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Instagramのリピーター獲得方法(シリーズ最終回)

皆さん、こんにちは!ういんぐです。

これまで、インスタグラムの基礎、運用方法、システムに関してお話をしました。まだご覧になっていない方はシリーズ第1回〜3回を是非ご一読ください。

今回はインスタグラムのシリーズ最終回として、リピーターの獲得方法についてアウトプットをしていきます。

新規獲得も重要ですが、リピーター対策も両輪で行う必要があります。新規のお客様をリピーターにしていかない限り、全体数は伸びていかないからです。

1.リピーター対策もインスタグラムで

どんなビジネスでも、インスタグラムを使えばリピーターの獲得はそれほど難しいことではありません。

意外に思われるかもしれませんが、レストランであれば料理の味や、美容院であればカットの上手さなど、リピートする理由においてそれほど重要なウェイトを占めていません。

あるTV番組の実験では、高級なイタリアンレストランで、お弁当用のミートボールを出しても92%の顧客が気付かない。

また、美容院でも80%の顧客が、何となくという理由でお店を変えているという調査があります。

リピーターの獲得で重要なのは、料理の質を高めることでも、カットのスキルを高めることでもありません。

顧客がインスタグラムでタグ付け、ハッシュタグでお店のことを発信してくれることこそが、リピーター獲得に必要なポイントです。

2.インキュベートの法則を活用する

例えば、顧客がタグ付けをしてコンテンツを投稿してくれると、DMに通知が来て記録が残ります。

これらの顧客リストをエクセルで一元管理し、定期的にアクションしていきましょう。アクションとは、来店当日のお礼のDMであったり、月次での顧客投稿に対するコメントなどです。

こうした運用を行うことで、インスタグラムのアルゴリズムが顧客との関係値が深いと判断してくれます。

そうすると、投稿やストーリーが上位表示されるようになり、より顧客に見てもらいやすくなります。つまり、継続して顧客にリーチができ、忘れられにくいというメリットがあります。

「インキュベートの法則」を聞いたことがあるでしょうか。これは、21日間継続したことは習慣化するという法則です。

最初のうちは、意識的にやっている状態ですが、21日間に近づいていくにつれて、無意識の中でやっている状態になっていくということです。

顧客との関係も全く同じことが言えます。継続して顧客に働きかけていくことで、無意識の内に、親しみを感じてもらえるようになります。

3.オフラインへの誘導も忘れずに

とはいえ、「リアル」での交流も非常に重要です。

例えば、社内のスタッフや従業員だけでクリスマスパーティーや忘年会を開催していないでしょうか。

もしそうであれば、是非とも顧客を交えてイベントを開催してください。

インスタグラムで日頃から交流があると、顧客にとっても参加への心理的ハードルが下がります。

OMO(Online Merges with Offline)という言葉がありますが、今後は、オンラインとオフラインを連携させていく取り組みが、より重要さを増す時代になります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

シリーズ第1回〜4回にかけて、インスタグラムの基礎から運用、リピーターの獲得まで学んでいただけましたか。

実際に会ったことがなくても、日常的にインスタグラムの投稿を見ていると、どんどん親しくなり、まるで友達のような関係になる。これが、インスタグラムの最大のメリットです。

インスタグラムを上手に活用して、コミュニティの輪を広げてください。そうすれば、自然とファンが増え、集客にも繋がっていきます。

では、今回のセッションのまとめです。

リピーターの獲得で重要なのは、料理の質を高めることでも、カットのスキルを高めることでもない、顧客がインスタグラムでタグ付け、ハッシュタグでお店のことを発信してくれることこそが、リピーター獲得に必要なポイント。

顧客との関係値を深めることで、投稿やストーリーが上位表示されるようになり、より顧客に見てもらいやすくなる。継続して顧客にリーチができ、忘れられにくいというメリットがある。

オフラインへの誘導も大切。インスタグラムで交流のある顧客とイベントを開催し、リアルな世界でも関係を構築する。

おわり。




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