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【読書記録】恋を、29粒

タイトル:恋を、29粒
著者:喜多嶋隆

誰のもとにも、恋はふいにやってくる。学校や仕事場など日常の一場面で、またあるときは旅で訪れた異国の地で―。合宿先でのひと夏の出逢いがくれたもの。同じ夢を追いながら、道を違えた二人が再会したとき選ぶ道。愛を失いかけたとき、再びそれに気づかせてくれたもの…。湘南、ハワイなどを主な舞台に、様々な恋のきらめきと切なさを写しとった29編のショート・ストーリー。
Amazonより引用

タイトルの通り、29編のラブストーリー集です。
1編5分ほどで読める質量なので、昼休みや就寝前に読むのにちょうどいいかなと思い読んでみました。

以下感想です。
ネタバレに配慮はしていますが、心配な方は引き返してください。

最初の数話を読んだ時点で「これは好みがハッキリ分かれそうな本だな」という印象でした。

ちなみに私はしっくり来なかった方です。
29編ありますが「登場人物をシャッフルしてもストーリーに変化が無さそう…」と思ってしまいました。

そういう部分もあり私は「淡々としていて少し物足りないな」と感じましたが、そのさりげなさを好ましく思う方もたくさんいると思います。
実際恋愛におけるドロドロ要素は無く、全編通して温かく爽やかだったので「良い話だったなー」と思わされる場面は多かったです。

1編が短い分ネットの試し読みでも合う合わないが分かりやすいと思うので、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。

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