MUP WEEK23「資産運用スキル①」
皆さん、こんにちは!ういんぐです。
今回は「資産運用スキル」についてアウトプットしていきます。
まず、資産運用という言葉を聞いてどのようなことを考えるでしょうか。自分は普通のサラリーマンで貯金もないし、資産運用なんて縁のない話...などと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、これからの時代「資産運用スキル」は誰もが必ず身に付けなければならない必須のスキルです。
今回のセッションのポイントは次のとおりです。
●預金思考ではなく、投資家思考を身に付ける
●誰でも必ず運用の原資を生み出せる
●税法を上手に活用する
では、今日も学び狂っていきましょう!!
1.実はあなたも「投資家」??
突然ですが、質問です。皆さんは「投資」をした経験がありますか?
恐らく99.999%(限りなく100%)の人が投資をした経験があると思います。ん?どういうことでしょうか。
皆さん、多かれ少なかれ、銀行に預金口座を持っていると思います。ご存知の方も多いと思いますが、皆さんの預金は銀行によって運用(企業への融資、国債・株式などへの投資)の原資として使われています。
つまり、銀行に預金をしている人は銀行を介して、間接的に投資をしているということになります。これを「間接金融」と呼びます。
一方で、一般的にイメージされる投資家は「直接金融」として、株式や債権を通じてお金を必要とする相手に直接お金を出資しています。
このように、間接・直接の差はあれ、ほぼ100%の人が「投資家」と言えるのです。その証拠に、銀行に預金をしている人は(ごく僅かですが)「利息」として、定期的に配当を受け取っているはずです。
2.貯金をするほど貧乏になる
「将来に備えて貯金をしなさい」という言葉を、小さい頃から耳にタコができるほど聞かされてきたと思います。
実は、貯金をすればするほど貧乏になります。
銀行にお金を預けるメリットとして、皆さんが教わってきたことは次のようなことではないでしょうか。
【貯金をすることのメリット!?】
●貯金をすれば利息がついて必ず増える
●元本が保証される
●自由に引き出せる
●安全に保管される
実は、これらは全て嘘です。一つ一つ、その理由を考えてみましょう。
貯金をすれば利息がついて必ず増える?
今現在、期間1年の定期預金の金利は0.02%ほどです。1年間、銀行に100万円を預けても、(税金を差引き後)160円しか増えません。ATMでお金を引き出す際、1回でも手数料を取られてしまえば、高い確率でマイナスになってしまいます。
元本が保証される?
仮に預金先の銀行が破綻した場合、預金保険によって保証される元本は預金者1人あたり1,000万円までです。
自由に引き出せる?
金融資産の引き出しを制限する預金封鎖は、戦後の日本やアルゼンチン、ブラジルなどで実際に行われた政策です。
安全に保管される?
常にインフレリスクに晒されているので安全とは言えません。極端な例ですが、ドイツでは1918〜23年の5年間で物価が1兆倍になるという天文学的なハイパーインフレに陥りました。
つまり、貯金をしておけば大丈夫という「預金思考」の場合、リスクはあっても、リターンはありません。一方で、「投資思考」の場合、リスクもありますが、リターンもあります。
この話を聞くと、今の時代、投資思考しか選択肢にあってはいけないということが理解いただけると思います。
貯金をするほど貧乏になるとは、まさにこういうことです。
3.マネーマネジメントスキル
ここまで、資産運用の必要性をお話してきましたが、そもそも「貯金すらも難しい...」という方も多いのではないでしょうか。
そういった方は、自分のお金を管理するスキル「マネーマネジメントスキル」を身に付けるようにしましょう。
一番重要なことは、Lifeポートフォリオを組むということです。このポートフォリオができていないと、収入以上に出費をしてしまうということになりかねません。
ポートフォリオを組むとは、予め何にお金を使うのかという内訳を設定することを言います。例えば、月収30万円(手取り24万円)の会社員の場合、次のように「NEEDS(生活費)」「WANTS(自由に使うお金)」「SAVING(貯金)」のポートフォリオを組みます。
貯金と聞くと、普通だと「WANTS」を節約してお金を捻出しようと考えてしまう為、どうしても貯金=ストレスと感じてしまう人が多いのではないでしょうか。
しかし、「NEEDS」も「WANTS」も現状のまま、収入を増やすことなく「SAVING」を2倍にする方法があったらどうでしょう。実は、「ブーメラン税」というカラクリを使えば、これができてしまいます。もちろん、合法ですので安心してください。
例えば、サラリーマンで給与が30万円の場合、税金(所得税、住民税、社会保険料)が差し引かれ、手取りは24万円程度になります。その24万円から家賃や生活費などを賄い、貯金できるお金が5万円になると仮定しましょう。
ここで言う「ブーメラン税」とは、サラリーマンの給与に加え、個人事業主となる(副業をする)ことによって得られる節税メリットを指します。
個人事業主になると、事業を行う上で様々な出費(家賃、交通費、接待交際費など)が発生しますが、これらの出費を「コスト」として税金を差し引く前の収入から控除することができます。
すると、課税対象となる「利益」を圧縮することができ、結果的に支払う税金を減らし、貯金に回すことのできるお金を2倍に増やすことができます。
このように、個人事業主となることで、日々の生活に不可欠な「NEEDS」や「WANTS」を我慢せずに、投資の原資を確保することができるようになります。
税法は国民全員のためにありますが、税法を活用するには金融教育が不可欠であるということをしっかりと理解しましょう。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は資産運用スキルの前段についてお話をしてきました。次回以降、具体的なスキルの内容についてアウトプットしていきます。
では、今回のセッションのまとめです!
★貯金だけでは資産は目減りする一方。資産運用スキルは全員が身に付けるべき必須のスキル。
★投資の原資を生み出すには「Lifeポートフォリオ」をしっかりと組む必要がある。
★「ブーメラン税」を活用することで、日々の生活に必要な出費を我慢することなく、原資を生み出すことができる。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
おわり。
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