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ボードゲーム大祭in時之栖2023に出展してきました!

2023年9月2日(土)〜3日(日)に御殿場高原時之栖(ときのすみか)で開催されたボードゲーム大祭2023in時之栖に出展側として参加してきました!

私たちは前々日に出発し静岡の大河ドラマ館に行き、駿府城を中心に観光してから、前日に時之栖入りしました。

会場となるホテルの入口には大きな看板が設置されていました

私たちの宿泊は少し離れたスローハウスヴィラなので、バスも終点の北口で降りてチェックインです。
食事券や、出展者用タイムテーブルや規約類などのプリント類を受け取って、部屋に向かいます。

スローハウスヴィラはロフトつきの一戸建てで、ベッドが4つ、ロフトの上には布団が2枚ありました。家族や大人数で泊まれますね。2人で贅沢に使わせていただきました。
会期の間、疲れるとロフトに上って読書やビールを楽しみました。

施設内にある金魚水族館は、宿泊者であれば半額で入場できるのでフロントで申告して券をもらうと良い……という情報を前年参加者から得ていたので、荷物を置いて早速フロント経由で金魚水族館へ。

想像の何倍も充実した金魚水族館でした。たくさんの種類の金魚が生き生きと泳いでいました。
奥には美術作品展示や世界の絵本の図書館もあって、ここだけでゆっくり1日過ごせそうでした。
チョコレート工房で食べたソフトクリーム。白い部分はバニラではなくカカオパルプというカカオの果実の部分で作られていて、ライチや桃に近い味がしました。

夕食前に会場に入って前日設営を済ませました。

プランについている前日のおつまみ夕食+ドリンク1杯も、噂に聞いていた通りのボリュームです。肉で白ごはんをかきこむ幸福。ドリンクは御殿場高原ビールをいただきましたが爽やかでおいしかったです。

ハンバーグのソースも甘めのカレーソースでご飯と合いました。
というよりおつまみと聞いていたのにまさか白米がセットになっていたとは……。

そのあと「ボブジテン」「ヒョージョードラフト」などを作られているつかぽんさんがワイナリーで飲み比べセットを楽しんでいる投稿を見て、部屋に帰る前に私たちもワイナリーに寄りました。

飲み比べセット(しっかり入った4杯で1200円!)と削りたてゴーダチーズ。
重さも味わいも違うワインを贅沢に楽しませていただきました。
部屋に戻る時にはちょうど噴水ショーが見えました。
最大150m上がるとのこと、次は間近でも見てみたいです。

ボードゲーム大祭1日目、この日は早起きして木曽馬と、ホテルの裏手にある「ありがた山」の上にいるというヤギに会いに行くことにしました。

飲食店の集まる中心部に近いところに木曽馬のコーナーがあります。
結似ちゃんがエサを食べているところで、首や背中を撫でさせてもらいました。
さくらちゃんという生まれつき足が悪い子も、砂の山を背にのんびりゴロゴロしていました。

「ありがた山」という裏手の山には、お地蔵さんがびっしり立っていました。これは供養のものではなく、訪れた人が記念に立てているもののようで怖さはなくただただ壮観でした。10分弱登ると、ヤギのゆいちゃんがいました。

去年までめいちゃんというヤギがいたそうですがお嫁に行ったとのこと。
朝寝をしていたようでこんな顔でお迎えです。
ゆいちゃんのエサを一皿100円で買うことができ、お財布を出した瞬間ゆいちゃんも営業モードになりました。

ボードゲーム大祭のスタート時間を迎え、話には聞いていましたがゆっくりしたスタートでした。
他の出展者さんや、スタッフさんが覗きにきてくださって交流を楽しみました。
中でも出展者のご家族のお子さんたちがお手伝いの傍らのびのびとゲームで遊んでいて、お泊まりイベントの醍醐味を感じました。

時之栖マスコットのとっきぃも遊びに来ました!

家族向けのゲームを多く用意していたのですが、意外なことに私たちのブースでは大箱が売れて、「横濱紳商伝」に至っては持ち込みが少ないのもありましたが、早い段階で売り切れになってしまいました。
ボードゲームがそもそも好きな方が、見たことがあるからこの期に、だとか、夜にコテージで仲間でじっくり遊ぶために、などの理由で買ってくださったのかなと思います。

試遊についても気軽にやっていただこうと「どういうゲームですか?」とお声がけいただいた時点で試遊を申し出て遊んでもらうようにしました。
それを横で見ていた方がお買い上げいただくこともあって、自由に試遊できる環境であるのは嬉しかったです。

来場の方は初心者どころかアナログゲームにあまり触れたことのない方も多く、かなり積極的にお声がけをしないとなかなか手に取っていただくのは難しい雰囲気でもありました。

しかし、私たちの活動目的は製作者としてゲームを作り続けることなので、イベントで積極的に呼び込みをしたり売り込みをしたり、というのはどうしても得意ではありません。周囲の元気さに押されてしまい販売に求められるようなホスピタリティの提供に至らないことがあります。
それでも、興味を持ってくださった方にお声がけし、穏やかで優しいご来場の皆様たちと対話し、私たちのゲームカタログを手に取って読み込んでいただいて、楽しくイベントの時間を過ごすことができました。
求められるような完全な接客はできないかもしれませんが、ボードゲームを作り見ていただくというスタンスで、出展者ではあるが参加者の一員でもある、として無理のなく、ゆっくり空気を楽しむ。そして来場の皆さんとの対話を楽しませていただく選択肢を取らせていただきました。
交流を楽しみ、旅行としても楽しい時間を過ごさせていただきました。

晩御飯は多種にわたるビール飲み放題もついた豪華ブッフェ!ビールだけでなくベビーワイン(醸造途中の甘いワイン)も、沖縄フェアで泡盛も飲み放題でした!
夜はプレイスペースが解放され、夜0時までみなさんゲームを楽しまれました。
一般参加の方には情報が浸透しきっていなかったようで、友人の皆さんには一部直接ご案内しました。この辺が来年はもうちょっとうまく行くとエッセンとかGENCONみたいになるかも……?

2日目も会場設営はしてあるので部屋から会場まで行くだけです。
ヤギのゆいちゃん、木曽馬の結似ちゃんにご挨拶して、朝食を食べて、荷物をまとめてチェックアウトして会場入りです。

2日目はよりゆるやかに、ファミリーや一般の寄ってみたお客様がメインとなりました。企業ブースや体験・ワークショップのあるコーナーはお子さんでいっぱいのようでしたが、個人参加のブースが集まったこちらの部屋は挨拶回りや名刺交換でゆったりとしていました。
途中でブースを抜けてお土産のチョコレートを買ったり、パン屋さんでちくわパンの美味しさに驚いたりと観光も楽しみました。
プランに入っていた焼肉弁当もとてもおいしく、食べ物の魅力が全開のイベントであるなあと実感しました。

ブースまでお越しくださったみなさまありがとうございました!

人の流れがほぼ停留した15時に閉場ということでちょうどよかったです。
送迎バスが混む前に、と私たちは早めに帰りましたが、ゆっくり打ち上げを楽しまれた参加者も多いようでとてもよいタイムテーブルだと思います。


個人的に次回以降の参加のためにメモをいくつか残したいと思います。

  • チラシ置き場の廃止
    去年チラシ置き場があったというnoteを見たので前日に慌てて印刷センターでチラシを刷って持って行ったのですが、スタッフさんにお聞きすると「去年はチラシ置き場を設けていたが今年は廃止した」とのことでした。チラシはブースで配布しましたが、確かに公式に確認してから刷るべきでした。2024年の開催に於いてはぜひ要項にアナウンスがあるとありがたいです。

  • ブース間の距離
    机と机の隙間にばらつきがあって一概には言えませんが、ブースとブースの間を来場者が通り抜けてしまったり(レジがあるのであまり裏側には回ってほしくないのですが、しかし即売会イベントのマナーについて知らない方がほとんどでしょうし……)、逆に物や人で詰まっていて自分のブースに大回りしないと戻れない(結果他の方のブースの横を通ってしまう)、ということもあって難しさを感じました。島の端はロープが渡してあって人が通り抜けできないようになっていたので、運営の皆さんも分かって対策していることもよく分かりました。

  • 送迎バスはタイミングによってとても混む
    親しくしていただいている方が来場の際に送迎バスがとても混雑して、かなりの密度の中立ちっぱなしで疲れてしまったとのことでした。人気のある施設でしょうし、このような大きなイベントでは余計に余裕を持ってプランを考える必要がありそうです。

  • 三島駅の北口と南口の通り抜けが不便
    途中三島駅で楽寿園を見てから会場に向かうつもりが、南口のコインロッカーがいっぱいで北口を見ようとしたら移動に15分ほどかかり(または入場券を買って通り抜けるしかない)、それでも北口のコインロッカーもいっぱいで疲弊し諦めました。ボドゲ大祭で笑い話のつもりで知人に話すと、三島駅の不便さは有名とのこと……。

  • まちがいさがしを作ってよかった!
    OKAZU brandはいつも間違い探しカードを配布しています。夏のイベントでも書き下ろしの新作を制作し配りましたが、他のブースのお子様方や製作者の皆様まで2日間ずっと取り組んでくださり、帰り際には「10個見つけました」「あと1個どうしても見つからないのでヒントを」など様々に話しかけてくださって、心から嬉しく思いました。
    またもっと楽しく、最後の一個がえげつなく難しいまちがいさがしを作っていきたいと思います。


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