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Instagramの運用方法(シリーズ第2回)

皆さん、こんにちは!ういんぐです。

前回は、なぜインスタグラムが大事なのかというお話をしました。まだご覧になっていない方はシリーズ第1回を是非ご一読ください。

今回はインスタグラムのシリーズ第2回として、ビジネスでの活用に重点を置いた「運用方法」に関してアウトプットをしていきます。

では、早速学んでいきましょう!!

1.インスタグラムの理解

具体的な運用方法の前に、ビジネスにおけるインスタグラムの特徴について理解しましょう。

①コミュニティができる

インスタグラムでは、同じ地域、ライフスタイル、趣味などを持った人が集まります。この中心となる人物が「インスタグラマー」です。そうしたコミュニティのインスタグラマーになれば、自然と人は集まってきます。

②広告

特に重要なのが広告です。
広告は、「単発広告」と「永続広告」の2種類に分けることができます。

単発広告とは、新しいキャンペーンや、集客を行う度に手間とコストをかけて行う広告です。チラシやテレビ広告、ホットペッパーなどの情報サイトがこれに該当します。

一方で永続広告とは、継続的に顧客にリーチができる広告です。ブログ購読、会員制サイト、メルマガ登録などがこれに該当します。

当然ながら、永続広告のほうが単発広告に比べて、顧客の囲い込みができるという点で価値が高いと言えます。が、運用が難しいというデメリットがあります。

そのような永続広告の中でも、最も運用が簡単なのがインスタグラムです。

永続広告も「プッシュ広告」と「プル広告」の2種類に分けることができます。

プッシュ広告とは、顧客に一方的に送りつける広告です。人は強要されることを嫌います。なので、プッシュ広告はいわば迷惑行為であり、逆ブランディングになりかねません。

反対に、プル広告とは顧客が自ら見に来てくれる広告です。顧客が自然に情報収集してくれるので、印象に残りやすいというメリットがあります。

つまり、継続広告であり、かつプル広告なのがインスタグラムだということです。インスタグラムを通じて広告を展開することで、顧客の認知の獲得に繋がります。

③教育広告

お客様は知りたがりで、とてもめんどくさがり屋です。

なので、なるべく分かりやすく、端的に広告を打つ必要がありますが、チラシ1枚に自社のファンになってもらう為のコンテンツを詰め込むことは難しいです。

そこで、活用できるのがインスタグラムです。誰が、どういう思いでその商品、サービスを提供しているかを伝えることが、ファンの獲得には欠かせないポイントです。

それを伝える為には、継続的な情報発信が必要になります。インスタグラムを通して自社が込める想い、コンセプト、お店の雰囲気などを発信し続けることが、ファンの囲い込みに繋がります。

2.インスタグラムの運用方法

では、どのようにインスタグラムを運用していけばいいのか、その運用方法についてお話していきます。

大事なポイントは次の5つです。

・構造理解
・プロフィール
・コンテンツ
・ハッシュタグ
・運用

①構造理解

重要なのは店舗アカウントではなく、個人アカウントでの運用を強化するということです。

多くの企業は「◯◯オフィシャル」など、企業アカウントで運用をしがちですが、企業アカウントはマーケティング用ではなく、ブランディング用で用いられるべきです。

ブランディング用のアカウントで集客しても、当然ながら成果は上がりません。

人は、お店に行きたいから行くのではなく、人に会いたいからお店に行くという本質をきちんと理解しなければいけません。

だからこそ、集客で運用すべきは個人アカウントです。企業であれば社長、従業員、レストランであればシェフ、ヨガ教室であればインストラクターの個人アカウントです。

かと言って、仕事やビジネスに関する投稿をすればいいというわけではありません。人はその人自身、つまりライフスタイルに興味があります。

なので、鉄則としてはプライベートを8割、仕事を2割の比率で投稿するのがベストです。

②プロフィール

プロフィールは「5秒以内」に読まれる内容に整えましょう。

5秒というのはページを開いてからの離脱時間です。つまり、多くの場合はスクロールして写真を見る以前に、プロフィールだけで判断されてしまうということです。

プロフィールは箇条書きにすることで見た目もすっきりし、内容も伝わりやすくなります。長々と文章を書くのはNGですので注意してください。

また、ホームページやブログなど、URLを貼り付ける際も長いURLをそのまま記載するのはお勧めしません。できれば、URL短縮サービスを使って短くすることをおすすめします。

③コンテンツ

写真は9枚毎の色合いを統一させるように意識しましょう。

写真を撮るコツは普段の撮影距離から、あえて6歩下がって撮影することです。これを「6歩バックの法則」と呼びます。

6歩下がるのはなぜかというと、ライフスタイルを表現する為です。

レストランでの食事であれば、料理ではなく、どんな雰囲気のお店なのか、誰と一緒にいるのかなど、フォロワーは人間味のあるコンテンツに関心を持っています。

また、投稿文は「幸福、知識、努力」を表現するように心掛けましょう。フォローしていることに、何かしらのメリットを感じてもらうことが大切です。

④ハッシュタグ

ハッシュタグは、沢山付ければいいというものではありません。

ハッシュタグの役割は、インスタグラムのアルゴリズムが投稿をカテゴリー分けしやすいようにする為のものです。

なので、ハッシュタグの最適数は「5個」です。その内2個は、同じキーワードを含めるようにしましょう。映画であれば、#映画・#映画鑑賞のように設定します。

⑤運用

実際の運用に際して、お客様とインスタグラムのアカウントを交換したら、それをエクセルなどでリスト化します。

まずは、来店の当日にお礼のDMを送ります。その際、「ご来店ありがとうございました」など、あくまでもお礼の内容だけに留めます。「またお待ちしています」などの営業文句はタブーです。

そして、月に1〜2回程度、お客様の投稿に対してコメントをしましょう。この時も、営業文句を避け、友達感覚、人間味のあるコメントをするように意識しましょう。

くどいようですが、ビジネス感のある投稿は絶対にNGです。「安売りキャンペーンをやってます」のような投稿も敬遠される傾向にあります。

服を販売したいのであれば、6歩バックの法則を活用して、全体的なコーディネートを投稿して、HPに誘導するのが効果的な運用です。

ヨガ教室であれば、教室に来てもらうことを誘うのではなく、ヨガの先生に会いたいと思ってもらえるように仕向けることが何よりも重要です。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

次回はインスタグラムのシステムについて、お話していきます。

その前に、今回のセッションのまとめです。

インスタグラムは「永続広告」と「プル広告」の双方のメリットを併せもつ。継続した広告を展開することで、顧客の認知獲得に繋がる。

インスタグラムにおける集客では、企業用アカウントではなく、個人アカウントを運用する。「プライベート:8割」、「仕事:2割」の投稿を意識し、人間味のある投稿を心がける。

コンテンツは全体の統一感を意識し、ライフスタイルを表現する。人は5秒でページの価値を判断する為、特にプロフィールは完結にポイントを絞って記載する。

おわり。

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