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ベスト映画2022


 今年最後に映画館で観た映画はA24作品アレックス・ガーランド監督「MEN 同じ顔の男たち」でした。その感想とベスト映画を軽くメモしておきます。

 主演のジェシー・バックリーが好きなので楽しみにしていたし、美しい森の映像と不穏な空気の対比やどこまでもついてくる有害な男性性をホラーとして描いたのはいいのですが・・・。見せなくていいものを延々と見せられ、見せて欲しいものを見せてくれなかったラストにモヤモヤしたものを感じてしまいました。追い込まれるにつれ、むしろ冷静さを取り戻していくジェシー・バックリーの演技はとてもよかったです。

 さて、今年特に印象に残ったのはこちらの5作品。順位はそんなに差がないのでつけていません。
「秘密の森の、その向こう」ほぼ二つの家を行ったり来たりするだけなのに、ちゃんとファンタジーとして成立していて素晴らしい。
「TITANE /チタン」フランス映画ってたまに予想をはるかに超えた強烈な作品が出てくるから面白いなと思います。圧倒的な熱量とまさかの展開に驚かされました。
「犯罪都市 THE ROUND UP」色々大変だった下半期に元気をくれたマ・ドンソク兄貴はやはり最高。
「PLAN75」老いについて考えさせられた年でもあったので。若い方にもぜひ観て欲しい。
「X エックス」老い×ホラーというのが斬新。続編も期待しています。

 今年は映画館で観た作品が例年に比べて少なかったので来年は増やしたいと思います。2023年はパク・チャヌク「別れる決心」、ミシェル・ヨー姉さん主演のカンフー×マルチバースという既に意味が分からない「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、マーティン・マクドナー監督「イニシェリン島の精霊」、ポール・ヴァーホーヴェン監督「ベネデッタ」など観たい作品が目白押しで楽しみです。

 ついでに年末のことも。下北沢のカルパシでカレー&スパイスジェラート納め。海老の山椒ネパールカレー、見出し画像左のカシアダークチェリーとフェネグリークラムレーズンが絶品でした。

 昨日は大東京卸売市場へ買い出しに。前回気になったとんかつのお店「豚様」でお昼を食べてから、マグロの柵やすき焼き用のお肉や卵などを買いました。

新しく中華家庭料理のお店がオープンしていて、ちびっ子が賄いを食べていたりするアットホームな雰囲気に和みました。

純烈は銭湯だけでなく市場にも来てくれるんですね。場内は賑わっていましたが、築地やアメ横ほど混雑はしていないので買い物しやすかったです。

最寄りの府中本町駅は、競馬をやっていないとガランとしていて不思議な感じがしました。
 買い出しと換気扇の掃除も終わったので、美味しかったものと今年の総括で年内最後の更新にしたいと思います。皆様お忙しいでしょうが、気が向いたらお読みください。