視点を意識し目標達成の阻害要因について考え、セッションを進めていきます。

⑧組織に対するシステミックコーチング

冒頭、組織課題を解決するのに、コーチングが役立つという話をしましたが、個人の目標達成のみならず、組織としての目標達成(理想像、それに対する現状とのGAP、そこに対する打ち手を考えていく)にも効力を発揮します。CEOがコーチングを受ける際などは、組織内の関係性等をテーマにすることで組織課題を解決することがセッションのテーマとなることもしばしばです。

⑨コーチングでの質問例

 先述した各セッションフローのシーンごとの質問事例集です。

画像6

⑩コーチングを最大限活用するために

コーチングを受ける際には最大限有効活用したいですね。色々お話伺う中で感じたのは、「コーチングを積極的に活用するという意識」を持つということでした。コーチは自分の成長を一番に考えてくれる伴走者です。コーチと一緒に目標達成に向かってコーチングセッションを共創していきましょう!

画像8

 ここまで色々書いてきましたが、大抵のことは下記本に書いてます!コーチング関連の本は色々読みましたが、こちらが一番オススメです。コーチングについてもたまにつぶやくので、ぜひフォロー@koheei_okubo)ください!ありがとうございました!また、出資先起業家の方でコーチングに関心のある方はご連絡ください。

番外編:シリコンバレー流1on1

シリコンバレーでの1on1のtopicsの9パターンが紹介されてます。

番外編:コーチングの3原則

 クライアントの目標達成を促進するという共通のゴールのために、セッション時間を共創していこうという話です。コーチはクライアントの圧倒的な味方です。

画像9

番外編:コミュニケーションの4タイプ

画像10

番外編:コーチングスキル一例

画像11

番外編:オートクライン

 自分で声に出して話すと考えが整理される、といった経験はきっと誰でもあると思います。それは「オートクライン」と呼ばれコーチングに於いても重要な概念です。

画像12


関連記事




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?