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君は宝を持っている

君は宝を持っている
 その豊かな宝を出し惜しみしているうちに
  それは少しずつすり減りいつかなくなり
   必ず君は後悔してしまう

勇気をもってこの現実社会に
 自らの可能性をぶちつけてみるんだ

無限を秘めた"0"が"1"となり
 一見、無限はどこかに立ち消えた様に
  思うかもしれない

しかしその"0"と"1"の間に全てがある

惜しげも無くさらけ出された宝は
 とめどなく溢れ、かさを増し
  鍛えられ、強くなり輝きを増してゆく

その宝を守ってはいけない
 さらけ出し、
  差し出して、
   人々に与えてゆくことだ

そして、その宝の輝きの光源を
 人々の胸の内に認めさせてゆくこと

出し惜しんでいるうちに
 消えかけた灯火にそっと

優しい息を吹きかけ、
 燃え上がらせてゆくこと

走り出せ青年
 せき止められぬ、光の流れに背を押され
  もう二度と守ることはするな

大いなる光の旅路に身を任せ
 知らないもの、見たことのないものを
  貪欲に探し抜け、そして照らし出せ

君は宝を持っている
 僕のそれとは違う、君自身のだ
  僕の宝の輝きが眩しいと言う君がやがて

僕のを"大したことないね"なんて言う日が必ず来る
 その日が僕の最高の喜びの日なのだ

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