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「パリ13区」

 「パリ13区」を観たので感想を。ジャック・オディアール監督の作品はあまり観る機会がなかったのですが、「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマが脚本を手がけノミエ・メルランも出ていたので。ともするとゾンビとかホラーに偏りがちなため、たまには恋愛映画でも観るかというのもありました。
 モノクロのパリを舞台に描かれる現代の若者たちの恋愛群像劇。バラバラだった人々が繋がったり離れたり、悩んだり笑ったり怒ったりしながら思ってもみなかったラストへ。監督がスカウトしたという台湾系のエミリー役のルーシー・チャンはこんな子いそう!と思わせるリアルさがあったし、ノミエ演じるノラとアンバーが次第に心を通わせていく様子は胸が高鳴りました。(最初は半裸だったアンバーがだんだん服を着ていく描写も好き。)愛してないで始まり、愛してるで終わるのもお洒落。
 最近「結末を知ってから映画を観たい」という人が多いと聞いて寂しい気持ちになったのですが、人生も映画もどう転ぶか分からないからこそ大変でも面白いのでは?ということを再認識させてくれる作品でした。

 一応パリ繋がりということで、最近買ったA.P.C.のカセット柄Tシャツをパールのネックレスと合わせてみました。やや大きめなので、ギンガムチェックのワンピースと重ねても良さそう。そういえばグレーに赤いロゴでウルトラマンカラーでもあるな、と見出し画像のサンマルクで食べたウルトラマンチョコクロを見て思いました。パッケージだけで、中は普通のチョコクロなんですけどね。

 こちらはカセットモチーフ好きのお友達の影響で、つい回してしまったカセットテープのポーチガチャ。純喫茶ミニチュアコレクションの第三弾は名古屋の喫茶店で、大好きなコンパルのエビフライサンドを一発で引けて嬉しかったです。両方とも上野駅の3階の上野ランドにて入手しました。ガチャ好きはぜひ行ってみてください。