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MUP WEEK12「SEOの極意①」

皆さん、こんにちは!ういんぐです。

今日は「SEO対策」に焦点を当て、いかにオンライン集客を増やしていくかについてアウトプットしていきます。どんなビジネスをやるにせよ、SEO対策は必ず必要になります。

今の時代、オンラインでの勝負は避けて通れません。オンラインに露出しない事業、サービス、店舗、企業は、今後の生き残りがますます厳しくなっていきます。

まずは、オンラインに露出することが肝心です。その為に、莫大な資金を投下できる企業はごく僅かです。が、これから解説するSEOは、資本がなくても無料で始められる重要な集客ツールです。

言ってみれば、SEOは無料で作れる資産であり、無料で雇える営業マンであり、時代によって変化するファッションです。SEOのアルゴリズムは時代とともに変化しますが、原理原則をしっかり押さえていれば、どんな変化が訪れようともSEO対策は可能です。

この記事を読めば、次のポイントについて理解を深めることができます。

・そもそもWebって何?SEOに必要な基礎知識
・Googleは何の企業?SEOにおけるユーザー目線の大切さ
・SEO対策に効果抜群の記事の書き方

今回のセッションは全2回に分けてお届けします!

まずは、SEO対策を学ぶ前に、土台となる基礎知識をしっかり学んでいきましょう!!

1.そもそもWebって何?

多くのWebマーケティング会社やWebマーケター、コンサルタントが存在しますが、その多くが「Webって何か」という基本的な質問に答えられません。

まずは、Webの名前の由来、歴史的な背景を熟知して、そのWeb上にあるGoogleのブラウザについて解説していきます。これを理解しないと深いインプットにつながりません。

早速ですが、Webとは「世界中の情報をつなげる、リンクさせること」です。世界中の情報がリンクされた蜘蛛の巣のイメージがWebという名前の由来になっています。

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前提として、GoogleはWebではありません。Webとは、イギリスの計算機科学者であるティム・バーナーズ=リー博士によって開発されたものです。

ティム博士はセンス抜群の天才科学者であり、世界中の情報が蜘蛛の巣のようにつながっているイメージからwww(World Wide Web)を考案しました。当初は、The Information Mine(=情報鉱山)という名前にしようというアイデアもあったようですが...。

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さて、ティム博士がWebの創始者であるという事実は分かりましたが、具体的にどのような経緯からWebが誕生したのでしょうか。

事の始まりは、スイスにある欧州原子核研究機構(CERN=セルン)からの依頼でした。当時、セルンには数万人の研究者がいて、研究論文や資料をはじめとする大量の情報が蓄積されており、これらの情報を整理してくれないかとの要望をティム博士が請け負うことになりました。

セルンの内部情報は全て資料室に保管されていました。これらの資料を整理する際に、ティム博士は情報同士を関連付けるハイパーテキストを考案しました。それまでのWebサイトは、単に文字情報を表示するだけのものでした。そこで、ティム博士は、文字を押すと関連する別ページへ移動できるようにしたのです。これが、ハイパーリンク機能の始まりです。今では当たり前の機能ですが、これこそがWebの原点になる画期的なアイデアでした。

ティム博士は、Webサイトを見る為のソフトウェアとしてWebブラウザも開発し、技術的な仕様も含め、一切の特許を取らずに世界に公開しました。Webに関する特許を取得していれば、今頃は大儲けできていたことは間違いありません。ティム博士はWebを世界の共通財産として、それがもたらす社会的価値を重視したのです。本当に、偉大で素晴らしい科学者です。

2.HTMLとは?HTTPとは?

このHTMLHTTPというプロトコルを開発したのもティム博士です。

Webページを作成する為の、最も基本的な言語がHTMLというものです。言い換えると、情報を書く為のルールがHTMLです。HTMLは、ハイパーテキストに目印をつける言語であり、ハイパーリンク機能で関連情報を結び付けて、情報を整理するという特徴があります。

加えて、Web情報の置き場所がを示したものがURLであり、簡単に言うと、ネットワーク上の「情報の住所」であり、資料室の棚と全く同じです。

Web上で情報をやり取りする際には共通のルールが必要です。例えば、レストランで店員(=サーバー)にビールをオーダーする際、「ビールをください」と日本語でお願いしたとすれば。日本のレストランだともちろん通じますが、アメリカのレストランでは言語が異なるので通じません。Web上でも同じやり取りがあり、情報をオーダーする際に共通のルールがないと、サーバーはオーダーを理解できません。つまり、Web上で情報を受け渡しする際のルールがHTTPです

URL:Web情報の置き場所、情報の住所
HTTP:情報を受け渡しする際の共通ルール
HTML:情報の中身を書く時の共通ルール

情報をオーダーにしても、世界の情報は膨大にあります。その膨大な情報の中から、欲しい情報を探し当てるのは不可能です。ここで、情報を整理して表示をデザインするサービスのことを「Webブラウザ」と呼びます。GoogleはWebではなく「Webブラウザ」です。同様のWebブラウザとして、YahooやFirefox等がありますが、各社によって情報の整理方法や表示デザインが異なります。

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3.つまり、SEOとは?

Webブラウザはどのように情報を整理し、デザインしているのでしょうか。簡単に解説すると、次の3つのステップに分けることができます。

①クローリング:
クローラー(自動化されたロボットプログラム)がWebページ上にある情報を収集します。HTMLの中にあるリンクを発見しては、次のページへ進み、Webページを巡回していきます。クローラーが読み込むデータはサイト構成、文字情報、ハイパーリンクの有無、ページ表示速度、コンテンツボリューム等があります。

②インデックス:
クローラーがページに辿り着くと、解析(パーシング)を行います。ページ情報を処理し、検索アルゴリズムが扱いやすいデータに変換、その結果をデータベースに登録します。

③ランキング:
データベース化されたWeb情報を基に、検索アルゴリズムによってWebブラウザ上の表示順位(ランキング)が決定します。

SEO対策とは、Webブラウザ上の検索結果を上位表示させたり、より多く露出させる為の対策のことです。

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この検索アルゴリズムは時代とともに変化しますが、悪質な手法で(検索アルゴリズムをの穴を突いて)、検索結果の上位に表示させる行為としてブラックハットSEOが横行していた時代もあります。

ブラックハットSEOでは、次のような手法が行われていました。今では検索アルゴリズムの改良で、これらの手法のほとんどが無効化、あるいはぺナルティの対象となっています。非常にリスクが高いので、ブラックハットSEOに手を出すのは絶対にやめましょう

①自作自演リンク:
「被リンク数が多ければ多いほど良質なページ」という理論に基づき、リンク購入や自作自演によって、意図的に被リンクを増やす手法です。

②ワードサラダ:
対策キーワードを含むテキストをコンピューターに自動生成させ、被リンク用のホームページに設置する手法です。

③クローキング:
ユーザーが見るページと、Webブラウザのクローラーが見るページの2つを用意し、クローラーだけにSEOに特化したページを読み込ませる手法です。

④隠しテキスト:
テキストと背景を同色にしたり、文字を小さくする等して、ユーザーに読み取られないように文字数を増やしつつ、クローラーには読み取れるようにする手法です。

繰り返しますが、ブラックハットSEOは検索アルゴリズムのアップデートによっていつか必ず終焉します。

が、きちんと正攻法で、Google等のWebブラウザが重要視する根本や原理原則を理解していれば、時代の変化に左右されず、上位表示を続けることが可能になります

4.まとめ

では、今回のセッションのまとめです!

★Webは、ティム・バーナーズ=リー博士によって開発された。世界中の情報をつなげる、リンクさせるもの。

GoogleはWebではなく「Webブラウザ」Webブラウザ各社によって情報の整理方法や表示デザインが異なる。

★SEO対策とは、Webブラウザ上の検索結果を上位表示させたり、より多く露出させる為の対策のこと。

★Googleのアルゴリズムは時代とともに変化するが、原理原則を理解していれば、時代を問わず上位表示を続けることが可能になる

次回の第二弾では、SEO対策の真髄について学んでいきましょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

おわり。


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